「なぜアメリカで育った若者が、このような暴力に訴えたのか・・・」ボストンのマラソン大会を狙った爆破テロ事件で逃走していた容疑者が拘束されたことを受けて、オバマ大統領は、犯行の動機など早期の全容解明への決意を語った。長年、アメリカで暮らし、学校に通っていたというロシア南部出身の容疑者の兄弟。普通に暮らしているように見えた隣人がテロリストになるという事態に、アメリカ社会は改めて大きな衝撃を受けている。2001年の同時多発テロ事件以来、強化してきたテロ対策の網目をくぐる“新たなテロ”をいかに防ぐのか。事件の背景と、アメリカが突きつけられた重い課題に迫る。
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