ミャンマーで民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏が27年ぶりに来日。長年続いた軍事政権による独裁から民主化へと舵を切り、今、大きく国の姿を変えようとしているミャンマー。しかし、軍部をはじめとする旧体制がいまも政治に大きな影響力を持ち、民主主義の実現はまだ道半ばである。去年から議員として政治に参加しているスー・チー氏は、改革を進めるため、これまで敵対していた軍や与党に急接近する現実路線を打ち出している。軍に取り込まれたのではないかと危ぶむ声も聞かれる中、国の将来をどう切り開こうとしているのか。スー・チー氏の揺るぎない信念に、単独インタビューで迫る。
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