5月7日、ロシア大統領に再び就任したプーチン氏。就任前から北方領土問題の解決に意欲を示したことで、今後の領土交渉の進展が注目されている。戦後67年にわたって進展しなかった日ロの領土交渉。特にここ数年は、「四島返還」の原則論のもとロシアの譲歩を迫る日本側と、そうした態度にいらだちを募らせ、交渉打ち切りさえも示唆するロシア側という、“最悪の関係”であったことが、NHKの独自取材により明らかとなった。平行線に終わった過去の領土交渉から何を学び、今後の交渉につなげたらよいのか。独占入手した北方領土の最新映像や交渉の進展を見守る根室の元島民たちの現状なども織り交ぜて北方領土問題を多角的に分析し、今後を展望する。
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