経済の縮小・景気の後退。更に今後、生産人口の減少が進む中で、閉塞状況を打開する為の起爆剤として今注目されているのが、女性。特に、雇われるのではなく、自ら事業を起こし経営者となる、女性の「起業」に、世界中で大きな期待が集まっている。これまで結婚・出産・育児・介護などで仕事を続けられなかった女性たちが、自ら起業することで、自由に時間や働き方をコントロールして働き続けることができ、それによって内需が拡大され、経済や社会に大きな影響を与えると指摘されているのだ。顧客目線で新たなビジネスやイノベーションを生み出す商品・市場開発力。そして、戦力になりにくいとして敬遠され埋もれていた女性を積極的に雇う、雇用の創出。更には、硬直化した産業や企業の活性化など、様々なインパクトをもたらす女性起業家。その必要性と可能性を探る。
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