来月、防衛省・自衛隊は国の防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」いわゆる「防衛大綱」を6年ぶりに見直す。その中で大きな柱の一つになると見られるのが九州・沖縄地方の「離島防衛」だ。自衛隊は、時代の要請の中で「冷戦下の北方対策」から「テロ対策」へと運用の重点を移してきたが、今回の大綱では、中国の軍事力の近代化などを受け、「南西シフト」に大きく舵を切る方向なのである。番組では、「南西シフト」を担うとされる最前線の部隊や幹部への密着ルポを通して、変貌する自衛隊の姿を活写する。そして、これからの時代の防衛力整備はどうあるべきなのか検証していく。
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