この夏、局所的に突然発生する”ゲリラ豪雨”が日本各地で猛威を振るっている。神戸では豪雨で急激に増水した川に子どもらが流され5人が犠牲となった。東京でも下水道工事中に天気が急変し作業員5人が流されて亡くなるなど、深刻な被害が相次いでいる。今回の事故を受け、防災科学技術研究所は、東京の豪雨を詳しく分析。事故現場の付近で、湿った海風が重なり合い、極めて狭い範囲に豪雨を降らせていたことを突き止めた。さらに、実験によって、都市が発する熱や水蒸気が、極端な大雨をもたらす可能性も浮上している。予測不能の”ゲリラ豪雨”からどう身を守るのか。携帯電話を使った避難訓練も始まっている。この夏の気象異変に迫るとともに、対策のあり方を検証する。
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