中高生の大多数が持つ携帯電話。パケット定額制の普及により頻繁にネットに接続する子どもたちが、今様々な犯罪に巻き込まれている。国民生活センターに寄せられる子どものネット被害は年間2万件。音楽の無料ダウンロードサイトからアダルトサイトにつながり、高額な料金を請求される手口、交流サイトを通し、性犯罪や恐喝に巻き込まれるケースなど、子どもを狙う手口が日々巧妙化している。被害を防ぐ為、携帯電話会社は、有害サイトにつながらないサービスの利用を呼びかけ始めた。またPTAが中心となり、子どもが利用する携帯サイトに不適切な書き込みがないか、パトロールする地域も出ている。増える子どもの被害をどう防ぐか。課題を検証する。
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