11月26日早朝、日本の探査機「はやぶさ」が世界初のミッションに成功。地球から3億㎞離れた小惑星「イトカワ」に着地し表面の岩石サンプルの採取を行なった。サンプルからは、太陽系の成り立ちを解き明かす貴重なデータが得られると世界中の科学者達から期待が寄せられている。 この世界初のミッション成功を支えたのが、下町の零細工場につとめる技術者たちだ。オーダーメードの部品を高い精度で作る職人技が日本の宇宙開発を支える原動力となった。H2Aロケット打ち上げの失敗などの逆風の中で行なわれた「はやぶさ」ミッションの舞台裏を紹介し、日本の宇宙開発のあるべき姿を探る。
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