今、フィッシング詐欺と呼ばれる新手のネット犯罪が急増している。金融機関やプロバイダーなどの公式電子メールを偽装したメールを送りつけ、クレジットカード番号など個人情報を釣り出すように聞き出すという手口。
日本では去年11月から報告が急増したこの詐欺は、去年アメリカで爆発的に広がって170万人が被害に遭い、知らぬ間に口座から金を引き落とされたと言った被害額は12億ドルに上る。日本でも、今後被害の拡大が懸念され、経産省など関係省庁が対策に乗り出し始めたが、有効な防御手段が乏しく、アメリカでは巧妙化する手口と対策のいたちごっこが続いている。
個人情報を守るにはどうすればよいか?フィッシング詐欺の実態と対策を取材する。
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