今、企業の間で、社員1人ひとりの行動を厳しくチェックする動きが広がっている。背景にあるのは相次ぐ個人情報の流出事件。その多くは企業内部の関係者が関わっていたと見られているためだ。個人情報の流出は、企業の信用を失墜させ、また大きな経済的損失を招くため、その防止は、企業にとってまさに死活問題となっている。
さらにこうした動きを後押しするのが、情報流出防止ソフトの開発競争。社員がパソコンをどのように操作したかを克明に記録するなど最新技術が次々と登場している。中には、こうしたツールを社員の業務効率化に利用する企業も出てきた。番組では広がり始めた企業の情報流出対策を検証する。
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