過去最高水準で推移する原油価格。大型ハリケーンの影響もあってニューヨークの先物市場で1バレル50ドルに迫っているのをはじめ、ロンドン市場でも取り引き開始以来の最高値を更新した。
9月15日のOPEC総会では、1日百万バレルの増産が決まったが、高騰を抑えることはできなかった。今回の空前の原油高騰は、OPECの供給余力が限界にきている事に加え、中国等で原油の需要が急増した事や、ヘッジファンド資金の大量流入が背景にあるとされる。日本経済においても、今月から更にガソリンの値段も上がり、燃料や原材料価格への影響が出始めている。
原油高騰の背景と日本経済への影響を明らかにし、今後の対応策を探っていく。
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