2020年06月24日 (水)
品種は「ゲキカラ」!?みんなで作る唐辛子『浪江町』
「福島民報社」と協力しながら、地域の情報や頑張っている人を紹介する「ふるさとツアーズ3」。
きょうは『浪江町』で、町民参加の「一味唐辛子づくりプロジェクト」の話題をお届けしました。
詳しく教えてくれたのは、「一般社団法人まちづくりなみえ」の今野 聡さんです。
この「唐辛子プロジェクト」には、賛同した70組以上の住民や事業者が参加。
町に帰還し住んでいる人を中心に、避難先と町を行き来する人、復興関係で町にいる若い人や外部の人など「復興の力になりたい・町を盛り上げたい」という人たちが、各自の家庭菜園やプランター、畑などで、唐辛子を育てています。
ここからが、このプロジェクトのすごいところ!
個人で育てた唐辛子を法人に納品し、集めたたくさんの唐辛子を「一味唐辛子にしてしまおう!」というのです。
(引地さん:「ええー!?個人の唐辛子が、一味唐辛子に変わるの?」)
「町民みんなで作る一味唐辛子」。
「ここに、私の家で育てた唐辛子が入っているんだ!」と思うと、なんだかいとおしくなってしまいますね。
ちなみに、育てる苗は「ゲキカラ」という種類。名前からして辛そうではありますが、今野さんによると「甘やかして育てると、甘さが増す」ようです。笑
きょう現在、高さは50センチ近くに。いま、小さな緑の実がなり始めています。
ことしの夏、町にオープンする予定の道の駅に、秋ごろに商品として並べられたら…と計画する今野さん。一日も早く、多くの皆さんの口に入ることを願っています。
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そして、次におじゃまするのは、こちらです!
『喜多方市』です!どうぞお楽しみに。
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:11:22