2019年09月25日 (水)
次はいったい、何が出てくるでしょう「川俣町」 @佐藤彩乃
毎週火曜日にお届けしている“ふるさとツアーズ3“。
「福島民報社」と協力しながら、地域の情報や頑張っている人を紹介しています。
今回は、川俣町の話題をお届けしました。
古民家「高橋家」を修繕し、
町民が利用できるコミュニティースペースとして再利用しようとしている「高橋家住宅保存会」について、
中心メンバーの木暮典子さんに話を伺いました。
(引地さん:「高橋家って、どういう建物なんですか?」)
木暮さんによると、高橋家住宅は江戸時代からある古い民家で、長い敷地の中に建てられています。
元々は商家で、通り庭や中庭があり、20畳程の居間がメインの部屋になっています。
加えて、和室や板の間、中二階の部屋…など、出るわ出るわ、たくさんの部屋。
さらに、離れの座敷や土蔵の3階建ての蔵があることからも、相当広いことが想像できます。
もともと、この住宅には、美術の先生をしていた90代の女性が住んでいました。
その女性が生前口にしていた
「この建物を残して、人が集まるような場所にしていければ…」という意思を継いだ木暮さんたちは
「高橋家住宅保存会」を結成。10人ほどで活動しています。
片づけをしていく中で、びっくりすることがあると木暮さんは話します。
木暮さん:「歴史ある建物なので、中には“これはなんだろう?”というものがたくさん出てきます。
年配の方に聞いてみたところ、海軍兵が使っていた弁当箱が出てきたこともあったのですよ」
それを聴いた引地さんは「すごい!僕も高橋家の人になっていろいろなものを見つけたい!」と大興奮!(笑)
まるで、当時にタイムスリップしたような感覚を覚えそうです。
高橋家住宅は、月に一度、一般開放をしています。
来月は、川俣町で44年前から開催されている中南米の民族音楽のお祭り
「コスキン・エン・ハポン2019」のサブ会場として開放されます。
10月13日(日)、午前10時から午後5時までで、入場無料です。
詳しいことは、「高橋家住宅保存会」のSNSをご覧ください。
そして!次回の「ふるさとツアーズ3」は、この市町村の話題です。
『下郷町』です!次回放送予定は、10月1日(火)です。どうぞお楽しみに!
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:14:38