2019年08月21日 (水)
新たな"第3の居場所"作りを目指して「白河市」
毎週火曜日にお届けしている“ふるさとツアーズ3“。
「福島民報社」と協力しながら、地域の情報や頑張っている人を紹介しています。今回は、白河市です。
白河市で高校生や町の人々が集うコミュニティカフェ「EMANON(エマノン)」を運営している青砥 和希さんに、電話で話を聞きました。
「EMANON」は、以前こでらんに5の放送でも紹介した“高校生びいき”のカフェ。メニューの割引はもちろん、なんと、食事を注文しなくてもカフェにいてOKという、なんともうれしい特典があるのです。
このカフェを作ったきっかけは、矢祭町出身の青砥さんが学生時代に感じたことでした。
「白河地方には大学がなく、そのため進学する子はみんな県外に出ていく。地元の高校生たちにとって進路の相談をしたりする身近な先輩たちが少ないんです。そうした子たちが同世代や先輩たちと集まれる場所を作りたい、学校、家以外の3番目の居場所を作りたいと思って作りました。」
カフェの運営が軌道に乗りはじめ、ことし、青砥さんたちは新たなチャレンジを始めました。それは「白河市にゲストハウスをつくろう」というもの。
高校生たちの居場所の次は、そこから一歩進んで、県外に出た大学生や、外から白河を訪れる若い人が気軽に泊まれる施設を作ろうと計画しているのです。クラウドファンディングにも挑戦し、目標額の1.4倍をの寄付が集まりました。来年1月の完成に向けて、着実に計画を進めています。
青砥さんたちが取り組む“若者の第3の居場所作り”は、まだまだ続きます。
詳しくは一般社団法人「未来の準備室」0248-57-4067までどうぞ。
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そして!次回の「ふるさとツアーズ3」は、この市町村の話題です。
『二本松市』です!またまた中通り連続記録更新!!笑
(引地さん:「次回抽選は、左手で引きます…右手が中通りを呼んでいるんだ…きっと」)
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:15:14