2019年04月23日 (火)
地域の人たちと「こころ」通わす場所を『泉崎村』 @佐藤彩乃
今月から、毎週火曜日にお届けしている“ふるさとツアーズ3“。
「福島民報社」と協力しながら、地域の情報や頑張っている人を紹介しています。
きょうは「泉崎村」の話題をお伝えしました。
白河市の隣にある泉崎村は、
東北自動車道と国道4号線が通り、交通の利便性がよい場所。
毎年、桜の時期には樹齢230年を超える“しだれ桜”をはじめ、
3000本ほどの桜が楽しめます。
そんな泉崎村には、季節の野菜や果物、卵の販売を、
地域で暮らす障害者のみなさんと一緒に取り組んでいる施設
「直売・カフェ こころや」があります。
きょうは、「こころや」の所長、鈴木寛(すずき・ひろし)さんに伺いました。
「こころや」では、生活を営む上で一番大切な「食」をテーマに、
白河市や矢吹町など、県南地区で作られた
農薬や添加物の少ない農産物、加工品を作ったり、販売したりしています。
鈴木さんイチオシの野菜は「トマト」!冬に入荷する糖度の高いトマトが大人気だそうです。
「こころや」には、おいしい商品を提供するほかにも、大事な使命があります。
それは「障害のある人たちが、地域の人たちとふれあって仕事をする機会を作り出す、
社会参加のきっかけを作る」ということです。
「こころや」で働いたスタッフが店を卒業し、一般企業に就職しているとのことで、
鈴木さんは、久しぶりに訪ねてきた卒業生が「頑張ってやっている!」という報告を聞くのを
うれしく感じているそうです。
鈴木さんは「これからも、日々の生活に欠かせない”食“の大切さを地域の人たちに伝え続け、
それを支えていく仕組みづくりに力を入れたい」と語ってくれました。
<農産物直売所「直売・カフェ こころや」>
営業時間:直売所/午前10時~午後6時、カフェ/午前11時~午後2時
定休日:日曜日
アクセス:車の場合は東北自動車道・矢吹ICから10分ほど
電車の場合は、JR泉崎駅から徒歩で15分ほど
問い合わせ:電話 0248-53-5568
そして!次回の「ふるさとツアーズ3」でお届けするのは・・・!じゃじゃーん!
【郡山市】の話題です!どうぞお楽しみに!
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:20:36