2020年08月24日 (月)
放送、再開~!&福島大生の「モモの研究」とは?
こでらーの皆様、大変ご無沙汰しています!佐藤彩乃です。
大相撲や、高校野球の甲子園交流試合の中継などのためお休みしていた『こでらんに5』は、およそ1か月ぶりの再開となりました。
またどうぞ、よろしくお願いします。
メッセージのテーマは「夏のうちにやっておきたいこと」。
もちろん、テーマ以外のメッセージも、お待ちしています。
この1か月の近況報告なども、大歓迎!気軽に送ってくださいね。
ぜひ、一緒に番組を盛り上げいきましょう♪
* * *
県内の食にまつわる取り組みを紹介する「んめぇ~なふくしま」では、
福島大学 食農学類2年生の髙田優花さんに「モモ」の研究について聞きました。
高田さん、モモのことを紹介してくれるということで「桃色のつなぎ」を着ての登場☆
(月曜パーソナリティー・ぺんぎんナッツのふたりと、食農学類の皆さん)
「食農学類」というと、2年前、福島大学に新たに設置された学類(大学の「学部・学科」のようなものです)。
農学の基礎知識を座学で学ぶのはもちろん、農場実習で米やカブなどを育てたり、福島市の果樹研究所で、桃の栽培法や病害虫の対策方法についても学んだりしているそうです。
そんな髙田さんに教えてもらったのは、モモに関する豆知識!
「福島のモモはとてもおいしい!」ということは、感覚ではわかっているつもりですが、どういうことでしょう?高田さんは…
「食農学類では、桃の美味しさを「科学で証明」しています。
福島の桃は、甘さの成分が他県とちょっと違うことが分かっているんです。
モモに含まれているソルビトールという甘さ成分が、グルコースという糖よりも上回っています。
ソルビトールはグルコースよりもカロリーが控えめ!
さらに、虫歯菌はグルコース(糖)を食べて増えますが、ソルビトールは虫歯菌が食べないので、口の中に菌が増えにくいのです。
つまり、福島の桃は、カロリー控えめで、虫歯になりにくいと言えるのです!!」
これには、スタジオのぺんナツのふたりもびっくり!
それを聞いて「虫歯になりにくいなら、歯磨きしなくても大丈夫かな…」
とつぶやく、いなのさん。
高田さんは「理論上はそうなりますね!」と答えてくれましたが、
歯磨きは、健康のためにも大事です。笑
さて、高田さんたちがモモを使って作ってくれた料理は、こちら。
「ピーチパンナコッタ」です!(写真下)
「ピーチバウムクーヘン」(写真上)も一緒に持ってきてくれました
[ピーチパンナコッタ(5人分)]
~材料~
◆桃のコンポート
・桃…2~3個 ・水…400㎖ ・砂糖…100g
◆パンナコッタ
・牛乳…100㎖ ・生クリーム…200㎖(1パック) ・砂糖…30g
・ゼラチン…5g
(ステップ1)桃のコンポート作り
①桃をよく洗ってから半分に割り、スプーンなどで種を取り出します。
②分量の水に砂糖を溶かしたものを鍋に入れ、桃がつかるように入れます。
③中火で10分~15分煮てから、蓋をしたまま冷まします。
冷めたらボウルなどに移しておきます。
(ステップ2)パンナコッタ作り
①鍋に牛乳、生クリーム、砂糖を入れて中火にかけます。
②沸騰したら火を止めて、ゼラチンを振り入れ溶かします。
③とろみがつくまで冷ましてから、器の6分目あたりまで入れ、
冷蔵庫で30分ほど冷やしておきます。
(ステップ3)仕上げ
①あらかじめ冷やしておいたパンナコッタに、コンポートした桃の皮をむき、
お好みの形に切って乗せます。
②ピーチパンナコッタの出来上がり♪
もちろん、そのままでも十分楽しめる「モモ」ですが、
ひと工夫して、さらにリッチな味わいを体験してみるのはいかがでしょうか。
髙田さん、食農学類の皆さん、これからも研究、頑張ってくださいね!
~♪きょうの音楽♪~
・ Sunshine Girl / moumoon
・ Venus / Bananarama
・ 学園天国 / フィンガー5
・ 高嶺の花子さん / back number