こんにちは。イベント担当の河原田です。
かつてNHKでは「新日本紀行」という日本各地の原風景をめぐる紀行番組を放送していました。
現在は、総合テレビのNHKアーカイブス「新日本紀行ふたたび」で、番組で訪れた場所を再度訪れ、
当時との歴史比較を行いながら放送を行っています。
4月15日(日)に、「新日本紀行」の上映会を二本松市安達文化ホールで開催しました。
上映会を開催するきっかけとなったのは、浪江町から本宮市の仮設住宅に避難をされている方から、
NHKに宛てられた一通のお手紙でした。
「新日本紀行は、40年前の歴史と、古き良き時代の浪江町の記録であり、
浪江町民に映写会をして見せたいと思っております。
浪江町の行方が分からない状況にある避難町民が元気になります。(抜粋)」
NHKでは、この声にお応えして、かつて浪江町を取材した2つの「新日本紀行」と
今年3月に放送した「新日本紀行ふたたび」の上映会を開催することにしました。
会場では、次の番組を上映しました。
新日本紀行「あんばさまの浜~浪江町・請戸~」(1981年)
新日本紀行「サーカスの来る頃~福島県・浪江~」(1973年)
新日本紀行ふたたび「安波祭に込めた願い~福島・浪江町」(2012年)

お越しいただいたお客様の中には、津波でお亡くなりになったご主人の姿を
番組の中で見ることができて、とても嬉しかったという方がいらっしゃいました。
そのほか、ご来場の皆さまがそれぞれの思いを胸にご覧いただいており、
懐かしむ気持ち・嬉しい気持ちもありつつ、未だに立ち入りのできない故郷を思うと
複雑な気持ちを感じている方もいらっしゃいました。
ゲストとして、民俗学がご専門で東北に詳しい福島県立博物館館長の赤坂憲雄さん、
浪江町の馬場有町長と、今回お手紙をいただいた方のご家族である紺野宏さんにお越しいただき、
ステージでかつての浪江町の思い出や復興に向けての思いなどをお話しいただきました。

今回の上映会が、ご来場いただいた浪江町の皆さんに少しでも喜んでいただけたのであれば嬉しく思います。
イベントの模様は、放送でご紹介いたします。
4月22日(日)午後1時50分~午後3:00<総合テレビ>
NHKアーカイブス 「新日本紀行が見つめた福島・浪江~故郷を追われた人々は今~」
また、福島県内向けに、
5月1日(火)午前8時15分~9時50分に総合テレビで再放送を行い、
「あんばさまの浜~浪江町・請戸~」(1981年)と
「サーカスの来る頃~福島県・浪江~」(1973年)をノーカットで放送します。
ぜひご覧ください。