隊員日誌

2021年03月11日 (木)

みなさん!"いま"の福島を見てください♪@丹野なな子

 

「こでらんに5W(ダブリュー)」、丹野なな子です。

 

水曜日の「こでらんに5」は“W”として、

田中・丹野コンビが担当!

(同世代コンビ 笑!)

 

今年度最後の水曜日の放送、

そして、

この組み合わせでの最後の放送でもありました。

 

巡り合わせの“妙”とでもいいましょうか、

いつもは福島県に向けに放送しているものが、

全国の広い範囲に

「にっぽん列島夕方ラジオ」として、

届けられました。

 

丹野にとっては、番組の卒業制作…。

福島への愛情を、たっぷりこめた放送でした。

 

きょうは時折やってくる(?)

「ふくしまクエスト」が2つの

ダブルクエスト!

 

前半では、

福島県浜通りの相馬市にある

松川浦の「アオノリ」について。

 

後半では、

「災害時、

ペットとどう向き合えばいいのか」について、

お伝えしました。

 

まずは、前半の「アオノリ」。

 

スタジオには、

番組の準レギュラー、

福島市公設地方卸売市場の山下明彦さん。

山下さんは、水産物の担当です。

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市場の山下さん:

『日本人の魂を揺さぶる香りと、

独特の食感が心地よい“アオノリ”。

10年前の東日本大震災から、

少しずつ福島の生産地が復活しています!』

※手元は、生アオノリ・1キログラムのパック!

 

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※試食は、「かきあげとみそ汁~♪」

 

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※かきあげは、

“シンプルなもの”と

“玉ねぎと合わせたもの”2種

 

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※緑色が美しい~

 

恒例となっている

“田中アナウンサーこん身の試食”の後。

 

「アオノリ」の生産者と電話をつないで、

震災後のアオノリ養殖にかける思いを伺いました。

相馬市松川浦のノリ漁師、山下博行さんです。

 

漁師の山下さんは、

40年間会社勤めをしながら、

休みの日などに家業のノリ養殖を手伝い、

定年退職後、

コメ作りとノリ養殖を行う“半農半漁”の生活に。

 

10年前の大震災では、

養殖の漁場の地形が変わるほどの

被害がありながらも、

数年かけて漁場を整備。

※スタートは、

津波で流れ着いたガレキの撤去からだったそうです。

 

流失したアオノリのタネを、

全国の産地から譲ってもらい、

少しずつ増やして、

やっと3年前に、出荷を再開したそうです。

 

復活後、最初に収穫したアオノリの味は

『感無量…』だったそうです。

 

この10年頑張って、

ここまで復興したことが自分の誇り。

「味と香りのよさに自信がある松川浦のアオノリ

全国のみなさんに食べて欲しい!」と話していました。

 

漁師の山下さん、

率直にお気持ち聞かせていただき

ありがとうございました。

 

これからも、松川浦のアオノリ、

楽しみにいただきますね。

 

市場の山下さんによると、

インターネットの通信販売や大手スーパーなどで、

松川浦産のアオノリ、

買い求めることができるそうです。

 

見つけられなかったら、

『福島市公設地方卸売市場に連絡ください!』

とのこと!

…心強い!!!

 

福島の水産関係者、

そして、生産者の方の“プライド”を

しっかり見せていただきました。

 

市場の山下さんも、ありがとうございました。

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後半のクエスト。

 

犬や猫の保護活動を行っている

「特定非営利活動法人

SORAアニマルシェルター」代表、

二階堂利枝さんにお越しいただきました。

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二階堂さん:

『災害が起きた時のことも考えてから、

自分がペットと暮らせるのか?を

いま一度考えて、

家族に迎えてください。』

 

 

SORAアニマルシェルターは、

福島市郊外の小高い丘の上にある施設で、

現在、犬14匹・猫24匹を保護している団体。

 

震災・原発事故の直後は、

保護された犬と猫がとても多く、

飼い主さんや動物が

安心していられる環境を

作ることしか考えていなかった

最初の数か月は、

寝る間もないくらいだったそうです。

 

保護した犬や猫は、

新しい家族と

生活が始められたケースもあれば、

施設で最後まで過ごしたケースもあるそうです。

 

震災直後に保護されてから、

いまも施設で過ごしている犬猫も、

複数いるそうです。

 

二階堂さんによると、

ここ1年は

新型コロナウイルスの影響もあり、

施設運営のための寄付を呼び掛ける

イベントの機会もほとんどなくなっているとか…。

 

募金や、

施設で動物たちの世話をしてくれる

ボランティアのマンパワーも、

まだまだ必要ということです。

 

最後に、

『震災・原発事故の関連で

死んでいった多くの命を無駄にしないで、

2度と同じ過ちを繰り返すことなく、

みんな心から笑って、

幸せで穏やかな毎日を送れるように、

人がそれぞれに

防災意識を持って過ごしてほしい。』

二階堂さん。

 

「ペットは、

人間が一方的にいやしてもらう存在ではなく、

ペット側も

人間にいやして欲しいと思っているんです」という

二階堂さんの言葉が心に残りました。

 

言葉を選びながら、

大切なことを伝えていただきました。

 

ご多忙の中、

スタジオ出演、ありがとうございました。

 

特別企画「わたしたちの物語」もありました。

 

NHK福島放送局では、

みなさんからお寄せいただいた、

震災にまつわる手紙やメッセージを

紹介するキャンペーン「わたしたちの物語」を、

福島の新聞社やラジオ局と共同で行っています。

 

きょうは、伊達市の女性からの手紙を紹介しました。

 

10年前当日のエピソードと合わせ、

大事なことを呼び掛けていただきました。

お寄せていただき、ありがとうございました。

 

丹野が担当する最後の隊員日誌、報告は以上!

任務完了です。

 

そして、めでたく“田中・丹野コンビ”も解消。

 

先週、こでらーさんにお約束した通り、

丹野は

“力の限り”、

最後の放送をやり抜きました(感涙&苦笑い)

 

これまで番組を聞いていただいた

“こでらー”のみなさん、

番組に出ていただいたゲストのみなさん、

そして、スタッフのみなさん、

 

本当にありがとうございました!

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おしまいに、全国のみなさんへ。

 

放送でもお伝えしましたが…、

丹野が福島に住んで5年。

 

私自身、

ここに住んで初めてわかったこと、

気づかされたこと、たくさんありました。

 

“住んで!”とまでは言いません。

 

新型コロナの影響がなくなったら、

ぜひ一度、福島にお出かけください!

 

ご自身で、

福島の自然や、食べ物や、

人々のあたたかさなど、

魅力を感じてください。

 

10年前のままのイメージではなく、

“いまの福島”を知ってください。お願いします。

 

【きょうの音楽】

1曲目 Dancin' 会津磐梯山

    /シエナ・ウインド・オーケストラ

2曲目 福島えがお

    /MANAMI

 

投稿者:丹野なな子 | 投稿時間:11:34


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