2020年10月01日 (木)
「しまい洗い」、してますか?
こでらーの皆様、こんにちは!佐藤彩乃です。
木曜日のパーソナリティーは、社会学者の開沼 博さん。
開沼さんを隊長に、暮らしに役立つ情報を探検&お届けする『ひろし探検隊』では、
10月1日の「衣がえ」に合わせて、「夏服収納のコツ」を特集しました。
大手洗剤メーカーで「お洗濯マイスター」の称号を持つ、大貫和泉さんによると、
長期にわたって収納する夏服は、しっかり「しまい洗い」をすることが大切なんだそう。
しまい洗いが充分でないと、虫食い・色あせ・ニオイ・しわといった、大きなダメージを受けてしまうことも…。
開沼さん、「しまい洗い」、きちんとしていましたか?
開沼さん:「…したことありませんでした…。
だから、次のシーズンに着るときに、シャツに黄ばみが残っていたのか…」
キレイに洗って保管したはず…と思っても、
繊維の隙間に入りこんだわずかな皮脂汚れが蓄積し、
ダメージにつながってしまいます。
そこで!お洗濯のプロ・大貫さんに、
簡単にできる「つけおき洗い」の方法を教えてもらいました!
~用意するもの~
・家庭用の洗濯洗剤…水量30ℓで使うときの1回分
・酸素系漂白剤…適量
・40℃くらいのぬるま湯…5ℓ程度
~手順~
①おけに、洗剤と漂白剤をぬるま湯に溶かし、洗濯ものを入れる。
②30分から2時間くらい「つけおき洗い」する。
③おけの中身を洗濯機に入れ、水とほかの衣類を足して、通常通り一緒に洗う。
ただ、気を付けてほしいこともあります。
★洗濯物のタグにある、取り扱い絵表示をチェック
おけの下に線は「弱く」洗ってくださいという意味。
複数本ある場合もありますが、1本線までならつけおき洗いもOK。
絵表示以外にも、ファスナー付きの衣類や、おしゃれ着、
タグに「長時間水につけないでください」といった表示があるものは、避けましょう。
★「漂白剤」の種類に注意!
漂白剤には「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」がありますが、
今回使ったのは「酸素系漂白剤」です。
ラベルをしっかり見ることや、
「キッチンでふきんなどの漂白に使う、きつい塩素のにおいのするものではない」
ことに注意してください。
塩素系漂白剤と洗濯洗剤と混ぜると、有害な物質が出ることがあります。
開沼さんも、スタジオで実践!
「これは簡単!ひと手間加えるだけで、次のシーズンに気持ちよく着られるなら、やってみよう!」
と話していました。
ちなみに、この秋の衣がえで出した冬服に「収納した時にはなかったはずの黄ばみがあった!」というときにも、つけおき洗いはおすすめだそうです。
こでらーの皆さんも、この週末、ぜひ試してみてくださいね。
~♪きょうの音楽♪~
・ for ロンリー with阿部真央 / Aimer
・ あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。 / CRAZY KEN BAND
・ Say Say Say / ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン
投稿者:田中朋樹 | 投稿時間:11:41