こんにちは!「はまなかあいづTODAY」キャスターの髙石桃子です。
ステキなお人柄に感激しました。
日本映画界を代表する映画監督、周防正行さん。
先週、福島に、そして「はまなかあいづTODAY」のスタジオまでお越しいただき、話を伺いました。
12月13日(金)公開の最新作「カツベン!」
明治から大正にかけて、映画がまだ活動写真と呼ばれていた時代に、
サイレント映画のスクリーンの横に立ち、台詞やナレーションを語っていた「活動弁士」と呼ばれる職業をテーマにした作品です。
そして、その活動弁士のシーンが撮影されたのが、なんと福島市なんです!
活動弁士たちが活躍する映画館のロケ地となったのが、福島市民家園の中にある「旧広瀬座」。
明治時代に、旧梁川町に建てられた芝居小屋です。
実際に、映画館としても使われていた、この建物の雰囲気を気に入った監督が、撮影場所に選んだそうです。
私も話を伺う前に、見学に行きました。
厳かな雰囲気を感じる舞台。
明治からこれまで、ここでさまざまな芸術が披露され、どれだけの人を楽しませてきたのだろう…と歴史の思みを感じました。
この場所から、また日本映画を代表する作品が誕生するなんて、すてきですよね。
作品には、大正時代の人々になりきった、福島のエキストラのみなさんもたくさん登場します。
県民のみなさんの熱演に、周防監督も「感謝を伝えたい」と話していました。
そして、福島名物の「赤べこ」もちらっと登場しますよ。映画をご覧になられる際は、ぜひ探してみてくださいね!
一足先に拝見しましたが、たくさん笑えて、ドキドキして、日本映画の原点を知ることのできる作品です。
周防監督の優しいお人柄と作品への熱い思いに触れることができて、とっても心に残る取材でした。
投稿時間:10:46