こんにちは!キャスターの三谷咲都美です。
「祇園祭」といえば、一般的には、京都を思い浮かべますよね。
でも、「祇園祭」が福島にもあることを知っていましたか?
それが「会津田島祗園祭」です!南会津町田島に伝わる行事です。
先週、この祭りの取材に行ってきました。
祭りの中でもハイライトとなるのが、2日目に行われる「七行器(ななほかい)行列」。
別名「花嫁行列」とも呼ばれています。その理由は・・・こちら!
鮮やかな花嫁姿の女性たちが練り歩くからです。
よく晴れた会津田島の町に、およそ70人の参加者の、色とりどりの着物が映えて、壮観でした。
「会津田島祇園祭」は、およそ800年の歴史があります。
当時の大名が、京都の祇園祭の流れを、会津に持ってきたことが始まりとされています。
このお祭り、開催期間でなくても楽しむことができます。
「会津田島祇園会館」では、祇園祭に関する展示を見ることができます。
祭りが行われる「田出宇賀神社」のすぐそばにあります。
子供たちによる歌舞伎の公演も、祭りの見どころのひとつです。
また、祭りで使われる「大屋台」と呼ばれる山車は、町内の住民が倉庫で保管しています。
問い合わせをすれば、見学をすることができます。
祭りが開催されていない時期、
少しでも祭りの雰囲気を楽しみたい!と思った方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
祭りでは、たくさんの露店も並んでいて、「いよいよ日本の夏が来た!」と感じました。
ことしは、福島県内の祭りに、たくさん取材に行きますよ~!
投稿時間:19:55