こんにちは!キャスターの三谷咲都美です。
先日は、こんな場所に取材に行ってきました!
一見、古〜い学校のように見えますよね。
こちら・・・中は、こんなふうに、宿泊施設になっているんです!
先日担当した、「ココに福あり~fMAP~」で取り上げた、
只見町の「森林(もり)の分校ふざわ」という宿泊施設です。
新潟県との境、只見町、布沢地区にあります。
かつて集落の人々が通い、昭和57年に廃校になった校舎が使われています。
集落で採れた山菜や野菜、川魚を使った食事をはじめ、「縄をよる」体験などができます。
一番の魅力はなんといっても、「集落の人みんなで」運営しているところ。
台所に立つのは、家事や仕事の合間に手伝ってくれる集落の女性たち。
食材を提供してくれるのも集落の人。
また、分校に飾る花も、集落の花農家さんからのおすそ分けです。
そんな「森林の分校ふざわ」。
運営の中心を担うのは、栃木県出身の28歳、藤沼航平さん。
地域おこし協力隊として、2年前に只見町に移住してきました。
大学では、自分自身でサークルを立ち上げて、
布沢地区に大学生が定期的にやってくる仕組みを作りました。
「新しい知恵や力をスパイスのように取り入れて、
集落の人みんなの力を生かして分校を守れれば」と話していました!
施設の近くには、只見町最大の魅力「ブナ林」が生い茂る森も。
「森林の分校」では、地元の人がガイドしてくれるブナ林歩きのツアーを申し込むこともできますよ!
そして、只見といえば「只見線」。
南会津地域を通り、会津若松〜新潟を通るローカル鉄道で、地元の人々に利用され愛されています。
大自然の中を通る景観も魅力で、外国人観光客も増えています。
しかし、2011年の豪雨で被害を受けてから、一部不通に。
そんな只見線の復活を、観光の観点から応援しようと
「南会津DMO」の発足に向けた会合が開かれ、その取材に行ってきました。
「DMO」とは「Ditstination management organization」の略で、「観光地域づくり推進法人」と訳します。
地域の多様な関係者を巻き込んで、地域の「稼ぐ力」を戦略的に引き出す組織です。
取材では、初めて実際に走る只見線の列車を見たのですが・・・
霧の中の陸橋を渡る姿は、とても幻想的でした!
只見の魅力をたっぷりと知ることができました^^
只見のもうひとつの魅力は「雪」です。
ぜひ、今度は冬の只見を「はまなかあいづTODAY」で取り上げます!
投稿時間:11:02