アナウンサーの川崎寛司です。
こちらは、我が家の玄関に飾っている「トルコギキョウ」。
浪江町で栽培されたものです。
原発事故の影響で、一時、町の全域に避難指示が出された浪江町。
地元の農家が、事故の風評を受けにくい花の栽培に取り組んでいて、
平成26年から、トルコギキョウの栽培を始め、全国に出荷しているんです。
美しいですよね。しかも、長もち!
そして、こちらは、先月17日(木)のニュース映像。
私が現場に行き、取材して原稿を書き、放送しました。
浪江町は、花の生産を盛んにしようと、
補助金などの支援策を活用し、民間企業や農家と協力して、
新たに「カキツバタ」の本格的な生産を目指す実証栽培を、先月、始めたんです。
この日は、生産者の方が、水を張ったハウスや畑で、苗を植える作業を行いました。
カキツバタは、生け花用として人気がありますが、
全国的に生産者が減少しているということで、
今後、品質やコストなどを検証し、9月ごろに、最初の出荷を予定しているとのこと。
こちらは、農家の松本伸一さん。カキツバタの栽培を初めて行うそうです。
「浪江町で、花の栽培に取り組んでいる現状を全国に知ってもらうことで、
町のPRにつなげたい」と話していました。
さらに、浪江町農林水産課の大浦龍爾(りゅうじ)課長補佐。
「町に戻った住民は、まだ少ない状況だが、
花作りに興味を持ってもらい、にぎわいを取り戻したい」と語ってました。
今回のニュースを取材し、浪江町の皆さんの「花」にかける期待を感じました。
日本一の花の町を目指す浪江町の取り組み、とってもイイカンジでした!
これからも応援しています!!
投稿時間:18:24