2017年8月

Road to Tokyo from Fukushima vol.1 パラスポーツへのお誘い@山田賢治


2020年8月25日。

東京パラリンピックの開会式の日です。

 

あと“3年”という時間は、すぐにやってきます。

ニュースでも「東京オリンピック・パラリンピック」という言葉をよく聞くようになりました。

最近のニュースですと、大会マスコットの話題がありました。

公募が終わり、2000件以上の応募の中から、全国の小学校のクラスごとに1票を投じる投票を行って、

来年2月上旬までに決まる予定です。どんなマスコットに決まるのか、楽しみです。

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(リオパラリンピックのマスコットキャラクター「Tom」とリオの空港で)

 

東京パラリンピックは、どんな大会になるのか。いや、東京パラリンピックを“どんな大会にする”のか。

一人一人の関心とアクションが、大会を盛り上げます。

 

去年のリオパラリンピックで、NHKは、大部分を生中継で130時間以上放送しました。

私は、現地で閉会式の実況などを担当し、会場の盛り上がりを肌で感じました。

東京大会でも、この熱狂を!

 

※Road to Tokyo via Rio

「”リオへの道は東京に通ず” ~リオパラリンピックを振り返って~」

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3300/258202.html

 

障害のある人のスポーツ、パラスポーツ。

パラリンピック出場を狙うアスリートだけのものではありません。

障害のあるどんな人でもプレーできる環境整備が進むこと。

また、会場のバリアフリーを進めて、オリンピックもパラリンピックも、“生で見て楽しむ”ことが求められます。

それが、2020年以降の日本のレガシーになるでしょう。

 

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来月には、福島市でパラ陸上の国際大会が開かれます。

「百聞は一見にしかず」。ぜひ、会場でご覧ください。

 

パラスポーツの取材から、今の日本社会や私たちにある固定観念も見えてきます。

これから不定期ですが、「Road to Tokyo Para from Fukushima」をこのブログで連載していきます。

福島の地で取材したことを丹念に追い、考えたことを発信していきます。

どうぞお読みください。

投稿者:山田 賢治 | 投稿時間:12:17 | 固定リンク


思いを共有して、前へ @山田賢治


 先月、広野町で開かれた「第2回福島第一廃炉国際フォーラム」に行ってきました。

 震災と原発事故からの復興に向けて、また住民の帰還に向けて、廃炉作業は大きなカギとなります。廃炉への課題としては、「汚染水対策」や「燃料デブリ(溶けて固まった燃料)の取り出し」、「解体」、「労働環境の改善」などが挙げられます。長いスパンのロードマップの中で、一つ一つの作業、施策にしっかりとした計画性や確実性が求められます。

 

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【初日の会場の広野町中央体育館。昼食では、「なみえやきそば」がふるまわれました】

 

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【会場はほぼ満員。会場をかえて、2日間に渡って開かれました。】

 

 このフォーラムの大きなコンセプトは、「今、ともに考えたいこと」。廃炉に、私たちはどう関わっていったらいいのでしょうか。

 ファシリテーターは、立命館大学准教授で社会学者の開沼博さん。福島局夕方のラジオ番組「こでらんに5」、火曜のパーソナリティーです。

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【講演する開沼さん。この後のワークショップでは、参加者の思いが外に出るよう、会場を動き回って語りかけていました】

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「“廃炉”について、何がわからないのかがわからないのではないか」

この言葉から始まり、まずは廃炉について知っておくべきことを、データとともに開沼さんがわかりやすくレクチャーしました。その話を踏まえて、地元から参加した人たちが、不安や疑問をボードに書き出します。率直に出して、みんなで共有し、考えることを目的としました。

 

実に様々な角度からの声でした。

「本当に計画通りに進んでいるの?予定通りに進むの?」

「再び地震がくるのではないか」

「メディアはもっとポジティブな報道をしてほしい」

「公開していない情報があるのでは?」

「廃炉のかかる総額は?どれだけ国費が使われるの?」

「デブリはどこにもっていくの?」

「数字の読み解きができない。どこからが安心かがわからない」

などなど、心の中にあるモヤモヤを外に出すことを行っていました。

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【地元の人だけでなく、外国の人も参加していました。ほかにも、原子力を研究している東京の大学院生など、初めて出会った人たちで議論を交わしていました】

 

“安全”と”安心”を得るために、住民が直接、廃炉の状況を視察できる仕組みを作るなどして、“ローカルからグローバルに”声をどんどん発信していくことが必要だという言葉がありました。その上で、正確でわかりやすい情報提供がなされることは言うまでもありません。

 

来年以降もこのフォーラムは継続的に実施予定とのことです。私たちにとって距離感を感じてしまいがちな廃炉作業が、さらに遠い存在にならないように。閉ざされた中で行われることのないよう、私たちも関わっていく姿勢を持ち続けていくことが必要だと感じました。

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【来年も参加し、今年との変化を感じられれば…】

投稿者:山田 賢治 | 投稿時間:15:02 | 固定リンク


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