ラジオ番組「こでらんに5」金曜日を担当している丹野なな子です。
放送は大相撲期間で休止中ですが、ぶらぶらしているわけではありません(笑)
先日、NHK福島放送局と福島市の教育文化施設「こむこむ」共同で
消防避難訓練がありました。それに合わせて、救命講習会(AED講習)も開かれました。
救命のための処置、必要とは知りながらもきちんと学んだことがなかった私。
「これは良い機会!」と、はりきっての参加です♪
DVDで映像を見て心配蘇生法やAEDの使い方などを学び、実技もしっかり行うというもの。福島市消防本部、現役の救急救命士の方を講師に、講習会がスタートしました!
こむこむにお勤めの方、NHK職員など合わせて参加者は25人くらい。
通報を受けてから、救急車が現場に到着するまでは7~8分かかるそうです。
その間、傷病者の心臓が止まり呼吸をしていないと、脳や大事な臓器に血液が届かず、
その後、救急隊や病院での処置を受けたとしても、生存率がガクンと下がってしまう…。
救急車が到着するまでの間をつなぐための処置が、心配蘇生法やAEDの使用です。
突然、目の前で倒れた人などがいたら、慌てて駆け寄ってしまいそうですが、
自分の身を危険にさらさないためにも「周囲の安全を確認してから近づく」、
これが大事だそうです。ということで、安全確認中!
安全を確認したら、「わかりますか?」などの声かけや軽く体をゆすって、
反応を確認します。
反応がなければ、すかさず大きな声で助けを呼びます。
「誰か来て下さい!あなたは119番へ通報してください。あなたはAEDを持って来て下さい!」
この時、周囲に大勢人がいると
『誰かが通報するだろう…』『誰かがAEDを持って来るだろう…』とあいまいになるので
必ず目を見て「あなた」にお願い!と明確にするのがポイントだそうです。
指示した後に呼吸を確認して、「普段どおりの呼吸がなし」と判断したら、
胸骨圧迫と人工呼吸に進むのですが…
これがなかなか難しい!
だからといってやらなければ、学ばなければ、いつまでも出来ない!!
相当必死です。
本当は、きょう学んだことを生かす機会に遭遇しないほうがいいなぁ…。と思いつつ、
でも、万が一の時のために備えることの大切さを私たちは忘れてはいけない!とも。
緊急時は慌ててしまって、普段出来ることすら「あわわわわ~」とおぼつかなくなりがち。
定期的に救命措置の手順を繰り返して、身につけておこう!と誓う丹野でした。
「こでらんに5」、来週29日(月)から再開ですよ~!どうぞお聞きください♪
投稿時間:16:01