2016年12月16日 (金)雪に備える! @吾妻謙


大好きな吾妻小富士も雪化粧です。

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が、福島市の市街地にはまだ積雪はなく雪対策はタイヤ交換くらいと、のんびりしている吾妻です。

そんな私の元に「雪氷災害研究会」への参加の指示が。

東北各局と東京のアナウンサーに記者も交えて、雪の災害について専門家に学ぼうというものです。会場の山形へ新幹線で向かいましたが、車窓の景色は真冬!

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ちょうど県境を通過するあたりです。山間はもうこんなに雪が有るんですね。

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気を引き締めて到着したのが、新庄市にある「国立研究開発法人 防災科学研究所 雪氷防災研究センター 新庄雪氷環境実験所」

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早口言葉の練習にもなりそうなこの施設で様々な講義を受けました。

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気象災害軽減イノベーションセンターの中村一樹研究推進室長の話にドキリとさせられました。

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「雪で命を落とす人の8割が、雪下ろしの際の事故で、そのほとんどは高齢者です」と。

しかも、その被害は雪が降り積もっている時でなく、大雪のあとの晴れた日だと言うのです。なるほどそうすると注意喚起のアナウンスをするタイミングも、福島県だと特に会津地方の週間天気を見て、人々が雪下ろしをする頃にしっかり伝えないといけません。

雪下ろしをする方は、一人で作業をしないとか、命綱をつけるとか、注意点をしっかり守って安全にお願いします!

また、浜通りの方も油断大敵です。大雪による転倒や車の事故は、豪雪地帯よりもむしろ普段は降らない地域に降った時に多く発生するのです。

奥会津の積雪1メートルが「日常」であるのに対し、いわきの5センチがニュースになるわけです。首都圏に雪が降り、交通に影響が出たりけが人が続出したりするのも同じです。道を歩く時も、車の運転も「いつもと違う」という自覚が必要なのです。

久しぶりの受講に真剣な私。

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どうしたら放送によって被害を軽減できるのか、無い知恵を絞っているところです。

え?講義についていけていない表情に見える?そんなことはありませんっ・・・よ。

ここには、世界でも類を見ない「雪氷圏における様々な現象を再現できる」大規模な施設があります。

実験室の中は氷点下17度。完全防寒で中に入り

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体感したのが吹雪。

特に、吹雪の中で光を当てると乱反射して視界が悪くなることなどもよ~くわかりました。

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さらに、ふわっと軽い新雪と、ずっしり重くなる根雪の重さの違いを比較したり、雪にもぐってしまうと重さで身動きが取れなくなることなども教えて頂きました。

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本格的な雪の季節はこれから。

今回学んだことを生かして、皆さんにしっかりお伝えできるよう頑張ります。

投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:19:05 | 固定リンク


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