吾妻 謙

2017年07月21日 (金)福島の自然の中で生きる @吾妻謙


11年連続の甲子園か、はたまた初出場か、

夏の高校野球福島大会、決勝は聖光学院といわき光洋の対戦となりました。

きょう、準決勝の聖光学院対日大東北を、あづま球場から実況した吾妻です。

日大東北は5年連続で聖光学院との直接対決に破れ、甲子園への夢が潰えました。

明日の福島代表を決める1戦、注目です。

 

さて、15日(土)奥会津、只見町に行ってきました。福島市から車で3時間あまり。

目的は、この方。

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俳優の六角精児さんにインタビューしに行ったのです。

只見川に沿って走る鉄道、JR只見線は、2011年の新潟・福島豪雨で橋が流され、

一部区間が今もバスでの代替運転になっています。

鉄道好きの六角さんは、全線復旧に向けてずっと応援してきました。

この日、六角さんが作った「只見線のうた」の披露ライブがありました。

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 六角さんはインタビューで、只見線を応援する理由について

「走っている地域の、その風景がたまらなく好き」と。

全国の鉄道に乗りまくっている六角さんですが、その山の中を走る只見線は格別だとか。

「只見川の水面ギリギリかと思ったら、すごく高い橋を渡っていたりね」とか、

「あそこのトンネルを抜けたあの景色がいい」とか、細部に至るまで熱く語ってくれます。

こちらは、地域の関係者との意見交換会。

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「夏は車内にカブトムシを放して観察できる“カブトムシ列車”を走らせよう」、

「冬は、途中下車して雪合戦をしたり、吹雪体験をしたりできないか」などなど

アイデアをどんどん出していました。

その2日後、このあたりに大雨が降りました。

水田のほかに、特産のトマトやアスパラガスにも被害が出てしまいました。

六角さんも「只見線のうた」で、キバをむいて暮らしに影響を与える自然を歌っています。

「ただ景色が綺麗だから乗ろうとか、そういうのだけではなく、

厳しい自然の中、隣町と鉄路でつながっていることの重要性、安心感を考えないと」と

只見線への愛は尽きないのでした。

 

前回ご紹介したバンドの「indischord(インディスコード)」。

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 ギター/ボーカルの林成一郎さんは福島出身で、作詞も担当しています。

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特に歌詞に地名が含まれるわけではありませんが

「日常、歩いている道や坂や、そこを吹く風とか、詞にはすべて反映されていると思う。

 福島に来て、そんな世界観をふと感じてもらえるとうれしい」と。

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そういえば高校野球にも、地域性ってあると感じます。郷土を背負ってガンバレ!

投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:22:32 | 固定リンク


2017年07月14日 (金)若いっていいよねぇ~ @吾妻謙


福島局のキャンペーン「Fのモト」。福島県で頑張っている若者を応援しています。

「F」には福島、復興、フレッシュ、フレンド、ファイトなど様々な意味を込めています。

そんな中、平均年齢21歳と若く、福島県社会人リーグ1部のいわきFCが

サッカー日本一を決める「天皇杯」で活躍を見せてくれました。

2回戦でJ1、北海道コンサドーレ札幌を撃破!

3回戦ではJ1、清水エスパルスに惜敗しましたが、大いに盛り上げてくれました!

福島をフットボールで活気付ける、まさにFのモトです。

今週は、そんなFのモトにたくさん会って、「老い」を感じた吾妻です。

 

きょうの「はまなかあいづToday」で紹介した葛尾村の復興支援に取り組む大学生。

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葛尾村が、村内を研究フィールドとして提供し、学生が専門分野を駆使して復興を支援するというものです。

郡山女子大の松村優佳さん。

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仲間たちと、スイーツでの支援を考えました。

こちらが考案した「じゅうねんプリン」と「じゅうねんアイス」

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「じゅうねん」は、食べると10年寿命が延びるといわれるエゴマで、葛尾村の特産です。

食べてみて、びっくり!おいしい!!香ばしさと甘さがベストマッチ!

「エゴマを炒って香ばしさを出すところを工夫しました」と。

値段と、どこで売るかによっては、十分、高級プリン、アイスのライバルになりますよ!

「このスイーツを食べに、若い人が葛尾に来てくれれば」と生み出しました。

いまは、地元の農家と一緒にエゴマの栽培にも取り組んでいます。

そして、日大工学部の作山和輝さん。

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建築士を目指す作山さんが出したのが蔵。

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作山さんたちのグループは、古くなって使われなくなった村内の蔵を、交流スペースとして蘇らせようというのです。

住民と一緒に梁や柱を磨き、協力しながら交流スペースを作っていきます。

「交流スペースを作ったら、それを使ったイベントも考えていきたい」と一過性ではない取り組みを目指します。

さらに、バンドの「indischord(インディスコード)」にも会いました。

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去年結成した福島のバンドで、4月に宮城で開催されたアラバキロックフェスのオーディションで見事グランプリを獲得。メインステージに立った、今注目の4人組です。

彼らのインタビューは、来週19日水曜日に放送予定です。

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お楽しみに。

目の前の事に夢中に取り組めるのが若い人たち。

私、最近どうも先を見すぎたり、結果を気にしたりしすぎていないか・・・反省。

そういえば、マラソンの長い上り坂対策で「先を見るのではなく、5メートルくらい先を見ろ。そうすれば、坂を意識せずにいつの間にか上れる」とネットで読みました。

なるほど・・・。と、そんなことを調べている時点で、若くないんですよね。では。

投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:20:29 | 固定リンク


2017年07月07日 (金)速く走れるようになりますように @吾妻謙


2年前に、「猪苗代湖ハーフマラソン」を完走し、

満足して(燃え尽きて)翌日から、パッタリ練習をやめた吾妻です。

しかし「東和ロードレース」の10キロを終えても、次はハーフ、

さらに、年度内にフルマラソンも目指す「HNA42(はまなかあいづマラソン部)」としては、

やめるわけにはいきません。

今週は、それぞれにブログでご報告していますが、私も、もうすこし。

東和ロードレースのコースには、こんなモニュメントがあります。

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ことしが48回目だったレースの、第1回からの優勝者の名前が刻まれているんです。

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誇らしいですね~。ん?10キロ、31分台!

私の倍のスピードで走っているってこと!あ~もっと速くなりたい!

隣には、こんなモニュメントも。

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こちらは、ゲストランナーたちの足型です。

オリンピック金メダリスト、野口みずきさんの足型もありました。

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そして、話題にのぼる「地獄坂」。

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下見のときの写真です。

500メートルだったかしら?なんだか、ずっ~っと坂だったような気が・・・。

沿道で、私の勇姿?を撮ってくださった方がいました!!

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あっ!ちゃんと、練習どおり手をあげて声援に応えているじゃないですか!

でも、笑顔ではないですね・・・。

 

6日(木)放送の「はまなかあいづToday」では

14日(金)からイギリスで開幕する「世界パラ陸上ロンドン」に出場する

東邦銀行陸上競技部の2選手をお迎えしました。

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100メートル、200メートルに出場する佐藤智美選手(写真中央)と、

200メートル、400メートルに出場する佐々木真菜選手(写真右)です。

ふたりとも、目に障害があるクラス、T13で、佐藤選手は100メートルの、

佐々木選手は、200と400メートルの日本記録記録保持者です。

3年後の東京パラリンピックを目指しての、今回の世界選手権。

19歳の佐々木選手は、走るたびに日本記録を更新して、イギリスに乗り込みます。

200メートルは、世界の舞台で直接対決!27歳と先輩の佐藤選手にも意地があります。

切磋琢磨してタイムを縮めてきました。ふたりのモットーは「努力あるのみ」。

願いは「速く走れるように」でしょうが、その陰には、たゆまぬ努力があるのです。

改めて、私の願いを。「ふたりが自己ベストを出しますように」。ガンバレ!!

投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:19:49 | 固定リンク


2017年07月05日 (水)恋する地獄坂 @HNA42


「私たち○○します!」

「東和ロードレース 10キロ」に出場した、はまなかあいづマラソン部「HNA42」の面々が口にした言葉です。

7月2日(日)「第48回 東和ロードレース」(二本松市)。

福島局を出発するワゴン車の助手席で振り向き、「参加証、忘れてないか~」と吾妻アナ。

5人の女性キャスターを引率する、まさに部活の顧問の先生のようです。

雨を心配していましたが、晴れて蒸し暑いの何の。参加者は、老若男女およそ3600人。

沿道にも応援の人が集まり、会場はすっごくにぎわっていました!

そんな中、走ってきました「地獄坂」。

以下、フィニッシュ順にコメントを。

吾妻「沿道に手を振りながら走る練習をしたけど、きつくてそれどころじゃなかったわ~」

「バレー部魂、見せます!」と臨んだ後藤キャスター。

「やっぱり走るのって気持ちいいですね~。あ~でも悔しい。もっと走れるのに~」

もっともはしゃいでいたのは、平川キャスター。

「いや~、ヤバかった!地獄坂を上ったあとも、ずっと坂じゃないですか~」

日が暮れたあとに走りこんでいた古山キャスターは、バテバテ。

「大会は昼なんですね。練習は明るいうちにやります。まずは太陽に慣れなくっちゃ!」

 不安を感じ、スマートフォンにトレーニングアプリをダウンロードした岩間キャスター。

ある日「アプリの指示では、きょうは6キロ走らないといけないんです!」って、

あなた、まだ練習始めてもいないじゃん!と、笑いも提供。

給水所のスイカ、メロン、バナナなどを満喫して無事ゴール!「おいしかったです!」

 

練習を重ねた北村キャスター、ケンドー女子の古傷、膝を痛めて完走は断念。

カメラを手に、給水所でスポンジを配る子どもたちや、沿道で声援を送るみなさんを撮影。

「次は、絶対走る~」

それぞれに、思い出に残るレースとなりました。とにかくきつかった坂。

参加賞のTシャツの背中にも「地獄坂」。忘れられません。

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スタミナに不安を持ったみんなの決意が「私たちもっと練習します!」だったのです。

お声がけいただいた皆さん、取材にご協力くださった方々、ありがとうございました!

次は、会津でハーフマラソンに参戦!?福島路の美しさ、参加者や地元の方の元気を発信します。

はまなかあいづマラソン部「HNA42」の活動に、ご声援を!

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投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:15:48 | 固定リンク


2017年06月30日 (金)福島を発信し続ける@吾妻謙


「東和ロードレース」のコースにある「地獄坂」を下見して、

その急勾配に、エントリーしたことをちょっぴり後悔している吾妻です。

 

さて、福島市の詩人、和合亮一さんが、このほどフランスの文学賞を受賞しました。

「Prix de poésie de la revue NUNC

(ニュンク・レビュー・ポエトリー賞)」の外国語部門です。

ということで、発表があった当日に「はまなかあいづToday」に生出演していただきました!

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和合さんは、本宮高校の先生です。

学校から直行していただき、生放送に間に合いました!

受賞作は「詩の礫」のフランス語版「jets de poémes」(Po&Psy社)。

和合さんが、東日本大震災直後に、ツイッターで発信し続けた詩をまとめた詩集の翻訳版で、

去年、フランスで出版されました。

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受賞理由は「福島の原発災害という悲劇的な状況の中で湧き上がる、詩的言語の奥深さと清さ。

そして、外に向けて発信し、状況を伝え、現実・歴史を証言する緊急性がツイッターという手段と相まっている」と。

実は、和合さんがツイッターを始めたのは、2011年の震災直前でした。

震災後の3月16日に、不安や絶望を詩にしてツイートしたのは、初ツイートからわずか16回目。

以降、わずか4人だったフォロワーが、どんどん増えていきます。いまは3万人近くにも。

1分間に2200人がフォローしたこともあり、和合さんも、その反響にとても驚きました。

その時から、私も和合さんの詩を読み続けました。忘れられないのが、この詩。

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あの時のことを今でも思い出し、背筋が寒くなります。

同じ詩が、フランス語訳では・・・。

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震災の1ヵ月後と今回、同じ「詩の礫」についてのインタビューをさせていただきました。

和合さんは話します。

「このような外側からの視点が、そのまま日本へと伝わることが、歳月を経てなお、

とても必要である。さらに海外へと、このような場を求めていきたい」と。

フランス以外の国からも、翻訳版出版の話が来ているそうです。

震災から6年が経ち、日本では風化が心配されますが、

この時期に、こういう形でもう一度、「詩の礫」にスポットが当たったのはすごくいいことだと思いました。

私も、もっと福島を発信し続けなければと、気持ちを新たにしました。

まずは、東和ロードレースから、福島路の魅力と地域の皆さんの笑顔ですね!

投稿者:吾妻 謙 | 投稿時間:20:09 | 固定リンク


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