うつサポート情報室 いきいきした心をとりもどすために
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家族のための対応ガイド 協力 防衛医科大学校 野村総一郎教授・MDA-JAPAN 山口律子代表

家族の対応のポイント

あわてず・あせらず・あきらめず
残念ながら、うつ病は1週間程度で治るものではありません。数ヶ月〜数年の長期戦の覚悟が必要です。「あわてず、あせらず、あきらめず」という姿勢でのぞみましょう。

本人の行動や言動に振り回されない
患者さんは心身ともに不調であるため、回復期には、自分のイライラを家族にぶつけたり、攻撃的になりがちです。これはうつという病気がさせていること。攻撃的な言動に振り回されないようにしましょう。

回復の段階を知る
うつ病は右肩上がりの直線でよくなっていくわけではなく、一進一退を繰り返し「三寒四温」の回復です。よくなったと思っていてもまた悪くなってしまうことの繰り返しです。悪くなっても底まで落ちるのではなく、以前よりは1ステップは回復しています。症状の変化に一喜一憂しないようにしましょう。また、患者さんは悲観的になりがちですが、支える家族は「回復を信じる」ことが大切です。

大事な決定は先延ばしにする
まじめで誠実な患者さんは、「病気のために迷惑をかけることが申し訳ない」と、退職や離婚を口にします。これは、悲観的なことしか考えられない症状のためです。できるだけ大事な決定は回復するまで待ちましょう。

SOSのサインを受け止める
患者さんは「死にたい」とよく口にします。家族はそうした言葉を聞くと動揺してしまいがちですが、そうしたSOSのサインを受け止め、傾聴することが大事です。また、不自然な行動がみられたときには、急いで主治医に相談し受診をすすめてください。

自殺前に見られる不自然な行動

  • いつもと違う行動(ギャンブルや株式投資、アルコールや薬物の乱用)をとる
  • 感情が不安定になり、ささいなことで怒ったり、激しく口論したりする
  • 投げやりな態度が目立ち、身なりに構わなくなる
  • 不自然なほど明るく振る舞う
  • 自殺の計画(遺書の用意、自殺手段の用意)を立てる
  • 別れの用意(大切なものを誰かにあげる、思い出の場所に行きたがる、手紙や日記を処分する)をする、など

自分だけで問題を抱え込まない
患者さんの病気だけに目を向けていると、家族が疲れ果て燃え尽きてしまうことになります。自分の限界を知って、自分だけで問題を抱え込まないために、まわりの人に助けを求めるようにしましょう。

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こころの不調・からだの不調うつ病は特別な病気ではありません日常的に感じる「ゆううつな気分」とのちがい
うつ病の症状からだの不調だけを感じる場合も
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