福岡発地域ドラマ「見知らぬわが町」

※内容は放送当時のものです

ギャラクシー賞 奨励賞受賞

過去の放送

2015年11月28日(土)午前10:05~(総合・九州沖縄地方)
2010年12月10日(金)午後7:30~(総合・九州沖縄地方)

あらすじ

福岡県大牟田市。かつて炭鉱で栄えたこの町の団地に暮らす父と娘。

娘の竹本望美は、16歳の高校一年生。不登校に悩んでいる。夏休み最後の日、憂鬱な気分を振り払うかのように、自転車で町外れに出掛け、そこで目にした巨大な廃墟に不思議と心を奪われてしまう。それは、この町の過去の象徴とも言うべき、炭鉱のヤグラだった。その後、閉山後の町を取材する新聞記者、岡林との出会いや、市立図書館での忘れられた資料の発見など、偶然が重なり、望美はどんどん町の歴史にのめりこんでいく。

一方、無口で一徹な父、正一は不況のあおりを受け、勤め先の自動車修理工場をリストラされる。娘に内緒でハローワークに通うが、なかなか次の仕事を見つけられないでいる。

同じ町に暮らす望美の祖父母。祖父、勝男も炭坑労働者のひとりだったが、坑内で爆発事故にあい、COガス中毒の後遺症に苦しんでいる。そんな夫を見守り励まし明るく支え続けてきた祖母、絹子。勝男と正一には、望美の知らない過去の出来事があった。見知らぬわが町を巡る旅が、やがて家族の物語と重なっていく。思い出の阿蘇山。祖父の奏でるハーモニカ。元坑夫たちの歌・・・。炭鉱跡や栄華の名残。空の広さと緑、町の人々。

この夏が、望美に残してくれたものとは。

出演

竹本望美役 忽那汐里

竹本望美役 忽那汐里

16歳の高校一年生。4歳の時に母を病気で亡くし、以来父と二人暮らし。小学生の頃から学校を休みがちだったが、高校に入って不登校が続いている。夏休み最後の日、自転車で出掛けた町外れで、三池炭鉱の万田坑ヤグラを見て、興味を抱く。

竹本正一役 杉本哲太

竹本正一役 杉本哲太

中学卒業後、家計を助けるために就職する。妻を亡くしてからは、男手ひとつで望美を育てるが、会話がうまくいかない。今年勤め先のリストラにあう。過去のある出来事から、実父とは疎遠。

竹本勝男役 小林勝也

竹本勝男役 小林勝也

70歳。かつて機械工だったが、生まれてきた息子・正一のため、より稼ぎの良い炭坑労働者になった。その後、23歳で炭塵爆発事故にあい、現在も深刻なCO中毒の後遺症に苦しむ。記憶に障害を抱え、時々暴れだす。

竹本絹子役 いしだあゆみ

竹本絹子役 いしだあゆみ

事故の後遺症に苦しむ夫・勝男を明るく支え続けてきた。かつては親孝行で病気の勝男の面倒をよくみていた正一が、ある事件をきっかけに、父と距離を置いてしまったことに心を痛めている。母を早くに亡くした望美のよき話し相手。

岡林利之役 高橋一生

岡林利之役 高橋一生

福岡日報 久留米総局記者。「三池闘争から五十年」という連載記事を書くための取材中に、望美と出会う。炭鉱の歴史を教えたり、元炭鉱労働者を紹介するなど、協力。望美が廃坑などを巡って撮った写真と文章を、新聞に載せるよう勧めてくれる。

スタッフ

原案 中川雅子
脚本 羽原大介
音楽 榊原大
制作統括 有田康雄
演出 清水拓哉
福岡発地域ドラマ
▲ ページの先頭へ