2017年01月26日 (木)スポーツ 国際的な人材育成の現場は


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▲シリーズでお伝えしている「福岡スポーツの現在地」

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、全国の大学とJICA(国際協力機構)では、学生を海外に派遣して、スポーツのボランティアや指導者として国際的に活躍できる人材を育てようという取り組みを始めています。福岡県内では唯一、福岡大学が去年から参加して、今年は、野球部とサッカー部の20名がボリビアに派遣されます。ボリビアでは子どもたちにスポーツの指導などを行います。サッカー部で4年生の永井翔也さんは、2年連続で参加。去年初めて行ったボリビアでは、整備されていないグラウンドや不足する練習用具などの日本との環境の違いに戸惑ったと言います。今年は、恵まれない環境でも子供たちが楽しめるトレーニングについてコーチと意見を交わして、十分な練習用具がなくても出来るトレーニング方法を学び、ボリビア派遣に出発しました。

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▲参加者10名が朝8時から集まっていました

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12月から県内の様々なスポーツを取材し、シリーズでお伝えしている「福岡スポーツの現在地」第4弾。大学スポーツについて調べたところ、学生をボリビアに派遣する取り組みを行っているということを知り取材しました。
今回は、2年連続で参加する永井さんを紹介しましたが、福大サッカー部からは男女合わせて10名の学生が参加することになっています。「大学で学んだことを言葉や文化が違う子供たちに教えていきたい」と話す学生や「熊本地震でボランティアなどを行う大切さを痛感し、今回参加した」という学生など様々な思いを持った学生が居ました。
“ボリビア“と聞いて治安がいいのかと少し心配になりましたが、現地の人たちはサッカーが大好きで陽気な南米人が多く、魅力ある国だったと永井さんは話していました。しかし、生活環境では日本との違いがたくさんあり、自分の環境が当たり前ではないこと、恵まれない環境でも楽しそうにサッカーをしている姿を目にしたことで価値観が大きく変わったそうです。
国際化が進む中、こうした取り組みは学生たちにとって世界に飛び出して行く、いいきっかけになると思います。学生たちは、空き時間を見つけてはスペイン語の勉強をしたり、どうすればボリビアの環境でも競技が楽しめるかを話し合ったりして、充実した表情をしていました。
県内ではまだ福岡大学でしか行われていないので、多くの大学でこうした取り組みが広がっていってほしいと思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10時49分


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