2020年10月07日 (水)ばあちゃんの味"呼子朝市 干もの"~佐賀 唐津市~


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玄界灘に面する港町・佐賀県唐津市の呼子町はイカの産地としても有名ですが、もう一つの名物が「呼子朝市」。朝7時半からお昼ごろまで、なんと元日以外毎日開かれていて、地元のお母さんたちが売る魚介類や野菜を求めて、例年90万人が訪れます。

40軒の露店が並ぶ朝市通りで特に目を引くのが、新鮮な「干もの」。豊かな漁場・玄界灘に面しているだけあって、魚のバリエーションは実に豊富。アジやサバ、トビウオなどがずらりと並びます。中でも旬のカマスの塩干しは、脂がのって絶品です。

朝市で干ものを売り続けて43年の、藤本ツヨミさん(83)。呼子の漁師の家に生まれたツヨミさんは、呼子を訪れる観光客が急増した昭和50年代に、それまで鮮魚しか売られていなかった朝市で、自家製の干ものを売り始めました。
かつては仕込みから販売まで一人でこなしていたツヨミさんですが、80歳を目前にし一度は引退も考えたそうです。そんなツヨミさんを見てお店を継ぐことを決めたのはお孫さん夫婦。お二人とも後を継ぐまで全く違う仕事をしていましたが、今では一日に数百匹の魚を捌き、おばあちゃん直伝の「秘伝のタレ」に漬け込んで干す、という仕事をテキパキとこなしています。受け継がれた「ばあちゃんの味」。ツヨミさんは、今日も元気にお店に立ちます。

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藤本ツヨミさん

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賑わう朝市通り

【問い合わせ先】
■「干もの」の製造・販売
▽朝市通りにあるおよそ40軒の露店のうち10数軒で干ものを販売。
朝市は7:30~12 : 00頃まで(定休日:元旦のみ)

▽番組で紹介した、朝市で古くから干ものを販売するおばあちゃん
 藤本ツヨミさん
(加工場 兼 販売所)
住所:〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子1936
電話:0955-82-5223
営業時間:8:00~18:00頃まで(定休日:元旦のみ)

■「呼子朝市」に関するお問い合わせ先
▽呼子観光案内所
住所: 〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子4185-15
電話: 0955-82-3426
営業時間:8:30~17:30(休業12月31日~1月2日)

 

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こんにちは!中田理奈です。
今回の食いちは佐賀県唐津市の「干もの」でした!

私は“呼子朝市“に今回はじめて足を運んだのですが、野菜、魚介類、干物、などなど、いろんなものが売られていました。
温かい雰囲気に包まれていて、入るとき、わくわくと不思議と感じる懐かしさにとっても胸が躍らされました。

朝市でもう何十年も干ものを売っている藤本ツヨミさん。
とてもお茶目でカラッとしていて、話しているとなんだか心地よくなる方でした。

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ツヨミさんの前には、沢山の種類の干もの。
どれも美味しそうで悩みましたが、ツヨミさんおすすめのカマスとアジをいただきました。

 

店内でグリルを貸していただき、焼いて食べてみると、想像していたよりもずっとふわふわで、脂もしっかり乗っていました!
本当においしくて、食欲がそそられる味付けも相まって、ごはんが欲しくてたまらなくなりました(笑)

その後、製造場の方にもお邪魔させていただき、今はお孫さん夫婦にバトンタッチしているという干ものの作り方を見せていただきました。
その間も、製造場にある売り場の方にもしょっちゅうお客さんが訪れていました。

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ツヨミさんがお客さんと話をしようとイスから立ち上がると、どこからか猫が現れてイスを奪ってしまうんです。
ツヨミさんはそんな争奪戦にも慣れていたようでしたが、そんなちょっと変わったお客さんとのやりとりにも、ほっこりさせられました(笑)

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この日の帰り際、私はツヨミさんから干ものを買って帰りました。
家で干ものをじっくり焼き、温かい白ごはんを炊いて一緒にいただくと、幸せでした…。
昔を思い出すような懐かしさと、日常の温かさも感じました。


皆様も一度、呼子朝市の干もの、召し上がってみてはいかがでしょうか?
美味しい旬の魚のうまみに、温かい気持ちも味わえるかもしれません。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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