2019年10月30日 (水)庶民の味を名物に!小倉・焼うどん ~福岡・北九州市~


パンチパーマに競輪、アーケード商店街など、あまたの“日本発祥”を誇る北九州。グルメの代表格が「小倉焼きうどん」だ。甘みたっぷりのタレと、地元・若松産のキャベツ、博多うどん(やわやわ生麺)とは違う腰の強い乾麺を使い、鉄板で香ばしく焼き上げたあと半熟卵をかけて食べる。地元民だけでなく、観光客もわざわざ食べに来るB級グルメだ。しかしそもそもは、物資が乏しい戦後に、希少品だった焼きそば玉が手に入らず、安く手に入るうどん乾麺を代わりに使ったのが始まり。まさに“貧乏グルメ”だった。
その「焼きうどん」を名物にまで高めたのが、2000年に発足した「小倉焼きうどん研究会」。元ホテルマンの竹中康二さん(51)らのメンバーが、街の名物にしようと尽力。「焼きうどんマップ」を作ったり、全国のイベントでPRするなど知名度向上に尽力。近年は、専用ソースも開発されるなど味も進化している。福岡県民が意外と知らない「小倉焼きうどん」誕生秘話と、美味さの秘密に迫る。

s_191030_01.jpg
小倉焼うどん研究所 所長 竹中康二さん(51)

s_191030_02.jpg
小倉発祥の「焼うどん」。
コシの強いうどん麺(乾麺など)を、地元産の野菜や肉と一緒に炒め、九州人が好きな甘めのソースで味をつける。最後に鰹節や鯖節をかけるのも特徴。

s_191030_03.jpg
商店街の中にある焼うどん発祥の店。
戦後の食糧難の時代、「焼きそば」を作るにもそば玉が手に入らず、代わりに「うどん乾麺」を使ったのが始まり。

s_191030_04.jpg
焼うどん談義に花が咲く、竹中康二さん(右)と中田リポーター(左)


■小倉で 焼うどんが食べられるお店
北九州市の小倉駅周辺繁華街に多数あります。焼うどん提供店には、「焼うどん」と書いた黄色いのぼりを目印に出している店もありますが、事前に店を調べたい場合は、以下の方法があります。

1:インターネットで調べる場合
●「小倉焼うどん研究所」の名前で検索。焼うどん研究所のサイトで、
店舗紹介のマップを見ることができます。

2:小倉駅で調べる場合
●小倉駅構内に観光案内所があります。そこで、焼うどんを提供しているお店について教えてくれます。

■焼うどんマップはどこでもらえるのか?
現在、最新版を製作中のため配布しておりません。完成後、小倉駅周辺の観光案内所等で配布する予定です。

■焼うどん研究所に入るには?
「焼うどん研究所」のサイトの中に、研究員を募集する「募集フォーム」があります。ご自身で検索の上、ご応募下さい。

■番組で紹介した焼うどん店の名前は?
▽焼うどん発祥の店…「だるま堂」
→休業中のため、連絡先等はお教えできません

▽ちゃんぽんスープで麺に味をつける店…「玉川食堂」
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町2-3-21 B1F 
電話:093-522-6305

▽唐辛子入りの追いソースが提供される店…「一銭洋食 和羅部(わらべ)」
住所:福岡県北九州市小倉北区京町2-6-16
電話:093-541-3401



nakata.pngのサムネイル画像

s_191031_05.jpg

こんにちは! 中田理奈です。
今回の食いちは、福岡県北九州市の名物・小倉焼うどんをご紹介しました!

私は大阪出身で“粉もん文化”の真っただ中で育ってきたのですが
そんな私でも、今回のロケはとにかく驚きの連続でした!

【驚きその1】
まずは口に入れた瞬間、焼うどんがソース味なこと!
「え!?焼うどんは醤油味やろ!」という関西の常識を覆されましたが…
甘く濃厚なソースの味が口の中に広がると、とっても幸せな気分に(^^)
九州人好みの甘い味付け、最高においしかったです。
「焼うどんは醤油派」という方も、ぜひご賞味ください!

【驚きその2】
焼うどんといえば、全国どこでも食べられる料理。
それが“小倉発祥”という事に驚きました!
(粉もんの聖地・大阪発祥だとばかり…小倉の皆さんすみません)
発祥の店があるのは、小倉駅前のアーケード街にある狭い路地。
戦後・闇市の近くに誕生し「鳥町食堂街」と呼ばれるこの場所は、当時から続く店がいくつも残るノスタルジックな雰囲気が素敵です。
全国で愛される焼うどんの聖地、北九州を訪ねた際は 一見の価値ありです!

【驚きその3】
小倉焼うどんは、とにかく懐が広い!
コシのあるうどんを炒め、ソースで味付けすることからスタートした焼うどん。
ところが、発祥当時のスタイルにとらわれることなく、カルボナーラ風の味付けをした焼うどんや、麺を焼かずにソースを絡める“焼かない焼うどん”など、現在進行形でバリエーション豊かな味が生み出され続けています。
その結果、戦後70年を超えた今でも、老若男女・誰からも愛される庶民の味であり続けられるのかもしれません。
ということで、バリエーション豊かな焼うどんの食べ比べ、超おススメです!

最後に、焼うどんを“名物”にまで押し上げた、竹中さんはじめ焼うどん研究所の皆様の熱意に感動しました!
九州人の食べ物への愛を感じつつ、今日もズズズ~っと麺をすすろうと思います!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


ページの一番上へ▲