2019年07月04日 (木)筑後川の初夏の味!"えつ" ~福岡県久留米市城島町~


日本では有明海だけに生息する「えつ」。
しかし、初夏の間だけ、この「えつ」が筑後川汽水域に産卵のため遡上する。
筑後川下流域沿岸の地域で5月1日から7月20日まで解禁される、この川で獲れる“えつ”、通称「川えつ」は、旬の味として地元の方々の楽しみにされている。
「えつ」はカタクチイワシ科の魚で小骨が多く、「はも」のような骨切りや、すり身にするなど料理に手間と工夫が必要だが「えつ」が遡上してくる城島では、郷土の味として、町のスーパーでも売られている身近な存在。
新鮮なえつが食べられる城島町ならではの、見た目の美しさにこだわった「えつの姿寿し」を作る高山良徳さんや、「えつの洗い」にこだわり、新鮮さを保つ工夫のために自ら漁に出る鐘ヶ江博文さん(63歳)を紹介する。
昭和50年代は年間100トンほどだった水揚げが、年々減っている筑後川のえつ。下筑後川漁協では、えつの減少を食い止めようと20年ほど前から稚魚を育て放流を行ってきた。
塚本辰巳さん(79歳)は、漁師をしながらえつの稚魚養殖の管理も行っている。じつは、養殖されている稚魚は、漁師の方々が産卵間近のメスを捕まえたときに船の上で受精させて孵化させているもの。
郷土の味“えつ”を守り、広めていきたいと願う方々を取材した。

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えつの種苗生産をしている下筑後川漁業協同組合の塚本辰巳さん

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「えつ」は有明海に生息するカタクチイワシ科の魚

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えつは、細かい骨が多く骨切りなど調理に工夫が必要


■番組に登場した「えつの姿寿司」が食べられるお店
▽海鮮寿し処たか山
電話:0942-62-2082
※えつ漁期間中のみのコース料理 要予約(7月10日頃まで)

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えつ料理の美しさと驚きを演出する高山良徳さん


■番組に登場した「えつの洗い」が食べられるお店
▽エツ うなぎ料理 かねひろ
電話:0942-62-2523
※えつシーズンのみ提供(5月1日~7月10日頃まで)

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えつを生かしてとることにこだわる鐘ヶ江博文さん


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こんにちは!福地礼奈です!
今回は「えつ」をご紹介しました。

私は「えつ」を食べたことがなく、福岡県久留米市城島町で
まず、お店でえつの姿寿司を食べました。
えつは骨が多く、骨切りが必要ということで調理段階から見学させていただいたのですが、とにかく細かく!細かく骨切りをするのです!!
そして骨切りをするときの音がザクザクと大きな音を立てていて驚きました。
リズムよく骨切りを行っていたので見学していて楽しそうだなと思いましたが、実際はとても難しくて、力も必要なんだそうです。
初めて食べるエツの味はとてもおいしかったです!
上品な甘さを感じ、小骨は食べていて感じるのですが骨切りをしっかりとされているのでそれが歯触りとして良い味を出していました!

地元のスーパーにも行ったのですが、えつを買われている方が多くて「この時期になるとえつの時期が来た!と思って食べたくなる」とおっしゃっていました。

えつは漁獲量が昭和50年代に比べて6分の1ほどに減っているのです。
そこでえつの稚魚を育てている下筑後川漁協の塚本辰巳さんは、卵からふ化した稚魚を1か月ほど育てて川に放流するという、稚魚の管理を行っています。
塚本さんは稚魚を自分の子供のように大切に育てており、えつに対する愛をとても感じました。
地域の子供たちにも、えつを知ってもらおうと教室を開いていて、子供たちも「えつを知って食べたくなった!」「かわいかった」と言っていました。

今回の取材はたくさんの場所に行き、幅広い年齢層のたくさんの方と出会い、お話を聞くことができました。えつに対する愛を強く感じ、おいしいえつ。みなさんもぜひ食べてみてください!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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