2019年01月30日 (水)丸くてうまくてレア!北九州 大葉春菊


鍋がおいしい今の季節に旬な野菜、春菊。北九州市小倉南区に通常の春菊とは違う「大葉春菊」という名の春菊があります。
大葉春菊の特徴は、ギザギザしていない丸い葉の形と、春菊特有の苦味が少ないこと。そのため、サラダなど生でもおいしく食べられます。そのルーツは、突然変異で生まれたとも言われていますが、はっきりしていません。小倉南区の生産者達は、60年以上前にギザギザの少ない株を選別し、種をとって栽培して、1967年頃からハウス栽培が始まったそうです。
しかし、病気に弱く、霜や寒さに敏感なため、温度管理や水やりなど栽培には気を遣います。失敗すると、赤く焼けたような色になり出荷できなくなります。また、葉がやわらかいため、収穫時にもやぶれないように気をつけなければいけません。
下関名物「フク料理」に使われるなど、価格も通常の春菊より高く売れるため、小倉南区では裏作として生産者が増えていきました。しかし、まだまだ知名度が低いため、もっと知ってもらいたいと、地元では行政やレストランなども協力し、全国にPRしています。

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通常の春菊とは違って葉が丸い「大葉春菊」

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父から受け継ぎ、約30年 大葉春菊を生産する岡村資巳さん(53)

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ふぐの卸業者として約90年の老舗。
19年前に料亭を開いた時から大葉春菊を使っている。
▽酒井商店
住所:〒750-0004 山口県下関市中之町7-11
電話:083-231-1470

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地元、小倉南区のイタリア料理のレストラン。
大葉春菊のサラダやピザなど、季節に合わせたメニューを展開している。
▽B&W(ビーアンドダブリュー)
住所:〒803-0273 北九州市小倉南区長行東1-9-7
電話:093-453-2525


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春菊と言えば、葉がギザギザとしたものをよく目にしますが、大葉春菊は葉の切れ込みが少なく、丸い形をしています。北九州で街中の人に聞くと、大葉春菊をよく食べているという方がたくさんいました。
大葉春菊の最大の特徴といえば、やはり、生で食べられること。生で食べると、春菊のほのかな香りとシャキシャキとした食感を楽しむことができます。香りのクセや苦みが少ないからこそ、生でも美味しく味わうことができるんです。また、他の食材の味を邪魔せず、引き立ててくれるので、サラダだけでなく、鍋やパスタなど幅広い料理に取り入れることができます。ちなみに、私は大葉春菊を生ハムと一緒にチーズに巻いてバジルソースをかけて食べるのが好きです。
この大葉春菊を作っている岡村資巳さんも小さいころから食べていました。農家を父から受け継ぎ、今は息子に伝えています。家族代々と伝えられてきた大葉春菊が、北九州から全国に広がっていってほしいと話していました。
そして、その美味しさに惚れ込み、地元北九州のお店も応援しているんです。お店では大葉春菊を使ったサラダやパスタ、ピザを作っています。どの料理も大葉春菊の香りがより一層食材のおいしさを引き立ててくれていました。生産者とお店の方が一緒に、大葉春菊の魅力を地元だけでなく、全国に発信しようとしています。
いろんな料理に使える大葉春菊。皆さんもいろいろな食べ方で、ぜひ味わってみて下さいね!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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