2018年11月07日 (水)鹿児島湾の宝石 ヒメアマエビ~鹿児島・鹿屋~


福岡市南区に行列のできるうどん屋がある。人気の秘密はトッピングの「ヒメアマエビのかきあげ」だ。ヒメアマエビは大きいもので5cmと甘海老より小さく、きれいなピンク色!甘みが濃厚で皮まで食べられるのが特徴だ。
鹿児島大学水産学部によると、今のところ鹿児島湾でしかとれない貴重なエビなのだ。火山活動でできた鹿児島湾は水深が200mあまりと深い。ヒメアマエビは深いところを好む。そのため底引き網に使うロープも1.2kmもある。網を引き揚げるにも30分以上かかり、体力も根気も必要だ。
昼前、水揚げのために港へ戻ると地域の人たちが待ちかまえている。出荷のため1匹1匹頭をとる気の遠くなるような作業をボランティアでやってくれるのだ。若手の漁師・森慎吾さん(43)は、「毎日、夏も冬も終わるまで手伝ってくれるみなさんの力があるからこそ漁を続けられる」と感謝する。出荷の準備を終えたエビはピンク色に輝き、まるで宝石のようだ。その「小さな宝石」にみんなで愛情を込め、手間かけて出荷する地域の人たちの姿を描く。

■ヒメアマエビに関する取材協力
▽鹿児島大学 水産学部 大富 潤教授

■「ヒメアマエビのかきあげうどん」が食べられるお店(冒頭で紹介したお店)
▽さぬきうどん 誠屋
住所:福岡市南区日佐4-39-30
電話:092-582-0255
営業時間:午前11時30分~15時 午後6時から10時
店休日:火曜日

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■ヒメアマエビの販売について
▽鹿屋市漁業協同組合
住所:〒891-2321鹿児島県鹿屋市古江町7468番地

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販売量はその日の水揚げ次第です。
漁協に隣接する「みなと食堂」でもヒメアマエビを食べることができます。

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鹿児島県民にとって特別な存在の”桜島”と”錦江湾”(鹿児島湾)。(もちろん鹿児島出身の私もです!笑)
その恩恵を受け、ここでしかとることができない「ヒメアマエビ」が、今回の主役でした!
私も漁に同行したのですが、海から引きあげるヒメアマエビは、鮮やかな赤が美しく、きらきらと光り、まるで海底から宝物を引きあげたような気持ちになりました!

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そうした見た目からも「宝探し」と言う漁師も多いんですよ!
見た目だけではなく、もちろん味も最高です!
5センチに満たない大きさからは想像できないほど、濃い味わい。
プチッとした軽い食感に、やさしい甘み。
船の上で、とれたてのエビを頂いたのですが、人生最高のエビでした…!
雄大な桜島を見ながら行う漁に、慎吾さんも「贅沢な眺めなんですよ~」ととってもうれしそうでした。
このヒメアマエビ漁は、海から戻っても、エビの出荷準備で大忙し!
お昼のせりに間に合わせるため、漁師さん以外にも、地元の方々がお手伝いに駆けつけるんです。
当たり前のようにやっている皆さんですが、寒い日も暑い日も、しかも何年も、誰かのために無償で手伝うって、私の浅い人生経験からあまりないことなので、とっても驚きましたし、そういう気持ちを忘れてはいけないと、とてもすばらしい人生の勉強になりました!
そんな鹿屋の皆さんのあたたかさが詰まったヒメアマエビ、ぜひ味わってみてほしいです☆

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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