2018年08月08日 (水)中はとろっとろ!薩摩の白なす


なすなのに紫色ではなく緑色の果皮。中には真っ白のものも。決して失敗作ではありません。江戸時代から鹿児島に伝わる伝統野菜「白なす」です。病気に強く栽培も容易でかつては県下で広く栽培されてきましたが、収量が少なく形が不揃いで消費者からも敬遠されるため、市場に出回らず生産農家も減って、今ではほとんど作られなくなりました。
その白なすを栽培するのは、鹿児島市内で農園を経営する橋口孝久さん(67)。脱サラで農業を始め、薩摩伝統野菜の復興に取り組んでいます。中でも力を入れるのが白なすです。種を販売する業者もいないため、自家栽培で種も作ります。種作りに失敗すると将来の栽培継続も難しくなる中、栽培仲間たちと情報を交換しながら、より上質の白なす作りに取り組んでいます。
白なすは皮が厚いのが特徴。しかしぶ厚い皮に守られた中の実は柔らかく、料理すると別名「とろなす」と呼ばれるほどとろっとろで格別の味。6月下旬から8月いっぱいの収穫最盛期、見た目は少々悪くても味は絶品の薩摩野菜・白なす作りに奮闘する橋口さんの姿と、白なすの味の魅力を伝えます。

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■伝統野菜「白なす」

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■白なすを生産する橋口孝久さん

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■白なすを使った料理「白なすのそうめん」

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■白なすを生産している農園
▽橋口農園
〒892-0875 鹿児島市川上町3334-1
電話:099-243-7073

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■白なすを販売しているスーパー

▽タイヨー ONLY ONE 東郡元店
〒890-0068 鹿児島市東郡元町18番22号
電話:099-286-0558


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皆さん、「白なす」ってご存知ですか?
私は初めて出会いました!
なすといえば、皮が紫色で細長いイメージが強いですが、白なすは皮が緑色のものから真っ白なものまであり、色も形も様々。鹿児島では昔から食べられていた伝統野菜です。
この白なす、火を通すと、とっても美味しいんです。
今回は、郷土料理を研究している千葉しのぶ先生に「白なすのそうめん」を作って頂きました。口の中に入れると、甘くてとろっとろ!水分もたっぷりでとっても柔らかいんです。
しかし、このとろとろの白なす、生産者も消費者も今では少なくなってしまいました。
収量が少なく、不揃いで見た目も悪く消費者からも敬遠されてきたからです。
そのため、今では種も市販されておらず、生産者自身で種も取らなくてはなりません。
白なすを栽培する農園の橋口さんは、伝統あるこの白なすを絶やさないように、毎年種を残し、大切に育てています。
鹿児島の甘くてとろっとろの白なす。皆さんぜひ召し上がってみてくださいね!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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