2018年07月25日 (水)豪雨を乗り越えた「川茸(かわたけ)」


福岡県朝倉市の黄金川(こがねがわ)に自生する「川茸(かわたけ)」(スイゼンジノリの名前でも知られています)。約200年以上、地元の人々に愛されている珍味です。近年、温暖化による水温の上昇、水不足や生活排水による黄金川の水質変化により、2006年には環境省の定める「絶滅危惧種IA類」に指定されました。黄金川の「川茸」を生産・販売している、1793年創業の川茸を専門に扱う老舗では、17代目の遠藤淳(じゅん)さん(49)が、いまその伝統を受け継いでいます。収穫しゴミを取り除き、5時間塩に漬け込んだ後、再び選別するという作業は全て手作業。200年以上変わらない製法を守り続けています。
しかし去年、朝倉市を襲った九州北部豪雨。川茸のほとんどが豪雨で流されてしまい、去年は出荷することが出来ませんでした。それでも17代目は、従業員たちで川の整備を行い、何とかわずかに残っていた川茸を育て、今年4月に入りようやく収穫出来るようになりました。
ゼラチン質でツルツルした食感が魅力の川茸。生のまま三杯酢でいただくのが、17代目のオススメです。

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△川茸が自生している黄金川

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△川底で育つ川茸

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△1793年(寛政5年)創業
川茸を専門に扱う老舗の 17代目、遠藤淳さん

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△綺麗な色合いになり製品となった「川茸」 

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■川茸を専門に取り扱っている老舗
▽遠藤金川堂
住所:〒838-0031 福岡県朝倉市屋永2949
電話:0946-22-2715


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福岡県朝倉市の「川茸(かわたけ)」。みなさん、ご存知でしたか。
プルプルとしていて、涼しげな緑色が印象的ですよね。
全国的に自生しているのは、朝倉市以外にはほとんどないと言われていています。絶滅危惧種にも指定されています。朝倉市に行かないとなかなか食べられない貴重な食材です。
そんな貴重な川茸が去年、九州北部豪雨の被害にあい、8割が流されてしまいます。その危機を乗り越えることができたのは、地元の人たちの協力があったからでした。豪雨により荒れてしまった川の清掃を行い、わずかに残った川茸を大事に育てたのです。地元の人たちの、川茸を大切にしたいという思いを感じました。
200年以上受け継がれてきた川茸。これからも大切に守り続けていってほしいですね。
川茸は初夏から夏が1番おすすめだそうです。皆さんもぜひ召し上がってみてください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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