食いち!

2019年02月20日 (水)○○でおいしい熟成肉!~佐賀県・唐津市~


唐津市にある大人気の加工肉工房。社長の雪竹俊範さん(64)が手がける熟成肉のベーコンや生ハムは、本場ドイツの品質協議会でも多数金賞を受賞するなど、高く評価されている。そのおいしさの秘密は、旧国鉄の使われなくなった「トンネル」を利用した「トンネル熟成」。断熱効果の高いトンネル内部は温度変化も少なく、熟成庫の条件として最適。電気代も通常の熟成庫の1/6で済んでしまう。この廃トンネルの利用は、2007年の産官学の共同研究から始まった。お互いの立場を生かして完成したこの「トンネル熟成庫」に、各分野からも喜びの声が!
日本で唯一といわれる「トンネル熟成庫」でしか作れない熟成肉の美味しさや、ひと手間ひと手間こだわりぬく工房独自の製造法、脱サラ後、熟成肉に人生をかける生産者のユニークな挑戦を伝える。

★雪竹さんご自慢の生ハム・サラミ・ベーコン★
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■「唐津くん煙工房」の熟成肉が購入できる場所

▽「唐津くん煙工房」 
住所:〒847-0062 佐賀県唐津市船宮町2303-1
電話:0120-178-683

▽「唐津くん煙工房」が運営するインターネット通販サイトからも購入できます
「唐津くん煙工房 送料無料ギフトセット」

■雪竹さんご家族の皆さん
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■奥様特製!「ベーコン丼」の作り方
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材料(1人分)
厚めに切ったベーコン ・・・1枚
温泉卵        ・・・1個
レタス        ・・・1枚~1枚半
しょうゆ       ・・・小さじ1
ブラックペッパー・パルメザンチーズ   ・・・適量

(1)厚めに切ったベーコンを、フライパンで油をひかずに焦げ目がつくぐらいまで焼く。
(2)丼ぶりにご飯をよそい、その上にちぎったレタスをのせる。
(3)レタスをのせた丼の上に、焼いたベーコンをのせる。
(4)残ったベーコンの脂を軽く熱し、醤油を回し入れ焦ししょうゆのソースを作る。
(5)中央に温泉卵をのせ、先ほどの焦し醤油のソースをかける。
(6)最後にお好みでブラックペッパーをかけて、できあがり!
※お好みでパルメザンチーズや小ネギをかけるのもオススメです!

■福岡市市内「トンネル熟成肉」使用レストラン

▽「コマツ大名店」(VTR登場)
住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目10-6
電話:092-731-1239

▽「パーラーコマツ」
住所:福岡件福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージB2F
電話:050-3462-1193

■そのほか、「トンネル熟成肉」に関するお問い合わせ

▽「唐津くん煙工房
電話:0120-178-683

■鳩川トンネルエコ貯蔵施設共同研究プロジェクト(2007~)
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○九州大学工学研究院
地球資源システム工学部門
菅井裕一准教授

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○唐津市役所起業企画課(当時)
井上和彦さん


■トンネル熟成庫内部の様子
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トンネルの熟成肉!
日本でもかなり珍しい方法だそうで、私もトンネルにお肉がずらりと並ぶ様子は
初めて見ました!
方法にも驚きですが、食べても驚きなんです!
私は今回、ベーコンに生ハム、サラミ、ソーセージとたくさんいただきました。
これがもう、絶品なんです。味も香りも食感も、すべてに感動でした。
ぎゅっと詰まった濃厚なうまみが、お酒にも合うし、ご飯も進みます…。
あぁ、もう食べたくなってきました!笑
このおいしさは、トンネルで寝かせるのもそうですが、
お肉や調味料、熟成までの工程などすべてにおいて、
雪竹社長の細かなこだわりがあるからこそなんです。
くん製工房を始めた頃は、奥様と従業員さんと朝から夜中まで、
よりおいしくなるようにと試行錯誤を繰り返していたそうです。
全く苦労の話をしない雪竹さんですが、「奥さんとみんなのおかげです」と
笑顔で話す姿が本当に素敵でした。
そんな雪竹さんの意思を引き継ぎたいと、娘さんの夫である諒祐さんが
雪竹さんの元で日々修行中だそうです!
諒祐さんは「お父さんに負けないこだわりを持ちたい!」と、
とても熱く話してくださいました。
唐津ならではで生まれる、絶品の熟成肉!今後のさらなる発展にも注目ですね!

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山下諒祐さん(30)

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年02月13日 (水)冷た~い北風が生む甘~いゆで干し大根~長崎・西海~


長崎県西海市で冬の間作られる特産品の「ゆで干し大根」。大根をゆでてから干すのが特徴で、地域の保存食として昔から食べられてきました。スライスした大根をゆでて五島灘沿いの崖に組んだ「やぐら」に広げ、海から吹き上げる風に一昼夜さらします。大きな大根が一握りほどにまで小さく、色合いも飴色に。出来上がりには大根のうまみと甘みがぎゅっと濃縮されています。地域で30軒ある農家でもベテランの濱脇賢一郎(はまわき・けんいちろう)さんは、妻の邦子(くにこ)さんとともに40年間独自の工夫を生かしながら作り続けています。見た目や食感を考え、大根を切る長さにもこだわります。干してからも目配りはかかせません。
毎日2、3回大根の乾き具合を確かめ、空気を含ませながら手で返していきます。甘みを増してくれるのは「冷たい北風」。濱脇さんは「大根はこの風が一番の好物」と笑顔を見せます。お昼にはゆで干し大根を使った邦子さん特製のみそころ(お煮しめ)や、友人たちが持ち寄ったオムレツやひじき煮などアイデアゆで干し大根料理も。地域の人たちの熱意と冷た~い北風で作られる「ゆで干し大根」のおいしさの秘密と魅力を届けます。

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■ゆで干し大根を購入できるところ
▽特産直売所 よかところ
住所:長崎県西海市西海町木場郷490
電話:0959-32-1101
営業時間:午前8時~午後5時まで(3月以降は午後6時まで)

▽伊達本舗
住所:長崎県西海市西海町蛎浦郷980-17
電話:0959-35-2121
(日曜日は電話がつながりません。店舗は開いています)

▽中野和一郎商店
住所:福岡市西区小戸4丁目18番27号
電話:092-881-1831
営業時間:午前9時~午後5時45分まで


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「宮脇さん、高所恐怖症ではないですよね?」と第一声にディレクターから聞かれ、
始まった今回の企画。
不安を抱きつつ向かったのは…長崎県西海市!
町についてすぐ、ディレクターに聞かれた意味が分かりました!
海にせり出すようにして組まれたやぐらが、ずら~っと並んでいるんです。
防波堤沿いに組まれているものもあれば、山を登った崖のような所に組まれているものも。
見るだけでも足はすくむし、手足の感覚がなくなるほどの”強烈な寒風”!
そんな不思議な場所で作られているのは、「ゆで干し大根」。
この環境だからこそおいしくできるんだとか・・・。
長崎県西海市の五島灘に面した地区ならではの、伝統食なんです。

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大根を加工して作るゆで干し大根ですが、なんと専用の大根を育てるところから
始まっているんです。
栽培・収穫・加工と出荷までの工程は、長い道のり。
しかも寒く過酷な環境での作業。
 
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浜脇さんご夫婦を初めとしたゆで干し大根農家さん、心から尊敬です。
私もほんの少しだけ、作業をさせていただいたのですが、
大根は重いし、ゆでたては熱いし、干し場は怖くて寒いし…
そんな過酷な中でも、おいしくするためのこだわりがたくさんあって…
もう、身をもって生産者のみなさんのすごさを感じました。
ですが、からっとした冷たい風に吹かれながら行う作業は、すがすがしく感じ、
気が引き締まる思いでした。

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地元の伝統の味を代々受け継いでいく、西海市のみなさんの静かで強い気持ちに
胸がきゅっとなりました。
和・洋・中なんでも合っちゃうゆで干し大根、みなさんもお試しあれ~♪

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年02月06日 (水)若い力でホットな"焼き芋"を ~大分県・臼杵市~


大分県内の大手コンビニチェーンで、冬季限定で売られ人気を集めているのが、地元産さつまいもを使用した「焼き芋」だ。一般的なさつまいもの1.5倍という甘さが特徴の「甘太くん」。10年前の2009年1月に販売が開始され、生産量はこの10年で15倍になった。去年11月には、12人の若手生産者が集まり、青年部を結成。
「甘太くん」を広めようと、新技術の導入や販促活動を行っている。
甘太くんは「べにはるか」という品種のさつまいもを、一定条件下で作ったものだけが認められる地域ブランドだ。他の大産地に負けないよう、徹底した品質管理をしている。
「甘太くん」を広めようと奮闘する若手生産者たちの取り組みと思いを伝える。

大分発 ブランドさつまいも甘太くん
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JAおおいた「甘太くん」部会 青年部のみなさん
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青年部 部長 後藤謙治さん
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後藤家特製 甘太くんのまるごと天ぷら
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■「甘太くん」が購入できる場所
▽福岡県内のスーパーで購入できます。
また、福岡県内の一部のコンビニで「焼き芋」を販売しています

▽全農が運営するインターネット通販サイトからも購入できます
「JAタウン」

※例年11月末~4月まで販売されます

■「甘太くん」“焼き芋”の作り方
(じっくり派)
▽「オーブンレンジ」
 ホイルで包まずに200℃で約60分焼く。竹串を突き刺してスッと入ったら完成。抵抗がある場合は、さらに加熱。

▽「オーブントースター(500kw)」
 ホイルで包まずにオーブントースターで約60分焼く。竹串を突き刺してスッと入ったら完成。抵抗がある場合は、さらに加熱。
 
(お急ぎ派)
▽「オーブントースター(500kw)と電子レンジを使用」
 (1)芋の中央部に箸やフォークなどで穴をあける。
 (2)ホイルに包まずにオーブントースター(500kw)に入れて約20~30分加熱
 (3)芋の破裂を防ぐため、(1)であけた穴を上向きにして電子レンジに並べて、2~3分加熱
竹串を突き刺してスッと入ったら完成。抵抗がある場合は、さらに電子レンジで1~3分加熱

■甘太くんに関するお問い合わせ
▽「全国農業協同組合連合会 大分県本部」
電話 : 097-544-4729


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今年の冬は暖かい~なんて言いますが!
やっぱりこの冬の時期に食べたくなるのが…「焼き芋」ですよね?
甘くて、心も体もほかほかになる、あったか焼き芋。
鹿児島県出身の私からすると、焼き芋なくして冬は過ごせません!笑
ですが、今回の主役は大分県生まれのブランドさつまいも「甘太くん」!
まず焼き芋でいただいたんですが…
クリーミーな食感と濃厚な甘みにびっくり!最高でした…!
後藤さんのご自宅では、奥様特製のさつまいもを丸ごとあげた天ぷらに、大学芋、そして砂糖を使わないでできちゃうスイートポテトまで!
正直、すべておいしすぎて一番は選べません!笑
後藤さんの奥様・理沙さんも、「何を作ってもおいしいんです!」と笑顔で話されていました。
このおいしさの秘密、生産者のみなさんが、口をそろえて何度もおっしゃっていたのが「品質管理」。
若手からベテランまで、みんなで気持ちを合わせて一つの作物を作る姿がとても印象的でした。
後藤さんを初めとした若手農家のみなさんも、とても熱心な方が多く、大阪や神戸、外国にまで視察に行ったり、新しい栽培技術を試行錯誤したりと、甘太くんへの愛情はつきません!
「甘太くんのためなら何でもしますよ」とさらりと言う後藤さん、素敵でした!
冬のあま~くあったか~い幸せ、みなさんも味わってみてはいかがでしょうか。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年01月30日 (水)丸くてうまくてレア!北九州 大葉春菊


鍋がおいしい今の季節に旬な野菜、春菊。北九州市小倉南区に通常の春菊とは違う「大葉春菊」という名の春菊があります。
大葉春菊の特徴は、ギザギザしていない丸い葉の形と、春菊特有の苦味が少ないこと。そのため、サラダなど生でもおいしく食べられます。そのルーツは、突然変異で生まれたとも言われていますが、はっきりしていません。小倉南区の生産者達は、60年以上前にギザギザの少ない株を選別し、種をとって栽培して、1967年頃からハウス栽培が始まったそうです。
しかし、病気に弱く、霜や寒さに敏感なため、温度管理や水やりなど栽培には気を遣います。失敗すると、赤く焼けたような色になり出荷できなくなります。また、葉がやわらかいため、収穫時にもやぶれないように気をつけなければいけません。
下関名物「フク料理」に使われるなど、価格も通常の春菊より高く売れるため、小倉南区では裏作として生産者が増えていきました。しかし、まだまだ知名度が低いため、もっと知ってもらいたいと、地元では行政やレストランなども協力し、全国にPRしています。

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通常の春菊とは違って葉が丸い「大葉春菊」

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父から受け継ぎ、約30年 大葉春菊を生産する岡村資巳さん(53)

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ふぐの卸業者として約90年の老舗。
19年前に料亭を開いた時から大葉春菊を使っている。
▽酒井商店
住所:〒750-0004 山口県下関市中之町7-11
電話:083-231-1470

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地元、小倉南区のイタリア料理のレストラン。
大葉春菊のサラダやピザなど、季節に合わせたメニューを展開している。
▽B&W(ビーアンドダブリュー)
住所:〒803-0273 北九州市小倉南区長行東1-9-7
電話:093-453-2525


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春菊と言えば、葉がギザギザとしたものをよく目にしますが、大葉春菊は葉の切れ込みが少なく、丸い形をしています。北九州で街中の人に聞くと、大葉春菊をよく食べているという方がたくさんいました。
大葉春菊の最大の特徴といえば、やはり、生で食べられること。生で食べると、春菊のほのかな香りとシャキシャキとした食感を楽しむことができます。香りのクセや苦みが少ないからこそ、生でも美味しく味わうことができるんです。また、他の食材の味を邪魔せず、引き立ててくれるので、サラダだけでなく、鍋やパスタなど幅広い料理に取り入れることができます。ちなみに、私は大葉春菊を生ハムと一緒にチーズに巻いてバジルソースをかけて食べるのが好きです。
この大葉春菊を作っている岡村資巳さんも小さいころから食べていました。農家を父から受け継ぎ、今は息子に伝えています。家族代々と伝えられてきた大葉春菊が、北九州から全国に広がっていってほしいと話していました。
そして、その美味しさに惚れ込み、地元北九州のお店も応援しているんです。お店では大葉春菊を使ったサラダやパスタ、ピザを作っています。どの料理も大葉春菊の香りがより一層食材のおいしさを引き立ててくれていました。生産者とお店の方が一緒に、大葉春菊の魅力を地元だけでなく、全国に発信しようとしています。
いろんな料理に使える大葉春菊。皆さんもいろいろな食べ方で、ぜひ味わってみて下さいね!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年01月09日 (水)濃厚なうまみ!虹色に輝くヒオウギ貝~大分・佐伯~


「ヒオウギ貝」はオレンジや黄色・紫といった天然の虹色をした二枚貝。
大分県佐伯市は全国でも「ヒオウギ貝」の出荷量が有数な産地です。特に冬のこの時期は身が分厚く、濃厚でおいしいと言われています。佐伯市蒲江地区で「ヒオウギ貝」の養殖を10年以上している後藤猛(ごとう・たけし)さん(37)はとてもおいしく美しい「ヒオウギ貝」を育てると地元でも評判です。「ヒオウギ貝」はわずか1センチに満たない稚貝から1年半かけて9センチまで成長する。大きくなるにつれて、かきに覆われて、形が変形したりや成長の妨げにならないよう、後藤さんは常に殻を磨く。贈答用にも選ばれるため、殻が輝くまで細かいブラシで「二度」磨き、仕上げも特にこだわる。「見た目がきれいなヒオウギ貝が味もおいしい」という後藤さん。佐伯市内のフレンチレストランでは、この「ヒオウギ貝」を使ったカルパッチョやフライといったメニューが取り入れられている。きれいな殻をお皿に見立てた一品はヒオウギ貝ならではです。後藤さんの手仕事とその美しさもおいしさも生かすお料理をご紹介します。

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■ひおうぎ貝の料理が食べられるお店(冒頭で紹介したお店)
▽フランス料理 ムッシュ・カワノ
住所:〒876-0814 大分県佐伯市東町6-26
電話:0972-24-2423
※お店は完全予約制です。詳しくはお店にお問い合わせください。

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■後藤さんのヒオウギ貝について
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ポケットマルシェ
※後藤さんは「屋形島のヒオウギ貝」です。

▽道の駅かまえ
住所:大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104番地1
※後藤さんのヒオウギ貝の入荷状況はお問い合わせください。
電話:0972-42-0050

※他、ふるさと納税の返礼品としてもお申し込みが可能です
▽SAIKI Selection
※後藤さんは「屋形島のヒオウギ貝」です。

佐伯市 観光ブランド推進部 ブランド推進課 ふるさと納税係
住所:大分県佐伯市中村南町1番1号
電話:0972-22-3486

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明けましておめでとうございます!
おいしい食材がずらりとそろうお正月。みなさま堪能できましたでしょうか?
2019年も「食いち!」では、九州沖縄のとっておきの旬の食材をご紹介いたします!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めての食いちは、カラフルな貝殻が目を引く”ヒオウギ貝”。
大粒の身が味濃く、深い味わいが地元でも大人気。
今回お邪魔したレストランには、ヒオウギ貝のフルコースまであるそう!
屋形島の素晴らしい自然の中で育ち、おいしいのはもちろんですが…!
赤・黄・橙・紫と鮮やかで美しい色合いの貝殻。
この美しさを最大限に引き出すため、育成中も集荷する前も、丁寧に丁寧に磨いてくんです。
この作業、想像以上に難しいそうなんです!割れないように、最大限美しくなるように。
生産者の後藤さんもこの作業が一番大変だとおっしゃっていました。
ヒオウギ貝の美しさは、生産者の苦労のたまものだったんですね。
私もヒオウギ貝を自宅で調理してみたのですが、おいしいのはもちろん、貝殻があまりにきれいで、何かに使えないかなと思わず眺めてしまいました。
この美しい貝を食べた後も楽しめるようにと、貝殻を使ったランプやキャンドル作るなどアレンジする方もいらっしゃるそう!後藤さんも絶賛考案中だそうです☆
輝く美しいヒオウギ貝の今後も注目したいですね!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年12月19日 (水)お正月の海の幸!"のうさば" ~福岡県宗像市・鐘崎~


福岡県宗像市の鐘崎で、年の瀬が迫るこの時期にだけ見られる冬の風物詩がある。家の軒先や海岸のあちこちで三角形の魚の開きが干されているのだ。正体は、地域でお正月に食べられる郷土料理「のうさば」。でも“さば”にあらず。サメの一種“ホシザメ”の干物なんです。
フグやタイなど、玄界灘の豊かな海の幸を水揚げする鐘崎では、はえなわ漁の際にホシザメが網にかかります。値段が低いため普段は海に戻しますが、この季節だけは特別。漁から戻った漁師たちは一斉このホシザメをさばき、漁港中に干すのです。実はこののうさば、別名「鐘崎かずのこ」ともいわれ、冬の食べ物が乏しかった時代に代用品として正月に食べられてきました。その風習が今も続き、漁師たちは毎年正月には船神様にお供えし、漁の安全と大漁を祈ります。
しょうゆやダシ、柑橘類などの味付けで小さく短冊に切り、コリコリした食感がお酒の肴にもぴったり。家庭ごとに味付けがちがい、代々レシピが引き継がれてきました。まき縄漁を行う権田猛雄さんのご家族では、お孫さん「のうさば」が大好き。長年受け継がれる、地域のお正月の味をお伝えします。

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■のうさばが購入できるお店
▽道の駅むなかた
住所:福岡県宗像市江口1172
営業時間:9:00~17:00(10月~5月)
8:30~17:00(6月~9月)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)
※お正月休み・・・12月31日~1月5日
電話:0940-62-2715

※“のうさば”は例年11月末~旧正月まで販売します。ただし、在庫状況は年によって異なります。

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■権田夫婦が営む水産加工店
▽明神丸水産
住所:福岡県宗像市鐘崎230-66
電話:090-1083-2012

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今年も残りわずか!「食いち」も2018年最後の放送になりました。
そんな締めくくりの今回は、この時期にぴったりの食材!
宗像の鐘崎地区のお正月の定番メニュー「のうさば」。
福岡の人は、聞いたり見たりしたことある方もいらっしゃるかと思いますが…、“さば”ではありません!”サメ”なんです!!
サメを食べる機会がなかなかない私にとって、非常に新鮮でした。
そのまま食べると、歯ごたえがあり、かみしめるたびじわじわと出てくる魚のうまみ。
素朴な味でした。
鐘崎ではそのまま食べるのではなく、各家庭に伝わる味付けをしてから、味わう食材なんです。
今回お邪魔した権田さんのご家庭でも、権田家ならではの味付けで“のうさば”をアレンジ!
これがまたおいしかったんです~!
ご家族のみなさんも、この味が大好きなんだそう!
取材でお邪魔したときも、あっという間にお皿からなくなっていました…!
作る過程の一部を見せていただいたのですが、食卓に並ぶまでには、干して、下準備して、調理してと、時間と手間暇がかなりかかっていました。
それでも、鐘崎で長い間“のうさば”が受け継がれています。
鐘崎のみなさんの地元への思いと家族のつながりがあってこそだと感じました。
最近は、私も、つい簡単なものを選びがちで、きちんと節目ごとの伝統や文化を考えられていないような気がします。
ですが、鐘崎地区のように、九州沖縄、それぞれの地域で伝わる伝統の味を絶やすことなく、大切に繋いでいけるよう改めて考えていきたいと感じました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年12月12日 (水)皮は緑だけど実は甘い!「スイートスプリング」~熊本・津奈木町~


熊本県に「温州みかん」と「ハッサク」をかけ合わせた、珍しい品種のみかんがあります。その名は「スイートスプリング」。熊本県の生産量が、全国1位です。しかし、デコポンがおよそ2万トンの生産量に対し、「スイートスプリング」は173トン。一番の特徴は「見た目」。その果皮は、みかんなのに「緑色」。「スイートスプリング」の皮はまだ緑色でも中の実から熟します。熊本県津奈木町で20年ほど生産を続けている吉野芳美さん(61)は、ゆずやカボスのような、酸っぱいイメージを持たれ、敬遠されがちだと言います。それでも作り続けるのは、味の良さ。見た目は緑色で熟していないように見えますが、実は酸味が少なく甘くてジューシー。果実が熟したタイミングで収穫するため、実際に食べて収穫を決めるそうです。生産量が少なく、生産者も少ない品種のため、吉野さんのスイートスプリング作りは、試行錯誤の日々でした。そこで、吉野さんたちをはじめ、津奈木町の生産者たち20人で「スイートスプリング部会」を結成。町も協力し、スイートスプリングを名産品にするため、全国の物産展などをまわり、そのおいしさを伝える活動も行っています。その努力が実り、今では全国から注文が殺到するほどの特産品になりました。

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皮は緑色だが、実は熟しているスイートスプリング

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糖度は10パーセント以上、酸度は0.1パーセントと酸度が低いため、甘みを強く感じる

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20年ほどスイートスプリングを生産する吉野芳美さん(61)
 
■スイートスプリングを販売している物産館
▽つなぎ百貨堂
住所:〒869-5603 熊本県葦北郡津奈木町大字岩城1601
電話:0966-78-2000

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みなさんはご存じでしたか
皮が緑色の「スイートスプリング」。
私は昔からよく食べていたのですが、
津奈木町で見たほど濃い緑色のものは初めてでした!
やはり、あそこまで濃い緑色だと、本当に甘いのか不思議に思ってしまいますが…!
食べてみると、甘くてさわやか、果汁たっぷりでおいしいんですよ~♪
生産者の吉野さんがこだわる“糖度の高さと酸度の低さ“。
様々な栽培方法を試しては、変えてみて…
そうした試行錯誤の繰り返しで生まれるおいしさなんだと感じました。
自然の中で育てるからこそ、おいしくするための工夫は一筋縄ではいきません。
「長い時間かけても、少しでもおいしく」と強い信念で取り組む吉野さんの姿は
とても素敵でした。
”緑と甘さのギャップ“を、ぜひみなさんも楽しんでみてください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年12月05日 (水)佐賀 期待の新品種 いちごさん~佐賀~


全国各地で、「ご当地いちご」が人気の中、佐賀県も「さがほのか」にかわる新しいイチゴを開発した。その名も「いちごさん」。佐賀生まれの人気品種「さがほのか」以来、20年ぶりの新品種となるいちごを11月15日から市場に初出荷した。
絵に描くイチゴのように凛とした美しい赤色と形。そして口に入れると華やかなで優しい甘さ。さらに果汁もみずみずしいという特徴がある「いちごさん」。佐賀県内166戸の農家で、およそ18ヘクタールの栽培面積、出荷量を900トン目指すという、佐賀県の一大プロジェクトだ。
目的は新規就農者を増やすこと。佐賀県の農業にとって「いちご」は、たまねぎに次ぐ主要な作物。しかし、農家の高齢化などで作付面積と出荷量が徐々に減ってきている現状がある。そこで、さがほのかより収量も上がり、高収入にもつながる新しいブランドのいちごを開発し、新規のいちご農家を増やしたいという希望もあるのだ。
消費者にとっても生産者にとっても期待を集めている「いちごさん」。生まれたばかりの超おいしいイチゴ「いちごさん」を紹介する。

■新品種「いちごさん」
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■佐賀県農業試験研究センター 木下さん
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■いちご農家 渡邊さん
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■いちごさんの購入は
佐賀や福岡の百貨店、スーパーなどで販売しています。
金額は、店舗によって違いますのでお問い合わせください。
また、現在は品薄の状態が続いていますが、これから12月末にかけて販売される量は増える見通しです。

■いちごさん問合せ
▽佐賀県農業協同組合 JA佐賀直営店「さが風土館 季楽(きら)」
住所:〒840-0811 佐賀市大財3丁目7番16号
電話:フリーダイヤル 0120-894―151

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「いちごさん」。かわいらしい名前の、佐賀県のいちご。
11月15日にデビューしたばかりで、話題の人気新品種なんです!

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私もデビュー直後に頂いてきたのですが、甘さだけでなく、酸味もしっかりと感じられるさわやかな味わい。後味もすっきりしているので、何粒でも食べられそうなほどでした!

佐賀県農業試験研究センターでは、開発秘話をたくさん伺って、このいちごにかける、佐賀県のみなさんの思いをすごく感じました。

農家の渡邊さんは、栽培に関するデータや、育成のコツなどを、他の農家さんとも共有するなど、いちごさんをもっと佐賀県全体で盛り上げたいと活動されているんです。

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今年も徐々に出荷量が増えていくそうなので、見かける機会も増えてくると思います!いちごさんがますます広がっていくのが、楽しみです!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年11月28日 (水)清流で育てる唐津のツガニ


佐賀県唐津市の浜玉町でこの時季旬を迎えるのが「ツガニ」。正式名称は「モクズガニ」といって、あの上海ガニと同じ種類の川ガニだ。町を流れる清流・玉島川で夏から冬にかけて漁獲され、小ぶりのカニをまるごと炊き込む「ツガニ飯」は地域の秋祭りに欠かせない郷土料理として愛されてきた。玉島川でとれるツガニは香り高く、身がぎっしりと詰まったオスや濃厚な卵とかにみそたっぷりのメスは、東京など遠方からもファンが訪れる。
まさに「清流の恵み」として親しまれてきたツガニだが、近年は漁獲量も減ってきている。これによって、姿煮に使われる大きいサイズのカニの個体も以前ほどとれなくなってきた。そんな中で、ベテラン漁師の岩田好信さんは、下流でとれた小さいカニを成長させるため、上流に放流する取り組みを行っている。岩田さんは「また大きなカニがたくさんとれて、地域の人に喜んでもらえるといい」と語る。
岩田さんがとったカニを奥さんが調理した「ツガニ飯」は、近隣の方や友人たちにとって秋の楽しみ。自分がとったカニを待っていてくれる人たちのために、岩田さんはこれからも地道な取り組みを続けていく。

▽ツガニの姿煮
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■ツガニを食べられるお店

▽川魚 摘草料理 飴源(あめげん)
休:火曜日
住所:佐賀県唐津市浜玉町五反田1058-2
電話:0955-56-6926
営業時間:11時~午後9時
※年末は29日まで、年始は3日の昼のみの営業で1月4日から通常営業
※ツガニは1月いっぱいは食べられますが、1月後半から徐々に在庫が少なくなるので、事前の確認・予約をおすすめします。

■ツガニを購入できるお店
▽農産物委託販売所 あゆのさと
住所:佐賀県唐津市七山仁部1259-1
営業時間:(直売所)7時半~午後5時半
電話:0955-58-2926
※年末は30日まで、年始は6日か7日からの営業。
※例年は2月頃までツガニの取り扱いがありますが、年によって異なるので事前にご連絡下さい。

▽ツガニ漁師 岩田好信(いわた・よしのぶ)さん(81)
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▽ツガニがとれる玉島川
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▽ツガニ飯
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▽岩田さんご夫妻
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生まれて初めて食べました「ツガニ」!
おいしすぎて、言葉が見つからない…!
私が言うのは変ですが、おいしいものには言葉はいらないものなんですね~!
全国からツガ二を求めてやってくるのも納得の味でした。
ツガ二のふるさと、唐津市浜玉町に流れる清流・玉島川は、下流でも透き通ったきれいな水が流れる穏やかな川。
この川だからこそ、臭みのないおいしいカニが育つのだと地元漁師の岩田さんはおっしゃっていました。
仕事の合間を見つけては、川に様子を見に行き漁の確認をしたり、撮影の合間にも、私にカニや玉島川についていろんなことを教えてくださったりと、本当に大切に思っているんだな~と、ひしひしと伝わってきました。
カニが小さくなったり数が減ったりと、環境は思わしくない状況になっていますが、地元の人たちが大切に守り、季節のものとして味わってきたツガ二、食べるだけじゃない、守っていく活動の大切さを感じ、今後よりよい状況になっていってほしいと、心から思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年11月07日 (水)鹿児島湾の宝石 ヒメアマエビ~鹿児島・鹿屋~


福岡市南区に行列のできるうどん屋がある。人気の秘密はトッピングの「ヒメアマエビのかきあげ」だ。ヒメアマエビは大きいもので5cmと甘海老より小さく、きれいなピンク色!甘みが濃厚で皮まで食べられるのが特徴だ。
鹿児島大学水産学部によると、今のところ鹿児島湾でしかとれない貴重なエビなのだ。火山活動でできた鹿児島湾は水深が200mあまりと深い。ヒメアマエビは深いところを好む。そのため底引き網に使うロープも1.2kmもある。網を引き揚げるにも30分以上かかり、体力も根気も必要だ。
昼前、水揚げのために港へ戻ると地域の人たちが待ちかまえている。出荷のため1匹1匹頭をとる気の遠くなるような作業をボランティアでやってくれるのだ。若手の漁師・森慎吾さん(43)は、「毎日、夏も冬も終わるまで手伝ってくれるみなさんの力があるからこそ漁を続けられる」と感謝する。出荷の準備を終えたエビはピンク色に輝き、まるで宝石のようだ。その「小さな宝石」にみんなで愛情を込め、手間かけて出荷する地域の人たちの姿を描く。

■ヒメアマエビに関する取材協力
▽鹿児島大学 水産学部 大富 潤教授

■「ヒメアマエビのかきあげうどん」が食べられるお店(冒頭で紹介したお店)
▽さぬきうどん 誠屋
住所:福岡市南区日佐4-39-30
電話:092-582-0255
営業時間:午前11時30分~15時 午後6時から10時
店休日:火曜日

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■ヒメアマエビの販売について
▽鹿屋市漁業協同組合
住所:〒891-2321鹿児島県鹿屋市古江町7468番地

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販売量はその日の水揚げ次第です。
漁協に隣接する「みなと食堂」でもヒメアマエビを食べることができます。

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鹿児島県民にとって特別な存在の”桜島”と”錦江湾”(鹿児島湾)。(もちろん鹿児島出身の私もです!笑)
その恩恵を受け、ここでしかとることができない「ヒメアマエビ」が、今回の主役でした!
私も漁に同行したのですが、海から引きあげるヒメアマエビは、鮮やかな赤が美しく、きらきらと光り、まるで海底から宝物を引きあげたような気持ちになりました!

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そうした見た目からも「宝探し」と言う漁師も多いんですよ!
見た目だけではなく、もちろん味も最高です!
5センチに満たない大きさからは想像できないほど、濃い味わい。
プチッとした軽い食感に、やさしい甘み。
船の上で、とれたてのエビを頂いたのですが、人生最高のエビでした…!
雄大な桜島を見ながら行う漁に、慎吾さんも「贅沢な眺めなんですよ~」ととってもうれしそうでした。
このヒメアマエビ漁は、海から戻っても、エビの出荷準備で大忙し!
お昼のせりに間に合わせるため、漁師さん以外にも、地元の方々がお手伝いに駆けつけるんです。
当たり前のようにやっている皆さんですが、寒い日も暑い日も、しかも何年も、誰かのために無償で手伝うって、私の浅い人生経験からあまりないことなので、とっても驚きましたし、そういう気持ちを忘れてはいけないと、とてもすばらしい人生の勉強になりました!
そんな鹿屋の皆さんのあたたかさが詰まったヒメアマエビ、ぜひ味わってみてほしいです☆

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


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