食いち!

2018年10月10日 (水)"うみっこかあちゃん"が守るカツオの味~宮崎・日南~


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宮崎県日南市では一本釣りの「カツオ」の漁獲量が日本一。
「戻りガツオ」がとれる今、その味を求めて観光客も訪れる。地元では、新鮮なカツオの表面をあぶるのが一番おいしい食べ方として、市内の飲食店10店舗で「カツオ炙り重」を提供、町の名物となっている。地元の港の駅でも、「カツオ」は地魚の中でも売り上げは一番。町ではとれたてのカツオをカレーやオイル漬け、菓子など、10種類を超える加工品も生み出している。中でも最近お土産として人気なのが、「かつおのしょうゆぶし」。漁協の女性部「うみっこかあちゃん」たちが生み出した郷土料理だ。隠し味は地元の「焼酎」。農林水産大臣賞も受賞した一品だ。日南市で古くから食べられてきたこの味を観光客にも知ってもらいたいと毎週2日間かけて作っている。「お父さんがとってきた魚をおいしく味付けして広めていくのが私たちの仕事。」その想いを込めて煮込む「うみっこぶし」。「母ちゃん」たちの愛情たっぷりのふるさとの味を伝える。

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■「日南一本釣りカツオ炙り重」が食べられるお店(冒頭で紹介したお店)
▽港の駅めいつ
住所:宮崎県日南市南郷町中村乙4862-9
カツオ炙り重:1500円
営業時間:午前10時30分~午後2時30分
店休日:月曜日(祝日の場合は日曜日)
電話:0987-64-1581
他、市内9店舗の飲食店で食べることができます。

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■カツオのしょうゆぶし(かつおうみっこ節)について
港の駅めいつで販売されています。
直接加工場で注文・購入もできます。売り切れる日もありますので、事前の連絡をおすすめします。

▽日南市漁業協同組合水産加工センター
住所:宮崎県日南市大堂津2-10-1
電話:0987-64-1581

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今回はかつおを求めて…福岡市内から6時間かけて宮崎県日南市へ!
着いた頃にはへろへろだったのですが…
そんな疲れを吹き飛ばしてくれるほどのおいしさ!!
いちばん最初に頂いたのはお刺身。シンプルにおいしかったです!笑
とろける食感とうまみがたっぷり詰まったかつお。
手が止まりませんでした…!

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なぜこれほどおいしいかつおが食べられるかというと、わたしがかつおを頂いた海の駅は魚市場のすぐ隣にあるんです!
さらに取れたての新鮮なかつおを、朝のうちにさばいているんです!
この徹底ぶりがおいしさの秘けつなんだそう。
さらに、しょうゆ節という日南で親しまれている郷土料理を作っているお母さんたちともお会いしてきました。
気持ちいいほどに豪快でとっても元気なみなさんが、かつおを丁寧に丁寧に調理していく姿がとても印象的でした。
昔から保存食として漁師の家庭で作られているそうで、アレンジも自由自在!
わたしも自宅に戻ってから、スープに入れたり、おにぎりの具にしたりといろいろ試してみました。どれもとってもおいしく、普段のメニューが少しグレードアップしました。お母さんたちの知恵と工夫、愛情がたっぷり詰まったしょうゆ節。
ぜひ、おすすめです♪

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年10月03日 (水)お殿様も大満足!ぬか炊き ~福岡県北九州市~


青魚がおいしい季節、秋。北九州ではなじみのある料理、「ぬか炊き」がおいしく食べられる季節です。ぬか炊きはイワシやさばといった青魚をぬかみそで煮込んだ北九州の郷土料理。とうがらしやさんしょうが入る、北九州ならではのぬかみそで炊きあげるため、普通の煮魚とは違ってぴりっとした風味でさっぱりと食べられる主役のおかずです。
ほかの地域では耳にしない「ぬか炊き」。始まりの時期は定かではありませんが、初代小倉藩主・小笠原忠真がたいへんな「ぬか」好きであったことから、城下にもぬかの食文化が広がったとも。また、小倉城とゆかりの深い八坂神社の宮司祢宜(ねぎ)のお家には、400年前から「ぬか床」が受け継がれており、ぬか文化は北九州に長く根づいています。
しかし、手間がかかるぬか床の管理は現代人の生活には合わず、若者の「ぬか離れ」が進んでいるのが現状。そんな状況に立ち向かおうと、若い人にも親しみを食べてもらうため、新しいぬか炊きを開発する新米店主や、その魅力を科学・栄養学的な側面から若者に教える工学博士が奮闘中。お殿様の「ぬか愛」は、今も北九州にあふれていました。

■手羽元のぬか炊き定食
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■ぬか炊きを食べられる定食屋さん
▽海鮮丼&ぬか炊き専門店 味処 矢野(あじどころやの)
休:日曜・祭日
住所:福岡県北九州市小倉北区浅野2-4-25
電話:093-551-0719
営業時間:(月~金)11時~午後3時 午後6時~午後10時
(土)11時~午後2時 午後6時~午後10時

■ぬか炊き販売店 3代目 宇佐美雄介(うさみゆうすけ)さん
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■旦過市場内のお店

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■店頭で販売されるぬか炊き

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■ぬか炊きが購入できるお店
(店内に飲食スペースはありません)
▽宇佐美商店(旦過市場内)
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町4丁目1-30
・いわし、さば 350円(1尾)
・スペアリブ 300円(1本)※週末のみの販売です
・煮卵 150円(1個)
営業時間:午前10時~午後6時
不定休:日曜日・祝日
電話:093-521―7216

■小倉高校で講義をしていた、
北九州小倉・糠床糠炊き研究会 会長 木村洋(ひろし)さん
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■北九州小倉・糠床糠炊き研究会

ぬか床やぬか炊きに関する講習会をご希望の方は、以下の連絡先まで。
事務局:木村康子(やすこ)さん(会長補佐)090-8664―1652
電話/FAX:093-451―0124
住所:〒802-0985 北九州市小倉南区大字志井1019-1

■400年のぬか床を受け継ぐ神社 八坂神社
住所:北九州市小倉北区城内2-2
電話:093-561-0753
※現在は宮司禰宜(ねぎ)のお母様のご自宅でぬか床を保管しているので、
八坂神社ではぬか床をご覧いただけません。

■小倉藩主とゆかりの深い、
八坂神社の宮司祢宜(ねぎ) 高山定典(さだのり)さん

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■400年のぬか床を管理する
母・多恵子さん

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北九州の郷土料理「ぬか炊き」。
皆さんは、食べたことがありますか?
広島出身の私は、去年北九州に来て初めて食べたんですが、それから大好きになりました。
今は、よく定食屋さんで食べたり、お店で買って家で食べたりもしています。
味付けが濃いので、ご飯ともお酒とも、とても合うんですよ。
北九州の街の人たちに聞いても、やはりぬか炊きが大好きな人たちがたくさんいました。今は家で作っていないという人も、食べたくなってお店に買いに行くんだそうです。
「ぬか炊き」は、サバやイワシをぬかみそと醤油で炊き上げたもので、2時間かけてじっくりと煮込むので、骨まで柔らかくなります。
味は、お店や家庭によって違いました。
お店で食べたものは、最初は甘みがあり、後から唐辛子がピリッとして、山椒のさわやかな辛さがすーっと鼻に抜けていきました。
そして、今回は、昔ながらの家庭で作るぬか炊きも試食しました。
高山さんのご自宅を訪ねて、400年受け継がれてきたぬか床で作ったぬか炊きを食べてみると、甘さが少なくてびっくり!昔ながらのぬか炊きは、砂糖などの調味料が入っていないので、甘さが少ないのだそうです。家庭で作られたぬか炊きは、今回初めて食べましたが、山椒の香りがより際立ち、さっぱりとしていて、とてもおいしかったです。
高山さんご家族は、このぬか炊きを食べると、昔みんなで集まって食べていた頃を思い出すと楽しそうに話していました。
北九州で愛され続ける「ぬか炊き」。これからも大切に受け継がれていってほしいですね。
私もより大好きになりました。
皆さんも北九州に来られたときには、ぜひ味わってみてください!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年09月26日 (水)"黄金のだし"焼きあごのうまさにせまる!~長崎 新上五島町~


博多雑煮をはじめ、九州の味に欠かせないの「焼きあご」。実は原料の飛び魚がとれるのは9月後半から10月のわずか3週間程度!長崎県五島列島の新上五島町では今、漁の時期を迎えています。
北からの風にのって飛び魚が南下し、上五島の有川湾に“あご溜り”ができるといいます。朝6時、飛び魚漁がスタート。しかしこの日は風も波もないなぎ。なんとかわずかな量だけ飛魚が取れました。だし用のあごになるのは小さい未成魚。未成魚は内臓が小さく、脂が少なく雑味がなくて最適のだしがとれます。
水揚げしたあごは大きさをそろえ串にさし炭火で一気に焼き、うまみを閉じ込めます。この時、内臓側をしっかりと焼きつけることで雑味が出にくくなります。その後乾燥させ、ようやく焼きあごができあがります。最近全国的にも注目され、高級品となってきた伝統の焼きあごのおいしさの秘密を探りました!

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焼きあごのだしは“黄金のだし”!

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串を打って、焼きの準備完了!

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炭火の強火で焼き上げる

■焼きあご製造販売 
▽有限会社 はたした
住所:〒857‐4601 長崎県南松浦郡新上五島町小串郷1299‐9
電話/FAX:0959-43-8995
※焼きあご製品各種あります。詳しくはお問い合わせください。

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五島列島の中通島で焼きあごのおいしさの秘密、探ってきました!
漁ではなかなか飛び魚がとれず少し残念ではあったのですが、
漁の合間に“飛んでいる飛び魚”を見つけては畑下さんや船長の早瀬川さんが
教えてくださり、“飛んでいる飛び魚”を見ることができました!
飛びながら、きらっと輝く姿がとてもきれいでした。
わたしの知っている飛び魚よりもずいぶん小さく、手のひらほどの大きさの飛び魚。
これがだしに向く飛び魚のポイントなんだそう!
ちなみに、今週からは大漁の日が続いているそうです!
漁から戻ると、すぐに加工場へ向かい焼き作業をスタートします。
が、この焼き作業がとにかく大変でした!
とはいっても、わたしは棒立ちでほとんど何もしていないのですが…。
焼く前の丁寧な準備と、スピーディーで的確な焼きの手さばきは、まさに職人技でした。
今回取材した畑下さんご夫婦は、あご本来のおいしさを知ってもらいたいと、
強くおっしゃっていました。だからこそ、こだわりを持って手間暇かかけて焼きあごを作られているんだと感じました。そんな焼きあごでだしを取るのは、なんだかもったいない気もしてしまいますが、より身に染みておいしく感じました。
長崎では、日常的に焼きあごだしを使うそうなんです!
お正月だけでなく、いろんな料理に使ってちょっと贅沢するのもいいな~と、
思いました。みなさんも、ぜひ”黄金のあごだし”改めて味わってみてはいかがですか?

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年09月05日 (水)鹿児島 鹿屋市 家族で生み出す絶品!ソーセージ


全国一の豚肉の生産量を誇る鹿児島県。中でも屈指の産地、鹿屋市で、いま日本でもここにしかいない豚を育て、注目される養豚農家があります。家族経営で6次産業化を行い、肉はもちろんハム・ソーセージも、福岡などの都市部で人気を集めているのです。
作っているのは、養豚場を営む父の元で育った福留洋一さん(36)。日本ではここだけにしかいないという「サドルバック」という、黒地に白の一本ラインの豚を、約10年前に独自に輸入。自分たちで交配を行い、独自の品種の豚を開発しました。
福留さんは高校卒業後、単身でドイツに渡り、ハム・ソーセージを作る「マイスター」というドイツ国家資格を取得。地元の塩や自家製ハーブを使って工夫して育てた豚肉の味わいは評判を呼び、特にハム・ソーセージは、鹿屋市のふるさと納税の返礼品としても人気となっています。前足など普通は捨てられる部分を積極的に使うのは、「大切に育てた豚だから、捨てるところなく使い切りたい」という愛情からです。
養豚業の先行きに不安を覚え、生き残りをかけて家族で始めた6次産業化。父と兄が養豚、洋一さんが加工、妹は販売という家族ぐるみの連携プレーで切り盛りしています。

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■ハム・ソーセージの職人、次男の洋一さん
▽ふくどめ小牧場
福留 洋一さん(ふくどめ・よういち)

▽「サルシッチャ」と「コッホシンケン」
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▽燻製されているハムとベーコン
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▽独自で品種改良した豚のハム
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■ふくどめ小牧場 購入に関しては

住所:〒893-0044 鹿児島県鹿屋市獅子目町81-1
電話:0994-48-2324

■幸福豚が食べられるお店
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▽ふくどめ小牧場 販売店
営業時間:10:00~17:30
定休日:毎週月曜、第2、第4火曜日
(不定休あり)
ランチタイム:11:30~13:30

▽グランドハイアット福岡
住所:〒812-0018 福岡県 福岡市博多区住吉1-2-82 
グランドハイアット福岡1F「THE MARKET F」(ザ マーケット エフ)
電話:092-282-2803 (レストラン予約)
ランチ:11:30~15:00
ディナー:17:30~22:00(ラストオーダー21:30)
<注:ふくどめ小牧場の幸福豚の提供は2018年10月31日までの期間限定>

▽そのほかふくどめ小牧場のハム・ソーセージは、Dean&Deluca(天神ソラリア地下) で購入することができます

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今回は、鹿児島県鹿屋市に行ってきました。
ここで作っているのが、ハムやソーセージ。
店内に入ると、こんなにたくさん!

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いろいろな種類があり、普段目にするハムやソーセージと比べると、2倍くらい大きかったです。
早速頂いてみることに。まず頂いたのは、「コッホシンケン」というハムです。香ばしい香りで、とっても柔らかく、口の中で溶けていくようでした。
続いて頂いたのは、「サルシッチャ」というソーセージ。お肉がたっぷりとつまっていて、ジューシー!スパイスやハーブの香りがとても効いていました。
他にもたくさん頂いたのですが、どれもとてもおいしかったです。

このハムやソーセージを作っているのは、こちらの福留さんご家族!

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家族一丸となって、なんと、豚の飼育から加工・販売までを同じ敷地で行っているんです。
父・公明さん(ひろあき)と兄・俊明さんは豚の飼育、弟・洋一さんは加工を、そして妹・智子さんは販売と宣伝をそれぞれが中心となって進めています。
家族みんなとお話をさせて頂いたのですが、皆さん終始笑顔。そして、とっても仲が良いんです。家族を幸せにしてくれているのは、ここで作ったという、日本にはいなかった脂質の多い「サドルバック」という豚と、白豚をかけあわせた「幸福豚」の存在でした。
お客さんにより良いものを届けられるようにと、海外に渡って学んできたり、えさや養豚場に工夫をしたりなど、家族それぞれが努力をしてきました。
時にはけんかもするけれど、みんなで話し合って困難を乗り越えてきたそうです。
だからこそ、こんなに仲の良い家族なのだと感じました。

鹿児島県鹿屋市で愛情をこめて作られた、幸せのハムやソーセージ、みなさんもぜひ一度味わってみて下さいね!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年08月22日 (水)愛情たっぷり!福岡生まれの"鉄鍋ギョーザ"


福岡と言えばラーメンやもつ鍋が有名だが、実は福岡市の人口10万人あたりのギョーザ店舗数は全国第2位の165店舗、北九州市も第4位と、名物料理のひとつ。福岡ならではのギョーザが多いことも特徴だ。
そのルーツの一つといわれるお店があるのが、北九州・八幡。今年で創業60年を迎える老舗が、今や全国で有名な「鉄鍋ギョーザ」発祥と言われる。
お店の二代目・宇久知紀さんは、一人前分の小さな鉄鍋で、多い日は150皿分のギョーザを焼く。パリパリふっくらのおいしさの秘密は鉄鍋に。直径18センチの鉄鍋は創業当初、コンロの大きさに合わせて特注したもの。火のあたりを均一にしてムラなくパリッと焼き上げることができる。さらに大事なのは鉄鍋特有の火加減。熱の伝導率がいい鉄鍋に合わせて火加減を調節。かりっとソフトな食感を生み出す。
創業者で宇久さんの母・温子(はるこ)さんとギョーザの出会いは65年ほど前。当時は珍しかったギョーザを八幡の製鉄マンで人気の中国料理店で食べ、あっさりした食べやすいギョーザを自分も作りたいと試行錯誤を重ねた。さらに、当時珍しかった「鉄板スパゲッティ」をヒントに、「アツアツのままお客さんに食べてほしい」一心で、鉄鍋ギョーザを完成。今も地域の人々に愛され続けている。
後継者不足に悩んだお店の危機を救った、元和食料理人の久冨陽介さんは、「歴史を重んじながらも新しいものを作り出して、自分が守り続けていきたい」と語る。

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焼きたての鉄鍋ギョーザ

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地域で長年 愛され続けてきた

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鉄鍋ギョーザ店 二代目店主 宇久知紀(うく・とものり)さん

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三代目 久冨陽介(ひさとみ・ようすけ)さん

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創業者 宇久温子(うく・はるこ)さん(90)

■(VTR前半に登場)福岡市中央区のギョーザ店 
▽「餃子屋弐ノ弐 大名店」
営業時間:午後5時~午前0時
住所:福岡市中央区大名1丁目―14―28
電話:092―732―9122

■北九州八幡・鉄鍋ギョーザ発祥のお店
▽「本店 鉄なべ」 
住所:北九州市屋八幡西区黒崎1丁目9-13
電話:093-641-7288
営業時間:午前11時~午後9時
店休日:木曜日
※ギョーザが完売すると午後いったん店を閉めることがあります

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暑い夏!ビールにギョーザは欠かせません!
わたしも大好きで、週に1度は食べている気がします…!笑
福岡県でギョーザと言えば、定番の焼き・水ギョーザ・揚げギョーザだけでなく手羽ギョーザなど種類も豊富ですよね!
福岡にいてなんとなくは分かっていながらも、ここまでギョーザがまちに根付いているとは知りませんでした。
なかでも今回は北九州で生まれた「鉄鍋ギョーザ」をご紹介しました。
最後の1個まで、あつあつほかほかで食べられる鉄鍋ギョーザ。
福岡ではすっかり当たり前のメニューですが、60年ほど前に一人の女性の「おいしいギョーザを温かいまま食べてもらいたい」との愛情から生まれたものだったんですね。
それだけでなく、発案者の宇久温子さんは日本人の口に合うように、あんも野菜多めでさっぱりと食べられるようにしたり、口当たりのいい食感の皮にするため薄さや水の量を調整したりと、細部にまでこだわりがあるんです。
たまにお店に出ると、常連のお客さんから次々と声をかけられ、楽しそうに会話をする温子さん。
鉄鍋ギョーザはこんなにも地元に愛され親しまれてきたんだなと、あらためて感じました。
ぜひアツアツのギョーザを食べて、残りの暑い夏を乗り切りましょう!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年08月08日 (水)中はとろっとろ!薩摩の白なす


なすなのに紫色ではなく緑色の果皮。中には真っ白のものも。決して失敗作ではありません。江戸時代から鹿児島に伝わる伝統野菜「白なす」です。病気に強く栽培も容易でかつては県下で広く栽培されてきましたが、収量が少なく形が不揃いで消費者からも敬遠されるため、市場に出回らず生産農家も減って、今ではほとんど作られなくなりました。
その白なすを栽培するのは、鹿児島市内で農園を経営する橋口孝久さん(67)。脱サラで農業を始め、薩摩伝統野菜の復興に取り組んでいます。中でも力を入れるのが白なすです。種を販売する業者もいないため、自家栽培で種も作ります。種作りに失敗すると将来の栽培継続も難しくなる中、栽培仲間たちと情報を交換しながら、より上質の白なす作りに取り組んでいます。
白なすは皮が厚いのが特徴。しかしぶ厚い皮に守られた中の実は柔らかく、料理すると別名「とろなす」と呼ばれるほどとろっとろで格別の味。6月下旬から8月いっぱいの収穫最盛期、見た目は少々悪くても味は絶品の薩摩野菜・白なす作りに奮闘する橋口さんの姿と、白なすの味の魅力を伝えます。

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■伝統野菜「白なす」

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■白なすを生産する橋口孝久さん

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■白なすを使った料理「白なすのそうめん」

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■白なすを生産している農園
▽橋口農園
〒892-0875 鹿児島市川上町3334-1
電話:099-243-7073

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■白なすを販売しているスーパー

▽タイヨー ONLY ONE 東郡元店
〒890-0068 鹿児島市東郡元町18番22号
電話:099-286-0558


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皆さん、「白なす」ってご存知ですか?
私は初めて出会いました!
なすといえば、皮が紫色で細長いイメージが強いですが、白なすは皮が緑色のものから真っ白なものまであり、色も形も様々。鹿児島では昔から食べられていた伝統野菜です。
この白なす、火を通すと、とっても美味しいんです。
今回は、郷土料理を研究している千葉しのぶ先生に「白なすのそうめん」を作って頂きました。口の中に入れると、甘くてとろっとろ!水分もたっぷりでとっても柔らかいんです。
しかし、このとろとろの白なす、生産者も消費者も今では少なくなってしまいました。
収量が少なく、不揃いで見た目も悪く消費者からも敬遠されてきたからです。
そのため、今では種も市販されておらず、生産者自身で種も取らなくてはなりません。
白なすを栽培する農園の橋口さんは、伝統あるこの白なすを絶やさないように、毎年種を残し、大切に育てています。
鹿児島の甘くてとろっとろの白なす。皆さんぜひ召し上がってみてくださいね!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年08月01日 (水)さわやかな酸っぱさ!日向のへべす


マンゴーに牛肉にピーマン…
数ある有名農産物を誇る宮崎県が、この時期、イチ推しする食材が「へべす」だ。
クセがなく、さわやかな酸味が特徴の香酸柑橘「へべす」。知名度は高くないものの、1度使ったらやめられないと飲食店を中心に、宮崎だけでなく、全国にファンを増やしている。
「へべす(平兵衛酢)」は江戸時代に長宗我部平兵衛が見つけたことから名付けられ、日向地方で代々育てられてきた。78人の平兵衛酢部会員を束ねる会長の黒木和之さんは30年前、この「へべす」の可能性を信じ、農家だった父親の後を継いだ。10年以上部会長を務め、品質の向上や「へべす」の普及に尽力している。
また、近年は若手生産者の活躍により、東京・吉祥寺周辺の飲食店で「へべす」が定番のメニューになったり、加工品がコンテストで賞をとったりするなど、「へべす」が全国に広がりつつある。
地域の宝「へべす」を広めようと奮闘する生産者たちを紹介する。

■黒木和之さん(へべす生産者)
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■黒木洋人さん(へべす生産者)
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■熊野敏行さん(へべす生産者)
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■へべすの購入に関しては
▽JA日向ひむか彩館
住所:宮崎県日向市大字高富299-1
電話:0120-52-3178

■へべすサワーを提供していた三鷹市の居酒屋について
▽大嶋屋
住所:東京都三鷹市下連雀3-37-41
電話:0422-48-4434

■熊野さんが作るへべすの調味料について
▽宮崎県門川町 熊野農園
電話:090―8058-5060

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「平兵衛酢」みなさんこの柑橘、ご存じでしたか?
へべすと読みます!江戸時代から日向に伝わる柑橘なんです!
九州・沖縄だとかぼすやシークワーサーなどが有名ですが、かぼすより少し小さく、さわやかでフレッシュな香りが特徴。
この香りで、暑い夏でも食が進みます!
先日、自宅でしょうゆにへべす果汁を加えた”へべすしょうゆ”をかけた冷ややっこを作ったのですが、おいしすぎて半丁食べてしまいました…!
さっぱりしているのに、なんだかクセになる味と香り!私もすでにやみつきです☆
へべすは、和・洋・中どんな料理にでも相性がいいということで、レシピは無限大!
今回ご紹介させていただいた熊野さんは、ご自身で開発したレシピをブログで発信しているんだそう!その数なんと40近く!
料理初心者の方でも簡単に作れるレシピばかりだそうですよ~
そして、若手生産者・黒木洋人さんは、へべすを多くの人に楽しんでもらおうと、へべす料理が楽しめるカフェを作っちゃいました。また、へべす風呂が楽しめる宿泊施設を年内にオープンする予定なんたそうです!
今回日向市に取材に伺って、平兵衛酢部会長の黒木さんを始め、若手からベテランまで、へべす愛をそれぞれの形で発信していることを知り、とても温かい気持ちになりました。
これからさらにへべすの生産量を上げるべく、いま県をあげて取り組んでいます!
へべすのこれからに、注目ですね!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年07月25日 (水)豪雨を乗り越えた「川茸(かわたけ)」


福岡県朝倉市の黄金川(こがねがわ)に自生する「川茸(かわたけ)」(スイゼンジノリの名前でも知られています)。約200年以上、地元の人々に愛されている珍味です。近年、温暖化による水温の上昇、水不足や生活排水による黄金川の水質変化により、2006年には環境省の定める「絶滅危惧種IA類」に指定されました。黄金川の「川茸」を生産・販売している、1793年創業の川茸を専門に扱う老舗では、17代目の遠藤淳(じゅん)さん(49)が、いまその伝統を受け継いでいます。収穫しゴミを取り除き、5時間塩に漬け込んだ後、再び選別するという作業は全て手作業。200年以上変わらない製法を守り続けています。
しかし去年、朝倉市を襲った九州北部豪雨。川茸のほとんどが豪雨で流されてしまい、去年は出荷することが出来ませんでした。それでも17代目は、従業員たちで川の整備を行い、何とかわずかに残っていた川茸を育て、今年4月に入りようやく収穫出来るようになりました。
ゼラチン質でツルツルした食感が魅力の川茸。生のまま三杯酢でいただくのが、17代目のオススメです。

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△川茸が自生している黄金川

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△川底で育つ川茸

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△1793年(寛政5年)創業
川茸を専門に扱う老舗の 17代目、遠藤淳さん

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△綺麗な色合いになり製品となった「川茸」 

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■川茸を専門に取り扱っている老舗
▽遠藤金川堂
住所:〒838-0031 福岡県朝倉市屋永2949
電話:0946-22-2715


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福岡県朝倉市の「川茸(かわたけ)」。みなさん、ご存知でしたか。
プルプルとしていて、涼しげな緑色が印象的ですよね。
全国的に自生しているのは、朝倉市以外にはほとんどないと言われていています。絶滅危惧種にも指定されています。朝倉市に行かないとなかなか食べられない貴重な食材です。
そんな貴重な川茸が去年、九州北部豪雨の被害にあい、8割が流されてしまいます。その危機を乗り越えることができたのは、地元の人たちの協力があったからでした。豪雨により荒れてしまった川の清掃を行い、わずかに残った川茸を大事に育てたのです。地元の人たちの、川茸を大切にしたいという思いを感じました。
200年以上受け継がれてきた川茸。これからも大切に守り続けていってほしいですね。
川茸は初夏から夏が1番おすすめだそうです。皆さんもぜひ召し上がってみてください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年07月04日 (水)ギョギョっとうまい!海の男のブランドあじ!


長崎市野母崎のブランドあじ「野母んあじ」。
初見の人を驚かせるのは、なんといってもその大きさだ。
「体長26cm以上、重さ300~500g」のあじのみが、「野母んあじ」と名乗ることができるのだ。

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もちろん味だって抜群だ。あじとは思えない肉厚の身を1切れほうばると、コリコリとした食感にまずは驚く。そして次第に口中に広がるのが、脂ののった“うま味”だ。食した人は思わずこう叫んでしまうだろう。「野母んあじ、半端ないって」。
そんな「野母んあじ」のおいしさを損なわないようにと、漁から出荷まで、漁師さんと漁協のみなさんはさまざまな工夫を施している。
漁では、とにかくあじの身を傷つけないように努めている。漁法は「一本釣り」。針から外すときも、身を傷めないよう、手では触れない。
水揚げするときも、「野母んあじ」特製のタモを使う。編み目で身を傷つけないよう、ほどよく水分が残るよう開発した網だ。
漁師さんや漁協のみなさんが協力し、“ブランド魚”としての地位を確立した「野母んあじ」。地元のみなさんの一つ一つの工夫と“自慢のあじ”への思いを紹介する。

■野母んあじ漁師:高島浩さん
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■冒頭で紹介した“野母んあじ”が食べられるお店
▽いけ洲居酒屋むつ五郎
住所:〒850-0801 長崎市八幡町9-8
電話:095-826-6560
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■野母んあじの購入に関しては
▽野母崎三和活魚流通センター
住所:〒851-0506 長崎市脇岬町3386-27
電話:095-893-1131
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アジの開き、アジフライ、お刺身、アジのなめろう…などなど!
あげるときりがないほど、どんな料理にも合う、そしてお手頃価格!
まさに『主婦の味方・アジ』だと私は勝手に思っています…笑
ですが全国には、マグロや鯛などの高級魚にも引けを取らないブランドアジもありますよね!今回は中でも、長崎市の野母崎でしかとれない“一本釣り”のアジをご紹介しました。

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私、高級アジを食べたのは初めてで、正直アジをなめていました…
普段食べているアジもおいしくて大好きですが…
大きくて身が引き締まっていてコリッコリ、噛むと感じる脂の甘み。
こんなにおいしいなんて…!!ごめんなさいアジ!
そんな高級アジですが、品質を守るために釣った瞬間から出荷するまで、まさに“アジファースト”。

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それだけ愛情をかけた野母崎のアジは今では全国、そして世界にファンがいるそうです!
一度食べたら忘れられないと、毎シーズン注文するお客さんは全国各地に、そして長崎で食べた野母崎のアジに感動して出荷の様子を見学にきたという熱心な外国人も。
長崎市内の飲食店で、運がよければ食べられるそうですので、みなさんもぜひ!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年06月27日 (水)宮崎 西米良村のご当地サーモン


「ご当地サーモン」ってご存知ですか?
サーモンといえばサケ(シロザケ)をイメージしますが、実はいろいろなサケマス類の総称として使われています。ちなみにお刺身やお寿司など生で食べるトラウトサーモンは、ニジマスです。

現在、全国で50を超える「ご当地サーモン」が養殖されています。魚種はギンザケやニジマス、イワナ、サクラマスなどです。瀬戸内海区水産研究所によると、各地で養殖が活況になった背景には東日本大震災が関係しているのだそうです。被災した水産業者が他県の養魚場に種苗を持ち込み、サーモン養殖が全国に広がりました。

魚食が世界中で広まったいま、サーモンは人気の魚で供給量が足りないといわれています。国内で流通するサーモンの6割を輸入に頼っている日本では、このご当地サーモンブームをきっかけに、国内の自給率を高めることが期待されています。

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■養魚場 専務
▽濱砂慎吾(はますな しんご)さん

今回取材した宮崎県西米良村(にしめらそん)の養魚場では、平成6年からサーモンの出荷を行っており、九州沖縄でも先駆け的な存在です。
もともと釣りぼりや旅館向けにニジマスやヤマメを養殖していたのですが、夏季以外にも売れる商品をと、独自にサーモンの品種を作り上げました。
そのノウハウをいかし、今では宮崎県小林市や大分県の湯布院でもサーモンの養殖を手掛けています。

▽宮崎県 西米良村の養魚場
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▽西米良村のサーモン
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■西米良村のサーモン 購入に関しては
▽株式会社 井戸内養魚場
住所:〒881-1411 宮崎県児湯郡西米良村大字村所75-1
電話:0983-36-1673

■西米良村のサーモンが食べられるお店
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▽グランドハイアット福岡
住所:〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1-2-82
グランドハイアット福岡1F「THE MARKET F」(ザ マーケット エフ)
電話:092-282-2803 (レストラン予約)
ディナー:17:30~22:00(ラストオーダー21:30)
※西米良サーモンのカルパッチョの提供は2018年7月13日までの期間限定

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▽西米良温泉 ゆた~と
住所:〒881-1411 宮崎県児湯郡西米良村大字村所260-6
電話:0983-41-4126
昼の営業:11:00~15:00(オーダー14:00まで)
夜の営業:17:00~21:00(オーダー20:00まで)
定休日:第3水曜日・1月1日

▽そのほか西米良村のサーモンは、宮崎市内の居酒屋など飲食店で食べることができます


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今回の食いち!はサーモンを求めて西米良村に行ってきました!
サーモンで山?と初めに思ったのですが、今、日本で行われているサーモンの養殖は
山奥の川を利用して行われているところもたくさんあるんです!
西米良村を流れる川は水が透き通っていて、とってもきれいなんですが、それだけではないんです!酸素濃度が高く、養殖に適しているんだそうです!
そんな自然豊かな環境で育つサーモンは元気いっぱいで、手で持つのも一苦労!
身が引き締まっていて、ぷりぷりで、ほんのりと感じる脂の甘みが後を引きます。
お刺身も、お寿司も、カルパッチョも!何にしてもおいしいですが、国産のサーモンだからこそ新鮮で、生で食べるのがおすすめなんだそうですよ!
西米良のサーモンを育てている濱砂さんは、もっと国産のサーモンのおいしさを知ってほしい!と意気込んでいました。
大自然で育ったサーモン!福岡でも食べられますので、ぜひ一度食べてみてください♪

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


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