2018年06月07日 (木)薬剤師が変わる


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今年4月、調剤報酬制度が大きく変わった。これまで薬剤師は処方箋の調剤が 中心だったが、今後は薬の飲み合わせや副作用までを見極め、場合によっては医師に提言まで行う。いわば患者の薬のマネージメントを担おうとしている。
背景には、たくさんの薬を飲むことで高齢者の身体に有害な症状が起きる、ポリファーマシーの問題がある。
西区の白十字病院では、薬剤師が毎週、薬を見直すポリファーマシーカンファレンスを実施、医師へ減薬提案を行っている。
薬の適正使用について研究している福大病院の神村教授は「分解機能の低下した高齢者は薬効が体内に残り健康被害が起こりやすい、薬は薬の専門家である薬剤師にも相談してもらいたい」と話す。
街の調剤薬局でも新たな取り組みが。小郡市の調剤薬局では複数の病院で処方された薬が適正かどうかを独自に検討。さらに市販の薬やお酒との飲み合わせなど患者からの問い合わせに24時間対応している。
薬を渡すだけじゃない、時には減らす薬剤師の新たな取り組みを追う。

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■ポリファーマシーカンファレンスを実施している病院薬剤部
▽社会医療法人財団白十字会 白十字病院
電話:092-891-2511

■かかりつけ調剤薬局
▽杉山薬局 小郡店
電話:0942-23-8700
処方のお薬をお渡ししている患者さんに24時間対応の薬局です
一般の方は対象ではありません。

■お薬で気になることは
各都道府県にある薬剤師会で一般の方の相談を受けつけています。


【担当PDの一言】

24時間対応の調剤薬局。ドライブスルーで処方薬がもらえる調剤薬局。
実は、今いろいろな薬局ができています。
そして、以前は医師の診断がないともらえなかったお薬が薬剤師さんのいる薬局で買えるものもあります。
だからこそ、本当に飲み合わせは大丈夫か。
市販薬は、サプリメントは大丈夫だなんて思わず相談することが大事です。
意図をせず身体に有害な症状をもたらすこともあるというのがポリファーマシーです。
現場の薬剤師は、決して食べ物だから大丈夫とかサプリメントは薬じゃないと思っていると、そうした飲み合わせで高齢者は救急車で運ばれてくることもあると言います。市販薬もよく見ると、高齢者は「かかりつけ」を作ることが本当に大事、健康サポートもしてくれるという薬局、なのだなと思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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