2018年04月06日 (金)子ども時代の〝骨づくり〟で寝たきりを防げ


 

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高齢になった後、元気に生活できるか、ベッドの上で過ごすのかを分けるのが、“骨”。高齢になると、骨密度が低下して骨がスカスカになる骨粗しょう症になりやすい。骨粗しょう症になると、ささいなことで骨折し、そのまま要介護や寝たきりになる人も少なくない。骨粗しょう症になってから、骨密度を上げるのが容易ではない中、注目されているのが“子ども時代”の取り組みだ。骨の中のカルシウム量は20歳ごろにピークを迎え、そのあとは年齢とともに減り続ける。骨が活発に成長する子ども時代に“ピーク時の骨密度”を増やしておくことが、将来骨粗しょう症になるリスクを減らすのに効果的だからだ。
こうした中、福岡女学院看護大学の松尾和枝教授は、市や学校と連携して、骨にいい生活習慣を身につけてもらうプロジェクトを行っている。全児童の骨密度を毎年測定。骨の成績表を配って骨を強くするモチベーションを持たせると共に、骨密度を高める食事や運動を教えてきた。取り組みを始めて3年、骨密度が上がる児童が続出するなど、成果も出てきている。
注目される“生涯にわたる骨づくり”について取材した。


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■子どもの“骨”づくりに取り組む専門家
▽福岡女学院看護大学 松尾和枝教授
電話:092-943-4174(代表)

■骨粗しょう症について取材をした病院
▽健愛記念病院
電話:093-293-7090

■取り組んでいる学校
▽福岡県古賀市立小野小学校

【取材者のひとこと】
取材させていただいた小学校の子どもたちが、『まごたちわやさしい』(骨にいい食事のポイント)や『骨粗しょう症』などのことばを、いとも簡単に覚えて話す姿に驚きました。小学生の頃に覚えた歌や言葉は、大人になっても覚えているものです。この取り組みが子どもの記憶に定着していると感じました。「子どもは宝」と言われていますが、育てるのは親。小学校に通う親たちも、『一緒に外遊びをしよう』とか『お母さんもいろんな食材使ってご飯がんばるね』と意識改革がはじまっているのを感じました。
私もこどもを持つ母親。毎日の食事や取り組みが子どもの将来につながると思い、『かかと落とし』をしながら、台所に向かいたいと思います。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:13時32分


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