2017年11月10日 (金)外国人支える"お母さん"たち


福岡市の“在留外国人数”はこの10年で1.6倍に増加し、全国の政令指定都市の中で最も高い増加率となった。仕事や留学で来日する人の中には、生活や学校になじめず苦労する人も少なくない。
そんな外国人を支えようと、東区では14年前から住民によってある取り組みが行われてきた。親子日本語教室“よるとも会”。週に一度、放課後の小学校で開いている教室には、30人ほどの外国人がやってくる。そのほとんどが、アジアや中東からの留学生とその家族だ。地域の住民ボランティア10人ほどが、やさしい日本語や英語を使って教えている。また、“よるとも会”では、チラシや学校からのお便りを翻訳するなど、主婦の目線で生活上の困りごとにも対応するのが特徴だ。外国人のお母さんたちがことばの壁で困っていることを知った日本人の母親たちが、この活動を始めた。特に力を入れているのが、子どもたちの支援。去年父の留学で来日したアフガニスタン人のムサビ アカ君(中3)は、当初は勉強についていけず悩んでいたが、会の支援で自信をつけ、高校受験に挑み始めた。
“日本のお母さん”として外国人住民を支える「よるとも会」の取り組みを取材した。

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■香椎浜小学校親子日本語教室(かしいはましょうがっこうおやこにほんごきょうしつ)「よるとも会」について
活動場所:福岡県福岡市東区香椎浜(かしいはま)2-2-2 福岡市立香椎浜小学校
日時:毎週木曜 夜7時~8時半

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放課後の小学校で開かれている日本語教室「よるとも会」。行ってみると、教室の中からとてもにぎやかな声が聞こえて来ました。そのことばは、日本語や英語、韓国語に中国語など、国際色豊か!子どもから大人まで幅広い世代が集まって、日本語の勉強をしていました。日本語の読み書き、外国人の子どもの場合、学校の授業で学んでいる数学や化学などもマンツーマンで教えてもらっていました。また、よるとも会では、生活面でのサポートも行っていて、例えば、子どもの乳幼児健診の調査票をもらったけど、何と書けばいいかわからない、と相談している母親もいました。日本の仕組みや文化がわからない外国人の方にとっては、この場所で相談できることが本当に助かっているそうです。教室には、小さい子どもが遊べるスペースもあり、「○○ちゃん大きくなったね~」という会話から、子どもたちが地域で見守られていることが伝わってきました。
私は、大学時代に4年間、寮生活で留学生と共に暮らしていた経験があります。それまでは、外国人と会話をした経験もあまりなく、文化の違いから衝突したこともありました。でも、少しずつコミュニケーションをとれるようになると、お互い歩み寄ることができたことを思い出し、日本人も外国人も共に過ごしやすい環境を作っていくことが大切だと改めて思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10時27分


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