フォーカス福岡

2017年10月13日 (金)LGBT "生きづらさ"を防げ


同性愛や心と体の性が一致しないLGBT(性的マイノリティ)。いま福岡で、LGBTの人たちの“生きづらさ”を解消し、サポートしようという動きが広がっている。
九州各地の小中学校を回って、LGBTについての講演活動を行っている市民団体FRENS。代表の石﨑杏理さんは、LGBTの当事者として、女子トイレやスカートなど学校生活で男女の区分に苦痛を感じ、周囲の偏見の目にも苦しんできた。自分のような状況の人を救いたいと、LGBTの支援団体を立ち上げた石﨑さん。その取り組みにより、いま少しずつ支援の輪が広がっている。那珂川町にある女子高では、スカートの制服を着るのが苦痛だったという石﨑さんの経験を聞いて、ことしから制服にズボンを導入。自転車に乗りやすい、冬に暖かいなど、さまざまなニーズを持つ生徒たちから好評だ。不動産会社では、LGBTへの偏見などから部屋探しで苦労しがちな同性カップルをサポートする取り組みを始めたところ、多くの当事者から問い合わせが来るようになった。
LGBTの人たちの“普通”に暮らしたいという思いを支援する取り組みを伝える。

■性的マイノリティの子どもや若者のサポートをしている団体
▽FRENS
代表:石﨑杏理さん
▽LGBT無料電話相談 フレンズライン
電話:080―9062―2416(毎週日曜午後5時から午後9時まで)
対象:24歳までのこども、若者とその周りの大人たち

■福岡女子商業高校
住所:福岡県筑紫郡那珂川町片縄北1-4-1
電話:092―952―2231(代)
FAX:092-952―5934

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■三好不動産 博多駅前店[スマイルプラザ博多駅前店]
※10月12日現在、LGBT対応店舗は博多駅前店のみ
▽株式会社 三好不動産 スマイルプラザ事業部
住所:福岡市博多区博多駅前3丁目30-1
電話:092―473―1000
FAX:092-475―0828


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今回、特に印象的だったのは、「当たり前は当たり前じゃない」ということです。女性イコールスカート、男性イコールズボンなどと、固定概念にしばられるのではなく、当たり前の基準は人それぞれ違い、それを知って理解することが大切だと感じました。
LGBTの当事者の方が、精力的に活動されている中、今後、支援の輪が広がっていってほしいなと思います。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:12時39分 | 固定リンク


2017年10月05日 (木)希望だけ失わない~被災農家の挑戦~


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朝倉市大庭で明治時代から農業を営む星野忠男さん(52)。父弘行さん(81)の背中を追って必死に農業を続けてきた。父の体の衰えを感じ世代交代を迫られる矢先の九州北部豪雨。あたり一面の泥水。農作物の半分以上が水に浸かり、3ヶ月経た今も地面を埋め尽くす土砂の撤去に追われる毎日。国の補助を待っていては、生活できない状況に追い込まれている。
その農地で、新たな挑戦が始まっている。『島らっきょう』づくりだ。動機は、泥につかる田畑を前に生きる意欲を失っていた父にもう一度、希望をもたせてあげたいという思いからだった。『島らっきょう』の産地は沖縄が有名だが、最近は熊本や大分でも栽培が増えつつある。健康志向も相まって人気が高まりつつあるというのだ。しかも、栽培の特徴はどんな土地でも育ちやすく、生育期間が短いこと。年明けには収穫が見込まれる上に、ほんの一株の球根から、何十も株分けされ、単価が安くとも数量の点でも収入も期待できる。
ボランティアの支援に支えられながら、再建への道を歩み始めている生産者たち。ある親子に密着し、その苦闘と日々をみつめる。

■「島らっきょう」栽培に興味のある方
▽BRIDGE合同会社(代表 石橋浩二さん)
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九州北部豪雨から3ヶ月がたちました。何度朝倉に向かっても、まだまだ元の姿に戻れない現状に、私も胸が痛くなりました。現地の方はどんな思いなのだろうかと考えていたときにお会いしたのが、星野さんと、その父弘行さんでした。土砂が大量に入り込んだ大きな田畑を黙々と作業する星野さんと弘行さん。不安を感じつつも、前に進まなければという思いがその姿から伝わってきました。
今回、「島らっきょう」という新しい挑戦をして、少しずつ明るい結果が見えてきましたが、お二人は「まだまだこれからですよ」と何度も言い聞かせるようにおっしゃっていました。現地のみなさんもきっと同じ気持ちなのではないかと思います。
自分に出来ることを継続しながら、今後の復旧に携わっていきたいと思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2017年09月29日 (金)被災地の農家支える集落支援員


九州北部豪雨からまもなく3か月。農業が主産業の被災地・朝倉では収穫の季節を迎えている。しかし、土砂や流木が流入するなど田畑は甚大な被害を受けており、存続が危ぶまれる農家も少なくない。そうした農家を支えているのが朝倉市の嘱託職員として働く集落支援員の師岡知弘さんだ。
集落支援員は過疎や高齢化が進んだ地域に密着し、住民の生活を支援している。師岡さんは日々、集落を巡回。住民とのやり取りを通して悩み事や困りごとを把握し、問題解決の方法を探っている。豪雨から3か月近く経った今、増えているのが田畑に入った土砂や流木の片付けだ。市が開設するボランティアセンターは住宅の片付けを目的としているため、農地には派遣できない。また公的な復旧は来年まで待たなければならず、農家が自力で復旧することが求められている。
そこで師岡さんはNPO団体を通じて、独自にボランティアを要請し、悩んでいる農家に派遣している。集落支援員として活動する師岡さんの取り組みを伝える。

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▽朝倉市
電話:0946-22-1111

▽番組でボランティアを派遣したNPO法人
電話:080-3901-6183
※個人情報に関してはお答え出来ません。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10時26分 | 固定リンク


2017年09月07日 (木)"豊かな海を!" 立ち上がった高校生


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ことし世界遺産に登録された福岡県の「宗像・沖ノ島と関連遺産群」。その周辺の海は、古くから豊かな漁場として知られてきたが、近年環境が変化し、魚のすみかになる海藻が減少。漁獲量も落ち込んでいる。
こうした中、立ち上がったのが地元の水産高校の生徒たち。
山から海に運ばれる養分を増やそうと、間伐に取り組んでいる。
さらに、間伐した竹を活用して、「竹漁礁」作りを始めた。海底に沈めたところ、イカの卵が多数確認されるなど成果が現れている。宗像の豊かな海を取り戻そうとする高校生の奮闘を伝える。

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■福岡県立水産高校

住所:福岡県福津市津屋崎4丁目46-14
電話:0940-52-0158

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「プロジェクトT」と名乗る皆さんを訪ねて、水産高校に行って来ました。まず向かったのは、竹林。プロジェクトのTとは、竹のことだったんですね。山に生えた荒れてしまった竹をノコギリを使って切っていきます。その竹を有効活用し、なんと、魚のすみか、魚礁を作っていました。竹の魚礁、初めて見ましたが、生徒たちは、これまで何度も形や大きさなど作り方を変えていて「自分が魚の気持ちになって、実際に住みたくなるように作っている」と言っていました。魚が大好きな水産高校の生徒ならではの発想だと感じました。
将来、地元で漁師など漁業関係に携わっていきたいと夢みる生徒たち。地元の海が豊かになるために、少しでもできることを考えて活動を続けていきたいと言っていました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2017年08月31日 (木)芥川賞作家 沼田真佑さんに聞く~福岡で磨いた描写力~


今月(8月)第157回芥川賞に選ばれた小説「影裏」。
都会から岩手県に引っ越してきた主人公の男・今野が職場で知り合った日浅という地元の青年に好意を抱きます。しかし、震災で日浅は消息不明に。鬱々としながらも少しずつ成長していく男の日常を描いている物語です。この小説を書いたのが沼田真佑さんです。北海道生まれの38歳。福岡市内の高校・大学を卒業後、塾の講師をしながら執筆活動を続けていました。福岡で20年近く暮らす中で小説を書く腕を磨いていったとのこと。デビュー作にして見事芥川賞を受賞した沼田真佑さんに、小説「影裏」の魅力と、福岡への思いなどを伺いました。

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「影裏」
著者 沼田真佑
1978年北海道生まれ
12歳の時に父親の転勤で福岡市に移り住む
福岡の中学・高校・大学卒業後、福岡市の塾で講師を務める
現在、岩手県盛岡市在住
本作で第122回文學界新人賞を受賞しデビュー、第157回芥川賞受賞

■「影裏」発行所
株式会社 文藝春秋
住所: 東京都千代田区紀尾井町3-23
電話: 03-3265-1211(代)

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今回のフォーカスは、芥川賞作家 沼田真佑さんにインタビューしてきました。
沼田さんは福岡市内で20年ほど暮らしていたということで、
福岡のお気に入りの場所を訪ねると…?
二見浦、ベイサイドプレイス、動物園、桜坂、須崎、箱崎、西新のオレンジ通りなどなど。
挙げるときりがないそうです!
これらの場所を舞台にした小説も書いていたそうです(^^)
どんな物語なのか気になりますね♪
一つ一つの質問に真摯に答えてくださる沼田さん。
答えてくださる内容も、ユーモアたっぷりなんです!とても誠実で魅力的な方でした!
「ここからが勝負です」と力強く答えてくださった沼田さん。
今後の作品が楽しみですね!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2017年08月25日 (金)おばあちゃんと花畑 春から夏 ~福岡 能古島~


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博多湾、沖合2キロに浮かぶ能古島(のこのしま)。ここに48年前芋農家の夫婦が始めた花の公園「のこのしまアイランドパーク」がある。時代は高度成長の真っただ中。人々は必ず癒しを求めてこの花の公園に来るという信念で始めた。夫は12年前に亡くなったが、妻の睦子さん(79)が守り続けている。春が終わり、マリーゴールドやあじさい、ヒマワリなどが次々に花を咲かせていく。睦子さんは、炎天下でも苗の植え替えや雑草とりに毎日忙しく働く。5月末、香港から来たカップルが花畑で結婚式を挙げた。「花が大好きな妻と家族の記憶のために世界中をネットで探し、ようやく見つけたのがアイランドパークだった」と新郎は喜びを語る。
7月の夏休みに合わせて東京から10年通って来る家族は、花畑で過ごすゆったりとした時間と自分のおばあちゃんのように慕う睦子さんに会うことで、故郷に里帰りした気持ちになれるという。
花と睦子ばあちゃんの日々、そして島を訪れる人たちとの温かいふれあいを見つめる。※シリーズ2回目。

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■のこのしまアイランドパークでの結婚式について

▽株式会社 櫻婚紗 ‐SAKI WEDDING‐
電話:093-617-0530

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▽のこのしま アイランドパーク
電話:092-881-2494

制作者のひとこと】
いつも誰に対しても方言で優しく話しかけてくれる久保田睦子さん79歳。60年前に島に嫁いできて、水道もガスもない時代から家事をこなし、子育てをしながら、夫と芋畑を花畑に変える作業に励みました。今は、亡き夫・耕作さんの妹たちと畑や園内の作業、ときにはお客さんに話しかける毎日、決まった休みはありません。病院通いもほとんどなし、福岡市街地に10分と近い島ですが、滅多に島を出ることはないと言います。

鶏や野菜、花々に話しかけるおばあちゃんと、博多湾の海を背景に季節によって見事に姿をかえる花の風景を1年にわたって4Kカメラの高精細映像で撮影することになりました。今後も秋、冬とロクいち福岡のなかで紹介します。
また総合テレビ9月15日(金)午後7時30分から九州沖縄向けに放送します。
(※一部の地域で見られない場合があります。)おばあちゃんのおもしろくて力強い言葉に支えられる日々と美しい花々の風景を、ぜひご覧ください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10時22分 | 固定リンク


2017年08月17日 (木)地元が支援!避難生活の"ストレスケア"


九州北部豪雨で今も福岡・大分の両県であわせて500人以上の方が避難生活を余儀なくされています。こうした中福岡県朝倉市では、地元住民の手によって避難生活のストレスを少しでも軽減していこうという取り組みが始まっています。
玩具を詰め込んだ車(プレーカー)で子ども達が集まれそうな所を回る「子どもの遊び場出張サービス」。朝倉市の市民グループが行っていて、軽ワゴン車の中には、ゲームや輪投げなどの玩具がふんだんに積まれていて、即席で「遊び場」を作ります!避難所暮らしなどでなかなか自由に遊ぶ事が出来ない子どもたちに思いっきり遊んでもらおうという取り組みです。
さらに、今月、子どもを連れて避難している女性に安心して避難生活を過ごしてもらおうと「母子支援センター」がオープン。母子は個室で過ごすことが出来、栄養士や保育士、助産師の資格を持つスタッフなどに心配事を相談することが出来ます。最長で一ヶ月間無料で宿泊することもできます。

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■プレーカーで子どもの遊び場を作る活動
▽すくすく朝倉の未来隊! 代表 山下千春
電話:080-2714-6175
【次回のプレーカーの情報】
日時:2017年8月20日(日)午前10時~午後3時 ※雨天中止
場所:平塚川添遺跡公園(朝倉市平塚444)
持ち物:飲み物、タオル、着替え、各自必要なもの
参加費・申し込み不要

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■避難生活の母子や女性を支援
▽災害母子支援センター きずな(旧松元産婦人科医院)
住所:〒838-0069 福岡県朝倉市来春328-1
電話:0946-22-2078
【電話相談】
▼午前10時~午後6時
【支援物資受付】
▼電話にてお問い合わせ下さい

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今回は「ストレスケア」について、地元住民による取り組みをご紹介しました。
私たちがお邪魔した「プレーカー」の活動には、朝倉市内の各地から子どもたちが参加していました。
朝10時から午後3時まで開かれていたのですが、いつお昼ごはんたべたの!?と思ってしまうほど、ずっと遊び回っていた子どもたち。
笑顔が本当に印象的でした。外で遊べる機会が減った子どもたちも多く、うれしい!たのしい!と大満足のようでした。
主催者の山下さんは「子どもたちは遊ぶことが生きているということなんです。だから遊び場がないということは、想像以上にストレスがたまるんです。」と話されていて、子どもたちにとっての遊び場がいかに大切であるか、改めて気づかされました。
災害母子支援センターという女性のための避難施設。
母子だけでなく被災された女性どなたでも利用できます。
利用者の方は、「リラックスして過ごせる場所があるだけで、心身ともに楽になった」と話していました。

長引く避難生活、こういった活動や施設を利用して少しでもリラックスできる時間を作ってもらえたら、と思いました。
今後、私たちも間接的にでも何らかの形で力になっていきたいです。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2017年08月10日 (木)子どもに広がる"歯の健康格差"


経済格差に伴って健康にも差が出る“健康格差”。いま福岡の子どもたちの間で、“口の中”の健康格差が広がっている。虫歯のある子どもの割合は、この40年で激減した。一方、NHKの調査では、虫歯が極端に多い“口腔崩壊”の子どもが、回答した小中学校の3割以上にいることが明らかになった。
背景にあるのが、共働きやひとり親家庭の増加に伴う“親の余裕のなさ”。福岡市に住むシングルマザーの女性は、仕事を休めず、3歳の娘を歯科に連れて行けずにいたところ、数ヶ月の間に前歯が虫歯で溶けてしまった。専門家は、生活に余裕のない親が増える中、やむをえず子どもの適切な口腔ケアができない“デンタルネグレクト”が広がっていると指摘。乳歯の口腔崩壊は、放置すれば永久歯の口腔崩壊に直結し、一生に渡る健康リスクにつながると危機感を覚えている。
どうすればそうした子どもを守れるのか。新潟県の小学校では、専用の連絡ノートに児童の口内の写真を貼って親の意識を高めたり、全児童に虫歯を防ぐフッ素うがいを行わせたりして、試行錯誤をしている。
広がる歯の健康格差について伝える。

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■「シーラント」や「フッ素コーティング」など虫歯予防を行っている小児歯科
▽Kid’s歯科とび
住所:福岡市城南区鳥飼5-2-30凱旋門ビル1F
電話:092-821-8080

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■子どもの重度の虫歯の治療にあたっていた歯科医院

▽森本歯科
住所:福岡県福岡市東区香椎駅前1-18-45 香椎マーケットビル1F・2F
TEL:092-661-8866


■全身麻酔での子どもの歯科治療を行っている大学病院

▽福岡歯科大学医科歯科総合病院小児歯科診療室
住所:福岡市早良区田村2丁目15番1号
電話:092-801-0411(代表)

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■家庭環境と子どもの虫歯の研究を行っている研究室
▽広島大学小児歯科学研究室
住所:広島県広島市南区霞1-2-3
電話:082-257-5555 (代表)

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■新潟県で学校歯科へのアドバイスを行っている研究室
▽明倫短期大学歯科衛生士学科・専攻科口腔保健衛生学専攻
住所:新潟県新潟市西区真砂3-16-10
電話:025-232-6351

【取材記者の一言】
「口腔崩壊」と呼ばれる重症の子どもの虫歯。子どもたちの痛ましい様子に、「親は何をやっているんだ」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、取材で浮かび上がってきたのは、親ばかりを責められない現状です。
一人親家庭や共働き家庭が増加し、家庭環境が変化する中、歯科医院が開いている日に仕事を休めない人や、「ワンオペ育児」で子どもの口の中のケアまで手が回らない人。
経済状況の悪化により、長期間かかる治療費の捻出が厳しいケースも増加しています。
取材を進めるほど、母親ばかりを責めていても問題は解決しないとの思いを強くしました。
ただ、それは子どもには責任のないことです。子どもの虫歯を放置すると、永久歯も虫歯になるばかりではなく、歯並びやかみあわせから日常生活に影響が出たり、最近では、口内細菌が全身疾患を引き起こすこともわかってきています。見た目の問題から就職活動などで苦労したという経験談もありました。
海外では、虫歯予防効果のあるフッ素を水道水に混ぜている例などがあり、日本でも、佐賀県など一部の自治体では、学校現場でフッ素水でのうがいを行った結果、虫歯が激減した事例があります。
フッ素の利用については、賛否両論がありますが、子どもたちに将来にわたる健康リスクを背負わせないために、今、何をすべきか、社会全体で議論する時期に来ていると感じました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:19時06分 | 固定リンク


2017年08月03日 (木)ニーズにあった 新たな支援


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九州北部豪雨からまもなく1ヶ月。復興復旧に向けた作業が進む中、被災地のニーズに応じた様々な支援が始まっている。
化粧品の試供品を避難所へ届ける「チークポーチプロジェクト」。福岡市に住む島巻恵理(しままき えり)さんは、女性なら誰でも大切にとっておく試供品を、被災地の方々のために使えないかと、フェイスブックで呼びかけプロジェクトを立ち上げた。「化粧品が欲しいなんてなかなか言い出せなかった」と避難所生活の女性達に喜ばれている。
さらに、生活再建に必要な「足(車)」を提供するという動きも。宮城県石巻市のカーシェアリング協会では、寄付された車を無料で貸し出す取り組みを始めている。被災地では、復旧作業の道具やゴミの運搬に使ったり、集落で一台借りて、買い物に出かけたりととても重宝されている。さらに、九州に住んでいる人たちに、廃車予定の軽自動車などを寄付して欲しいと呼びかけている。
今、必要とされている支援とはなにか。それぞれの取り組みと現地での様子を伝える。

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■試供品や未使用の化粧品を送る支援 チークポーチプロジェクトについて
2017年8月3日現在、支援物資の受け付けを行っておりません。現地からのニーズがあると判断できた場合に再開します。フェイスブックでご確認ください。
直接、被災地に物資を送ると混乱につながりますので、自治体のホームページを確認してください。

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■軽自動車の無料貸し出し、寄付について
▼借りたいという方
たくさんの方に利用してもらうため、隣人や地域の方と共同で使う方に優先的に貸し出されます。
なぜ車が必要なのか、電話にてご相談ください。

▼寄付したいという方
「軽自動車」「軽トラック」に限ります!(車検が3ヶ月以上残っている車両)
貸し出す際に名義は、カーシェアリング協会に変更します。

▽一般社団法人 カーシェアリング協会
電話:0225-22-1453
Fax:0225-92-7820

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九州北部豪雨からまもなく1か月となる中、さまざまな支援が広がっています。今回、化粧品の試供品を被災地へ持って行く取り組みを行っている島巻さんに同行させてもらいました。旅行先などでいつか使いたいと大切にとって置いたそうで、これなら現地の方も気軽にもらって頂けるんではないかという思いから始めたそうです。女性ならではの視点だなあと感じました。全国各地から寄せられた化粧品の中には、手書きのメッセージを添えた方もいて、遠方に住んでいてなかなか被災地に行けないけれど、少しでもみなさんの力になりたいという思いが込められていました。
実際に避難所で化粧品を配ると、みなさんの表情はとても明るくなりました。家にあった化粧品は雨に流されてしまったという方もいて、久しぶりに手にとって早速口紅を塗る方もいらっしゃいました。島巻さんは、「被災地に行って現地の人と直接話すことで今、必要はものが分かるので、これからもこの活動を続けていきたい」と話していました。
今回は、女性ならではの視点で化粧品・生活再建に向けた車の貸し出しについてご紹介しますが、被災された方の細かなニーズに応えるための支援の形というのをこれからも考えていきたいと思いました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時45分 | 固定リンク


2017年07月27日 (木)"家事ギャップ"どう乗り越える?


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夫婦の家事に対する意識のずれ、いわゆる“家事ギャップ”をどのようにして乗り越えることができるのか?
福岡県は6歳未満の子どもがいる男性(夫)の一日の家事時間は平均4分。
夫の家事に不満を抱いている妻は少なくない。家事を巡るギャップをきっかけにトラブルが深刻化する事例も。
夫婦の“家事ギャップ”を乗り越えるために挑戦する夫婦の姿とあらたな取り組みを取材する。

■宮崎県日南市の「夫婦円満都市推進プロジェクト」
※日南市にお住まいの方が対象です!
▽日南市こども課こども政策係
電話:0987-31-1131

▽ライオン株式会社 お客様センター
電話:0120-556-973
受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日を除く)

■“世帯経営ノート”について
▽ロジスタ(Logista)株式会社
電話:092-776-5578(平日10時〜18時)

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今回、3組のご夫婦にお会いしてお話を聞くことができました。ありがとうございます。ズレがある場合、お互いに認め合うためには、きちんと向き合って話し合うことが大事だということを感じました。

夫婦で向き合うために最近登場した「世帯経営ノート」。家事、子育てなどのテーマごとに夫婦2人で書き込んでいくものです。作ったのは危機を乗り越えたご夫婦。ノートを実際に使って変化が現れたというご夫婦に話を聞くと、お互いの気付けなかった部分が分かり、書き込むことで文字として残るので、何度も見返せるとおっしゃっていました。
円満な夫婦が増えていってほしいなあと思います。

 

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


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