フォーカス福岡

2019年03月28日 (木)"マイナスをプラスに変える"~14歳 けんとくんの原動力~


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障害を抱え、不登校ながら、イベントを企画したり、絵本を書いたりして、意欲的に活動する14歳が福岡にいる。中井けんとくん。自身の辛い過去を糧に生まれた「マイナスをプラスに変える」という生き方やことばが、今多くの人から注目を集めている。早産の影響で足に障害が残り、発達障害の一つ、アスペルガー症候群にも診断されたけんとくん。不登校になったきっかけは、小5のときのいじめ。一時は足を切り落とそうとするほど思い詰めたが、知人の勧めで物語を書き始めたところ、そのストレスが消え、心が軽くなったという。やがて自分自身のことも肯定できるようになった。「こんなに足を曲げるなんてサーカスでもできない、これは僕だけの個性なんや」。 
けんとくんは今、子どもたちが思い思いに出店や発表ができるイベント「こどもばんぱく」の企画を進めている。自分をいじめた子どもたちも、行き場のないストレスを抱えていたのではないか。自分を“表現”することで、そのストレスをプラスの力に変えられるのではないかと考えたからだ。
多くの人を動かすけんとくんの活動を見つめる。

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【問い合わせ先】
■「2019 こどもばんぱく」開催日時
日時:2019年8月22日(木)
場所:電気ビル未来ホール 4F(福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1)
・ワークショップ時間  10時~16時30分 ※入場無料 
(巨大絵、ワークショップ代は別途です)

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年03月07日 (木)未来へ伝える"祈りの光"


教会の窓を飾る祈りの光・ステンドグラス。それを支える老舗工房が福岡市内にあります。全国各地のステンドグラス製作や復元を手がけている「東洋ステンドグラス」です。大正末期、長崎の教会で見たその美しさに惚れ込んだ創業者・七條泰雄氏がドイツで技術を習得し、昭和2年に福岡市柳橋で設立。商人の町・博多の料亭やサロンを飾る装飾窓として大人気を博し、その後、教会からのステンドグラス製作の依頼も入ってくるようになりました。しかし、時代の変化の中で後継者は減少。工房は全国で最古のステンドグラス工房となっています。長崎と天草地方の教会群が世界遺産に認定され注目を集める中、ステンドグラス伝統の技術を伝えることも大切になってきています。「ガラスに込められた祈りを伝えるためにも伝統の技術を絶やしたくない」と3代目社長・高木成忠さん(73)は語っています。福岡市にある老舗ステンドグラス工房の歴史と、現在の思いを取材しました。
(※高木さんの高の字ははしごだか)

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「東洋ステンドグラス」3代目社長の高木成忠さんと娘の高木ゆりさん

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稲佐教会(長崎市)のステンドグラス

■東洋ステンドグラス株式会社について
住所:福岡県福岡市南区大橋2-22-12 共和ビル1F
電話:092-512-1313

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「東洋ステンドグラス」3代目社長の高木成忠さん

【取材ディレクターの一言】
今回、東洋ステンドグラスを取材して、改めてステンドグラスの歴史と製作の難しさを知りました。教会で目にするステンドグラスはおよそ200年の耐久性があると言われていますが、台風や地震などで細かな修復は度々必要になります。長崎の教会群が世界遺産に認定された今、「初代から預かった工房を次世代に返す」と語る高木社長の言葉のように、ステンドグラスの歴史と技術をしっかりと受け継いでいって欲しいと思います。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年02月21日 (木)58歳!プロレスデビューへの挑戦


今、若い女性を中心に再びプロレスに注目が集まっています。選手それぞれに物語があったり、夢や感動を与えてくれるプロレス。そのプロレスに58歳という年齢で挑戦しようと立ち上がった男性が北九州市にいます。長松浩二さん、58歳。長松さんは、国立島根大学理学部4年の時、アントニオ猪木が立ち上げた新日本プロレスの入団テストに見事合格し、一躍脚光を浴びます。憧れの道に進みますがデビューすることなくプロレス界から姿を消しました。そんな長松に、大阪で開かれる大会でデビュー戦をやってみないかとプロレス関係者から声がかかります。長松さんは、プロレスのリングに上がる以上は衰えた体は見せられないと、ここ3か月間、スポーツジム、道場に通って肉体と精神を鍛え直してきました。なぜ、今、プロレスに挑戦するのか、その男性を取材しました。

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■プロレスデビュー戦に挑んだ長松浩二さん(58)
有限会社 長松商事 代表取締役
住所:北九州市北区下到津4丁目11-26
電話:093-562-8101

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■パラエストラ北九州(ブラジリアン柔術道場)
 ※長松さんが通っているのは「小倉北道場」
住所:北九州市小倉北区片野新町2丁目2-24
電話:093-611-1765

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■がむしゃらプロレス
 ※長松さんとスパーリングする鉄生選手
住所:北九州市小倉北区昭和町12-18
電話:093-932-7763(プロレス居酒屋がむしゃら)※月曜定休日

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年02月07日 (木)売り切れ続出!津屋崎人形の秘密


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お正月の干支の置物や子供のおもちゃ、節句人形として地域に根付く郷土玩具。若い人を中心に“新しい”と、今、注目を集め始めている。郷土玩具のコレクターで、福岡市中央区で専門店を開く店主・瀬川信太郎さんは「昔、おばあちゃんの家などで見てたけど、最近は身近にない。若い人はそれをSNSとかで素直にカワイイと感じている」と話す。そんな郷土玩具のなかでも入手困難になっているのが、福岡の郷土玩具「津屋崎人形」。吹くとフクロウの鳴き声が出る“モマ笛”と、独特な表情を持つ“ごん太”人形は、全国からも問い合わせが殺到している。これまで細々と直接注文を受けて販売するのみだった七代目・人形師の原田誠さん(66)も驚きだ。
なぜそこまで人気が出たのか。作り手の想像も超える津屋崎人形のその人気の秘密を探る。

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▽筑前津屋崎人形工房  
現在、ほとんどの人形が品切れとなっています。
ホームページなどでご確認の上、取り扱い店舗などにお問い合わせください。
また高額で転売する方がいらっしゃいます。
限定販売の品物以外は、お待ちいただければ、時間がかかりますが通常価格で購入できます。
電話:0940-52-0419
住所:〒811-3304 福岡県福津市津屋崎3-14-3


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▽山響屋(やまびこや)
福岡市中央区今泉2-1-55 やまさコーポ101
電話:092-753-9402  不定休
全国各地に出張・買い付けに行かれているため、留守の時もあります。
ホームページでご確認のうえ、お出かけ下さい。
 

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▽晴 MUSUBI(VTR冒頭で紹介したセレクトショップ)
電話:092-753-6068
住所:〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目 天神地下街内 東 10番街 043


【担当ディレクターの一言】
ホーホーと鳴く津屋崎人形のモマ笛。私もぜひ欲しい郷土玩具のひとつです。
現代ならではのSNS、いわゆるインスタによって“映(は)える“ごん太のフォルムや表情は、着物にあしらわれていた玩具柄とはまた違う今にハマる良さがあると思います。
しかし、昔からの一つ一つ手作りで数に限りがあるため、ネット販売などで手に入る今、品切れが続いているのです。私が驚いたのは、焼き物において今ほとんどが電気やガスを使って効率よく高温で焼き上げるのに、ここでは薪を使って火力を調整する昔ながらの釜を使っていたことです。
福津市津屋崎、目の前は遮るものがない海、七代目の誠さんは海風や山から吹き下ろす風を読みながら薪を割ってくべ、温度を調整していきます。それは経験がないとできないことですが、それでも一部に製品にならない人形が出来てしまうのです。しかも釜いっぱいに詰めるまで、土人形をつくらないと焼くこともままなりません。煙にいぶされながら、6時間以上かけてやっとできあがる土人形。そこにはデザインや絵付けだけではない、“制作の難しさ”がありました。
あと10年は息子を一人前にするために、頑張ると仰っていた誠さんと、古いけど新しい人形型を見つけたいと意欲を燃やす息子の翔平さん。これからもお二人が作る津屋崎人形が幅広い人たちに長く愛されていくことを願っています。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2019年01月10日 (木)結婚の決め手は"DNA"!?


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今、若い女性たちの間で、男女の遺伝子レベルでの相性の良さをもとにお見合いや交際を進める「DNAを使った婚活」が、密かな人気となっている。
福岡に支店を持つ大手婚活サービス会社、去年、唾液から採取したDNAを元に、相性のいい相手を紹介するサービスを始めた。相性診断の根拠としているのは、免疫をつかさどるHLA遺伝子。1万以上の型があり、この型が似ていない相手ほど異性として相性がいいと考えられている。
こうした研究をもとに始まったDNAを使った婚活サービス。5年ほど前からスイスやアメリカで広がり、日本でも現在4社が提供している。東京では、仮面で顔を隠し、遺伝子の相性のスコアのみを元に交流する「DNA婚活パーティー」も登場。“相性のいい”相手とは、「不思議と話がはずむ」「感覚的に合う気がする」と好評だ。女性たちはなぜこうしたサービスを利用するのか。番組では、DNAを使った婚活で相手を探す20代の女性に密着。実際の利用者や専門家の取材を通して、若い世代の結婚観の変化を探る。

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【取材者のひとこと】
取材者の私自身も、27歳と、今回番組で取材した方々と同じ“婚活”に興味がある世代。当初は、なぜ同世代の女性がDNAを使ったサービスにひかれるのか、正直少し理解できないと思う部分もあり取材を始めました。ただ、取材を進めると、利用している人の背景には、「少しでも早く結婚して安定した家庭を築きたい」という気持ちがあり、それは同世代として共感する部分が多くありました。
また、専門家は「DNAの相性には一定の科学的な根拠はあるものの、関係が長続きするかどうかは、さまざまな要素が絡んでいるので、参考程度にするべきではないか」と話をしており、DNA情報を利用する際は、私たちひとりひとりがリテラシーを持って利用することが、大切なのだと感じました。

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■DNAを使った婚活パーティーに関して
▽DNAソリューションバンク株式会社
電話:03-5244-9503

■(福岡に支店を置く)DNAを使ったお見合い会社
▽株式会社結婚情報センター(結婚相談所ノッツェ)
お住まいの地域の担当店舗につながる電話番号です
電話:0120-031-554

■番組中に出てきた女性が利用していたDNAお見合い会社
▽株式会社ゴッドピープル
住所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-10-302
電話:03-6206-1150

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年12月20日 (木)スイーツ店倍増!フルーツ王国うきは


今おしゃれなカフェやスイーツ店が次々とオープンし、注目を集める町があります。人口3万人のうきは市です。カフェやスイーツ店の数がここ数年でなんと倍増し、今、市内には30軒以上のお店ができています。週末には地元産の果物を使ったスイーツを求めてたくさんのお客さんでにぎわっているそうですが、その背景にはフルーツで地域を元気にしたいという新たな取り組みがあったんです。市内で生産されているフルーツはなんと100種類以上。市内のカフェではうきは産のフルーツで作ったソースを添えたこだわりスイーツが食べられます。そんなカフェの情報をうきは市のスイーツ案内課が発信。さらに、うきは産のフルーツに新たな光を当て、新商品の開発に取り組むパティシエも登場。フルーツ王国うきはの魅力を、取材しました。

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■うきは産のイチジクで作ったソースを添えたスイーツを出していたカフェ
▽MINOU BOOKS&CAFE
住所:うきは市吉井町1137
電話:0943―76―9501
営業:午前11時~午後7時
定休日:火曜日 第3水曜日

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■うきは産のフルーツを使って新商品の開発を行っているスイーツ店
▽miel cake cafe 
住所:うきは市吉井町1340
電話:0943―75―3802
営業:午前10時~午後7時
定休日:第3水曜日

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■うきは市の取り組み・スイーツ案内課について
▽うきは市役所
住所:うきは市吉井町新治316
電話:0943-75-3111

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年12月06日 (木)最前線! "在宅"が変わる オンライン医療


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今年の4月の診療報酬改定で、ICTを使ったオンラインの診察が認められた。自宅から病院へ定期的に通院することが難しい高齢者などを中心に、スマートフォンなどを使って診察を受けるというものだ。さらに福岡では7月から、オンライン診療を受けている患者が、薬局から直接薬の配送を可能にするオンライン服薬指導も実証実験として実施。病院や薬局に行かずとも、診察を受け、薬をもらえるようになった。しかし、オンラインの診療を受けるには、自宅から30分圏内に病院がなければいけないなど医療現場からは、オンライン診療を組み入れたくてもなかなか難しいという声もあり、実際に利用している人はごくわずかだ。
一方で在宅の人を、看護師がAIロボットやIOT機器のセンサーを使って見守るサービスも新たに始まっている。自宅にあらかじめ設置されたセンサーが脈や血流などを計測し、看護師がいるセンターへ転送。24時間監視するというものだ。12月から始まるこのサービスは、見守りAIロボットによる問診も可能になる。
高齢化と医療現場の人手不足の解決となるのか、福岡で始まっているIT医療最前線を見つめる。

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■訪問診療と合わせてオンライン診療を実施している病院
▽医療法人 貝塚病院
電話:092-632-3333
住所:〒812-0053福岡県福岡市東区箱崎7丁目 7-27

■オンライン診療のシステム「yadoc(ヤードック)」
▽株式会社 インテグリティ・ヘルスケア 
電話:03-6661-0858
 
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■AIロボットとセンサーで看護師による見守りサービスを提供している会社

▽(株)ワーコン
電話:092-260-1611

【担当PDの一言】
ITやICTというと、「温かみが感じられない」「冷たい」というイメージを持つ人もいると思います。しかし実際、オンライン診療の現場を見て、タブレットの画面にかかりつけの医師の顔が映った瞬間、笑顔で話し出すおばあちゃんの表情がとても印象的でした。
一生懸命、痛みや症状を伝えるおばあちゃんを、うんうんと聞いてくれると医師との関係性はたとえそばにいなくても充分にコミュニケーションをとれると実感しました。
また今回は、90歳以上のおばあちゃんとおじいちゃんに取材で伺いましたが、寝るときも何かあったら怖いからと一緒に寝ていたり、もしまた夜中に何かあったらと不安な気持ちで過ごす家族の方がいました。
ロボットやオンラインが、高齢者や支える家族の不安をなくすためにも、そして介護の負担を減らすためにも、より多くの人にサービスとして受けられる日々が来ればと思います。
そのためも、先駆けて福岡で行われているオンライン診療や服薬指導、見守りサービスが重要。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年11月29日 (木)『魚の養殖が大変!いったい何が?』


近年、魚粉価格の高騰が続き、魚の養殖業が大きな影響を受けている。この10年で九州の養殖業者は約3割が休業や廃業、倒産に追い込まれた。大分県佐伯市で養殖業を営む冨髙吉幸(とみたか・よしゆき)さんは、餌代の価格が上がる一方、魚の販売価格にはなかなか転嫁できず苦しい状況にあるという。値上がりの背景にあるのは、餌に含まれる魚粉の高騰。世界的な魚需要の増加に伴って世界の養殖産業が急成長、魚粉の需要が急進しているのだ。米調査会社ラックスリサーチは、2019年には魚粉の需要と供給が逆転すると予測、今後も魚粉価格の高騰は続くと見ている。専門家は「養殖用の飼料を輸入魚粉だけに頼っていくことはもはやできない。」と話す。そんな中、代替のエサを使用・生産しようとする企業も現れ始めている。輸入魚粉の替わりに使うのは、魚の加工工程で出るあらや、ハエの幼虫まで。代替エサは養殖業を救うのか、取材した。

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■冨髙吉幸さん(とみたか・よしゆき)
有限会社かどや水産 代表取締役
住所:大分県佐伯市蒲江大字畑野浦2530番地3
電話:0972-45-0829

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■髙橋義文さん(たかはし・よしふみ)
九州大学大学院農学研究院 准教授 
世界で養殖産業が急成長している背景を指摘。

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■「さかな100%プロジェクト」の一環として、魚のあらを養殖魚の餌に活用。「循環フィッシュ」という名称で、すしのメニューを展開。
▽株式会社くらコーポレーション
お客様様相談室 電話番号:0120-989-014
お問い合わせの受付時間:月~金 10時~18時

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■イエバエの幼虫を使って養殖魚の飼料や農作物の肥料を作る研究をしている。
▽株式会社ムスカ
住所:福岡市博多区博多駅東1-12-17-3F
電話:092-441―7716


【取材ディレクターの一言】

近い将来、養殖業でエサ不足が起こってしまうということは考えたことがありませんでした。スーパーに並んでいる国産の魚は価格が特別高いということはなく、ふだんの生活の中で養殖産業の危機というのは感じることが難しかったかもしれません。しかし、実際に養殖業者や飼料メーカー、魚粉を輸入する商社などに取材すると、魚粉が手に入らなくなる未来は遠くないと危機感を募らせていました。大手回転寿司チェーンの天然魚のあらを魚粉にするプロジェクトは、今まで廃棄していたあらというマイナスだったものを、魚粉というプラスのものに変えるということで、もっと広がってほしいと感じました。また、イエバエの幼虫を養殖エサに使うというのはとても驚きました。世界では昆虫を養殖エサに使うのはトレンドになっているといいます。私たちが魚を食べ続けられるようにも、代替飼料の研究開発に期待したいです。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年11月08日 (木)二ホンウナギを追跡せよ! 福岡 柳川


日本で食べられているウナギのほとんどを占める「二ホンウナギ」という品種のウナギ。4年前、この二ホンウナギが絶滅危惧種に指定され、近い将来、食べられなくなるかもしれないとも言われています。まだ多くの謎に包まれている二ホンウナギは、人間の手で繁殖させ、数を増やす技術はまだ確立されていません。こうした中、柳川を中心に自然環境の調査などを行っているNPO法人の呼びかけで、二ホンウナギの生態を調査する重要な研究が始まりました。二ホンウナギの体内に小型の発信器を埋め込んで放流し、その行動を追跡するというのです。かつて二ホンウナギがたくさん生息していた柳川の掘り割りを舞台に行われる追跡調査の現場を取材しました。

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■柳川の掘り割りを舞台に追跡調査を行っている研究チームについて

【調査を企画したNPO法人】
▽NPO法人 SPERA森里海・時代を拓く
住所:柳川市椿原町45番地
TEL:0944―72―2424

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▽京都大学 大学院情報科学研究科
住所:京都市左京区吉田本町36-1

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▽県立伝習館高校・自然科学部
住所:柳川市本町142
TEL:0944―73―3116

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■柳川うなぎ料理組合

▽有限会社 古連(これん)
住所:柳川市三橋町下百町31-6
TEL:0944―72―0026

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【取材ディレクターの一言】

柳川の掘り割りで始まった二ホンウナギの追跡調査。市民も参加したこのような研究は全国的にも珍しく、協力して地域の食文化を守ろうと奮闘する地域住民の方々の姿に、自分自身あらためてふるさとを守っていくことの大切さを感じました。これから2年ほどかけて調査が行われますが、二ホンウナギの生態解明につながる研究結果が出ることを期待し、取材を継続していきたいと思います。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


2018年11月01日 (木)糸島ブランド 仕掛人は"スーパー公務員"


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今、福岡県糸島市の食材を使った「糸島ブランド」が人気を集めている。たいのアラを使った濃縮だしは発売2ヶ月で8千本以上売れ、ふともずくはこの1年半で売り上げ6倍に増加し、大手コンビニでも販売されるようになった。その仕掛け人が、糸島市の職員、岡祐輔さん(39)。「地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員アワード」で全国12人に選ばれた“スーパー公務員”だ。

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公務員として働きながら、ビジネススクールでMBAを取得した岡さん。糸島に多数ある小規模食品会社が、いい商品を作っているのに売り上げが伸び悩んでいることに注目し、そのブランド化に乗り出した。そこでタッグを組んだのが、全国でも珍しく商品開発の授業がある博多女子高校。女子高生に、パッケージデザインから、販路の開拓までを担ってもらったところ、メディアからも注目され、ヒットにつながった。岡さんが次なる「糸島ブランド」に育てようとしているのが、放置竹林の竹を使ったメンマ。岡さんの活動に密着し、ヒット商品を次々生み出す秘密に迫る。

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■糸島市役所 ブランド推進係の取り組みについて

▽糸島市役所 企画部 秘書広報課 ブランド推進係
担当:岡 祐輔(おか・ゆうすけ)さん
住所:〒819-1192 福岡県糸島市前原西1丁目1-1
電話:092-323-1111(代表)
窓口受付時間:月曜日から金曜日の8:30~17:15(祝日を除く)

■番組に登場する糸島ブランド商品「ふともずく」「たいの濃縮だし」を置いている店
▽株式会社やますえ 直売店
店舗所在地:〒819-1134  福岡県糸島市多久523-1
営業時間:10:00~17:00
休業日:年末年始 ※土・日・祭日営業
電話:0120-417-555

■番組に登場するメンマ製造会社
▽株式会社タケマン
住所:〒819-1123 福岡県糸島市神在1301-7
電話:0120-020-396 FAX:0120-030-396
電話受付時間 9:00~18:00(月~金)

■番組に登場するもずくの生産者
▽糸島漁協協同組合芥屋支所
住所:〒819-1335 福岡県糸島市志摩芥屋3824
電話:092-328-2023

【取材者のひとこと】

「地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員アワード」に選ばれた全国12人の1人が福岡にいる、一体どんな人なんだろうという疑問から取材をはじめました。さまざまな食品をヒットさせ、生産者や食品加工会社から絶大な信頼を集めている岡さん。特に印象に残っているのが、どんなときも常に、笑顔を絶やさないことです。「新しいことをするのは不安。だけど自分が不安そうにしていたらまわりも不安になりますよね」という思いが、その裏にありました。
異分野の人たちと組むことで、ヒット商品を生み出してきた岡さん。しかし、様々な立場の人たちが同じ目標に向かって動いていくことは簡単ではありません。関わる人たちに力を出し切ってもらえるよう、縁の下で支え続ける岡さんの存在が、この商品開発の成功に繋がっているのではないかと感じました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | 固定リンク


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