2015年08月04日 (火)拡大中!"オープンイノベーション"


福岡の経済を活性化させる新たな動きが起きている。キーワードは「オープンイノベーション」。大企業が新規の事業を始める際に、アイデアをベンチャー企業など外部から募るというものだ。先月24日には福岡県などの主催で、ITや製造の大企業4社が今取り組んでいる新規事業の課題を発表、ベンチャー企業や中小企業に解決策を求めた。その後、集まったアイデアを審査し、年明けの事業化を目指すという。「金属加工の技術はあるが商品が生み出せない」、「通信インフラを売り込みたいが魅力的なソフトがない」…。 “自前主義の限界” に突き当たった大企業は今、その壁を打破しようと、外部の提携先に活路を見出そうとしている。
一方、ベンチャー企業には大きなチャンスが回ってきている。すでに大手通信会社から提携を依頼され、事業規模が一気に拡大しているベンチャーも登場。福岡で広がる「オープンイノベーション」の現場から、変貌する大企業とベンチャー企業の関係の最前線をリポートする。

■油を使わずに揚げ物が作れる調理家電
 オランダの大手家電メーカー「フィリップス社」の「ノンフライヤー」という商品です。

■バスの時刻を検索するアプリ
 西日本鉄道が配信している「西鉄バスナビアプリ」です。
 「からくりもの」というベンチャー企業と共同で開発しました。

■太陽光発電パネルの異常を検知する機器
 「システム・ジェイディー社」が開発した
「SOKODES(ソコデス)」という機器です。
 NECのグループ会社「NECネッツエスアイ」社のシステムに組み込まれました。

■福岡県で開かれたオープンイノベーションの商談会
 福岡県やフクオカベンチャーマーケット協会が開いた
「オープンイノベーション促進事業」です。
 電話:092-643-3449

■広報紙が読めるアプリ
 ベンチャー企業「ホープ」が配信している「i広報紙」というアプリです。
 NTT西日本が販売している、テレビをインターネットにつなぐ機器「光ボックス」でもこのアプリが使えるようになっています。

nozomi.pngのサムネイル画像

今、企業の間で広がっている“オープンイノベーション”。
なぜ、自社ですべての開発を行う“自前主義”が変わってきたのか?
担当者に話を聞き、その理由に納得しました。1つは「開発スピードの速さ」。
ベンチャー企業が作ったものをブラッシュアップすることで、一から開発する手間を省ける点。もう1つは「発想力」。ベンチャー企業が持つ発想力に対する期待が大きいということでした。
大企業の姿勢に変化が生じ、ベンチャー企業にもチャンスが!
ベンチャー企業が多い福岡では、これからますますオープンイノベーションの事例が生まれていきそうです。

投稿者:古澤のぞみ | 投稿時間:18時30分


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