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2020年7月
猛暑のおうちゴハン
中山庸介です。
梅雨が明け、セミの鳴き声とともに、いきなりの猛暑です。
この暑さに対抗すべく、スパイスをふんだんに使ったインド料理を作ることに。
学生時代、南アジアの言語(ウルドゥー語やヒンディー語、ネパール語)を習っていた
ということもあり、ちょくちょく現地を訪れては研究(?)していました。
ひと昔前だと、スパイス類などはハラルフードショップなど専門店に行かないと手に入りませんでしたが、いまではスーパーやインド料理店の店先でも売られるように。
この日は、カラっと暑く南インドの気分だったので、ケーララ州由来の「チキンのココナツカレー」を作ってみました。

まずは玉ねぎを油でしっかり炒めまして…。

カルダモンやシナモンなど、ホールスパイスを軽くいります。

ターメリックやコリアンダーパウダーなどとともに
クラッシュ!

チキンとともに混ぜると、だいぶいい香りがしてきました。
ココナツミルクを入れて、煮込むこと10分。
欠かせないのがこちらです。

カレーリーフ。
カレー粉と青いみかんを足して2で割ったような香りがします。
熱した油に香りを移し、仕上げに鍋に入れれば完成!

できました!インドのさらさらした香り米、バースマティライスと
大変に良くあいます。
ココナツとスパイスの香りが絡み合って、食欲が増しますね。
子どもたちもペロリでした。
ネットにもいろんなレシピが出ています。
今年は猛暑のおうち時間。
ご家族で、スパイス料理もいいですよ~!
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:13時57分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
本格的に夏ですね
庭木櫻子です。
長い、長い梅雨がようやく明けました。
あの記録的な大雨など忘れたかのように
季節は一気に表情を変えてしまうのですね。
入道雲がもくもく。セミの鳴き声も聞こえます。

けさの「あさイチ」、見てくださったという方
ありがとうございました。
3月に原口あきまささんとロケしたものを
やっとお届けすることができました。
取材で出会った久留米かすりのマスクは
通気性が良く今も重宝させていただいています。
そして、来週は「あさイチ」の中継で
また筑後地方におじゃまする予定です。
その準備のため、きのうは柳川市の
「やながわ有明海水族館」を取材してきました。

めずらしい魚たちにエサやり体験しました!
どんな魚が出てくるのか?
来週8月3日(月)の「あさイチ」を
ぜひチェックしてみてください。
投稿者:庭木櫻子 | 投稿時間:15時33分 | カテゴリ:庭木櫻子 | 固定リンク
「好いとっと」で運動不足解消!
中山庸介です。
けさ10時。
ふだん、『ロクいち!福岡』をお伝えしているニューススタジオに、
ジャージ姿で現れた私。

相棒の松﨑キャスターも。

実はこれから、「NHK福岡90年記念ソング『好いとっと』」の
ダンスバージョンを私たちキャスターも体験してみようというのです。
といっても、踊りを踊るなんて私も小学校3年生の運動会以来。
そこで、「先生」に教わることにしました。

福地礼奈キャスターです。
子どものころから、ダンスが得意な福地さん。
この振り付けも、VTRを2、3回見たら覚えてしまったとのことに、
一同「すごい・・・」。
さて、私たちもいざ実践。
足がもつれ、手がついていきませんが、なんとか1時間で多少
マシになってきました。

かなり、汗をかきますね。
ステイホーム中の運動不足解消にはぴったりです。
この様子、明日の「ロクいち!」の中でも
お伝えする様子です。どうぞお楽しみに。
そして、「好いとっと」ダンスの振り付けは
こちらからアクセスして、ご覧になってみてください!
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:14時55分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
フルーツ王国へ!
松崎洋子です。
先日、うきは市へ行ってきました!
1年を通して色々なフルーツを楽しめる、
フルーツ王国として知られていますよね。
6月~8月にかけての旬は、桃!

すべて違う品種です。
実の大きさや、色、皮の色味など
手に取ると、違いがよく分かります。
朝食に1日1個、いただきます。
朝から幸せな気持ちになります。

旬のブルーベリー狩りもしました。
黒く色づけば食べごろ。
4、5粒を一気に食べると
ほのかな甘みが広がります。

豪雨、コロナなど
気持ちが落ち込んでしまうことも多いですが
うきはが育んだフルーツと絶景で
パワーチャージできた1日でした。
投稿者:松崎洋子 | 投稿時間:16時21分 | カテゴリ:松崎洋子 | 固定リンク
たわわに実ったマスカット!?
藤澤義貴です。
先日散歩をしていると、
“おいしそうな実”を見つけました。

「マスカット!?」と思いきや…。
実はギンナンなんです。
この日は快晴。
太陽の日ざしを受けて、
ギンナンがより一層みずみずしく見えました。
新型コロナや長雨の影響で、
周囲を見渡す余裕が減っている中でも、
季節は一歩ずつ、
確実に先に進んでいると感じました。
投稿者:藤澤義貴 | 投稿時間:10時15分 | カテゴリ:藤澤義貴 | 固定リンク
豪雨から2週間 大牟田は...
中山庸介です。
昨日、豪雨から2週間あまり経った大牟田市に行き、
現地で話を伺ってきました。

諏訪公園の駐車場に設けられた災害廃棄物の仮置き場です。
うず高く積まれた家具や寝具、ゴミの量に言葉を失いました。
これでも、ピーク時の10分の1だとか。
雨の被害がどれほど大きかったかということがわかります。

使えなくなった家電も運び込まれていました。
エアコンや、冷蔵庫などがたくさんあります。
実際に処分に訪れた方に話をきくと、
「エアコンは室外機が水に浸かって使えなくなってしまった。
暑さがいっそう厳しいこの季節、エアコンなしでの片付けは本当に
きつい」とおっしゃっていました。
このあと、浸水被害が大きかった市内の三川地区に向かいました。
一見すると水は引き、平静さを取り戻しているようでしたが、
あちこちの家で、畳をはがし、中には床板も完全に外して
基礎を乾かしている様子が見られました。
豪雨から2週間。
ひとたび家が水に浸かると、後片付けには甚大な労力がかかります。
暑さと湿気の中で、汗まみれになりながらこの瞬間も闘っている人たちを
どう支援できるのか。
考えたいと改めて思わされました。
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:14時18分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
九州の7月豪雨について
気象予報士の吉竹です。
今年の7月豪雨で九州各地で甚大な被害が発生しました。
大雨災害で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
九州で発生した今回の一連の大雨について、
雨の降り方と大雨の科学的原因を私が知りえる範囲でお伝えします。
7月4日の未明から朝にかけて、熊本県南部に線状降水帯が発生、
人吉市や球磨村など熊本県南部で記録的大雨が降りました。
前日の段階において気象庁の数値予報などでは、これほどの雨が降るとの
予想データはなかったのですが、私たち気象従事者は、
梅雨末期はこの予想値の数倍の雨が降るとの経験則も加味して予想対応します。
しかし、実際にはその予想をも上回り、
人吉市で24時間に400ミリを超える豪雨となりました。

「線状降水帯」とは、積乱雲による線状の降水域が長時間同じ場所に停滞し
激しい雨が降り続き大雨をもたらす現象です。
線状降水帯という言葉は、2014年に広島市で発生した豪雨以降、
よく聞かれるようになりましたが、この線状に並ぶ積乱雲の集団は、
特に目新しいものではなく、それまでも豪雨の原因になることは知られていました。
しかし現在でも、線状降水帯の発生は前日の段階で、
どこに発生するのか予想することはたいへん難しい現象で、
気象レーダで数時間前になってようやくその発生がわかるといった状況です。

熊本県南部の大雨から2日後、6日午後には、
長崎県から福岡県南部に延びる新たな線状降水帯が発生、
福岡県大牟田市や長崎県大村市などで広範囲の浸水被害が発生しました。
日本各地の年間降水量は、およそ1600~1900ミリ、人の身長くらいなのですが、
今回の一連の大雨で九州の多いところではわずか10日余りで1000ミリを超え、
年間雨量の半分以上の雨が一気に降ったことになります。
今回の10日以上続いた7月豪雨はなぜこれほど長く降り続き、かつ激しく降ったのか、
私自身はいくつかの要因が複合的に重なって発生した大雨と考えています。

少し専門的な話になりますが、まず
①「インド洋の海面水温が平年よりかなり高い」
これにより7月になるとインド洋で対流活動が活発になり、積乱雲が次々に発達、
インド洋全体に上昇気流の場が継続します。
上昇した空気は下降気流としてどこかに降りてくるわけですが、
その場所にあたるフィリピン付近で通常より高気圧が発達し停滞。
つまり、夏の高気圧が例年よりも西への張り出しが強まり、
その北側にあたる中国華南から日本に梅雨前線が停滞しやすい場が形成されました。
この場が10日余りにわたり長期間維持されたため、この前線に沿って、
インド洋と南シナ海から日本に水蒸気が運ばれて長雨が続くことになります。
今年は台風の発生がまだ2個と少ないですが、これもフィリピン付近に
下降気流の場が形成されているためで台風が今のところ発生しにくくなっています。
(今後、この場が崩れたら、一気に台風が次々に発生することが予想されます)

②「偏西風の蛇行が通常より大きい」
長期間前線が停滞し長雨が続いていたところに、極端な豪雨が何回も発生しました。
この豪雨の発生には雨雲を次々に発達させる要因が必要となります。
それが、例年7月と比べて蛇行が大きくなった偏西風(ジェット気流)です。
通常、この時期になると偏西風は日本のずっと北、シベリア付近まで北上するのですが、
今年は7月になって、九州のすぐ近くまで南下。それに伴い北極からの寒気の一部が
黄海付近まで南下、インド洋や南シナ海からの高温多湿な空気と激しくぶつかりあい、
九州付近で次々に活発な積乱雲の列、線状降水帯を発生させて豪雨をもたらしたものと
考えられます。中国長江流域で同じ時期に降った大雨災害も同様で、
豪雨の発生にはすぐ近傍での寒気の存在が重要になります。

③「地球温暖化による水蒸気量の増加」
そして3つ目の原因が地球温暖化による影響です。
温暖化することにより海の温度も上昇するわけで、
日本近海ではこの100年で海面水温が1.2度前後も上昇しています。
特に、水深が浅い東シナ海や日本海の海水温の上昇は、世界的にみても顕著なところです。
海水温が上昇すると、海面から蒸発する水蒸気量も増えます。
また、気温が高ければ高いほど空気中に含みうる水蒸気量も増えますので、
温暖化によって必然的に降る雨の量が増えることは物理的に明確なことです。
今回の大雨は海水温上昇によって東シナ海などから大量の水蒸気が九州付近に供給され、
積乱雲の発達に寄与したものと考えられます。

近年の暖候期の大雨は、
2017年の福岡県朝倉市などに甚大な被害を発生させた「九州北部豪雨」、
2018年の西日本の広範囲で大雨被害をもたらした「西日本豪雨」、
2019年8月の「佐賀豪雨」、そして秋に東日本に大雨や暴風による被害を出した
「台風15号、台風19号」。
毎年のように気象災害が立て続けに発生しています。
今回の7月豪雨で再び大きな災害が発生しましたが、日本の気象、世界の気象が
やはり新しいステージに移ってきているとこが実感されます。
私たちはその事実を謙虚に受け止め、
これから自然の振る舞いに対してどのように対応、共存していくのか、
考えなくてはいけない時にきているのではないかと思います。
投稿者:吉竹顕彰 | 投稿時間:10時00分 | カテゴリ:吉竹顕彰 | 固定リンク
ロクいち大相撲 きょうからスタート!
中山庸介です。
大相撲7月場所が始まりました。
観客を入れて開催されたのは、今年の1月場所以来ですから
およそ半年ぶりとなります。
東京・両国の国技館前には、力士たちの名前が書かれた
のぼり旗がはためいています。

いよいよ始まったな!という気分になりますね。
さて、この写真を送ってくれたのは、この人。

大相撲実況担当でおなじみ、戸部アナウンサー。
豪雨に心を痛めながらも稽古にはげむ県南部・柳川出身の
琴奨菊の思いについて、先週金曜日にもリポート。
そんな戸部アナ、
新型コロナに、豪雨災害と、つらいこと、大変なことが
多い昨今だからこそ、力士たちの奮闘ぶりを通じて
少しでも元気になってもらいたいとのことでした。
ロクいち福岡では、郷土ゆかりの3力士、
琴奨菊・松鳳山・玉鷲の取り組みの模様を、戸部アナの生解説とともに
きょうからお送りします。
どうぞお楽しみに!
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:13時42分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
長雨が妨げた復旧
藤澤義貴です。
記録的な豪雨で被害を受けた
熊本県人吉市から福岡に戻ってきました。

改めて、災害の大きさを目の当たりにするとともに、
これまで取材してきた被災地との違いも見えてきました。
復旧を妨げている要因の一つが「長雨」です。
滞在したおよそ1週間のうち、晴れた日はわずか2日。
氾濫した球磨川の水位を絶えず気にしながらの作業が続いています。
大粒の雨の中、かっぱを着て作業に当たる被災者も大勢いました。
こちらは、
人吉市にある災害廃棄物の集積場です。

災害の発生から1週間。
集積場では、この日から、
午前中からの搬入が許されました。
それまでは、午後の3時間程度しか
災害廃棄物を搬入できなかったのです。
なぜか?
それは、現場に入ってよく分かりました。
集積場となったのは、
もともと工場などの企業誘致のために切り開かれた広大な土地です。
しかし、長引く大雨で地面は「ぬかるみ」だらけ。
何もしなければ、トラックのタイヤが沈んで動けなくなります。
現地では、鉄の板を敷くなど整地を繰り返し、
少しずつ仮置き場を広げながら、災害廃棄物を受け入れていたのです。
災害から1週間が過ぎ、疲労や熱中症への心配も高まっています。
新型コロナ対策で
県外からの支援が届きにくい厳しい中、
いまも復旧作業が続いています。
投稿者:藤澤義貴 | 投稿時間:11時50分 | カテゴリ:藤澤義貴 | 固定リンク
「早めの」避難 改めて...。
中山庸介です。
福岡県に特別警報が出てから10日。
出勤時、久しぶりに青空を見ました。

ここは、福岡市を流れる樋井川。
いまは川の底の砂が見えていますが、先週の大雨では一気に川の水位が上がり、
茶色く濁った水が勢いを増して流れていました。
突然、表情を変える川の”怖さ”を肌で感じました。
昨日の「気象双方向」コーナーでは、
「今回の豪雨で、改めて大切に思ったことは何ですか?」というテーマで
視聴者の皆さんにアンケートに答えてもらいました。

総回答数、11032票。多くの皆さんにお答えいただき、ありがとうございます!
結果がこちら。
【Q 今回の豪雨で、改めて大切に思ったことは?】
▼「早期避難」35%
▼「ハザードマップ」22%
▼「隣近所との協力」21%
▼「防災用品の準備」22% という結果でした。
「ハザードマップ・隣近所の協力・防災用品の準備」がほぼ同じ割合だったのに対し、
「早期避難」は35%と、抜きんでて多い結果となりました。
もちろん、どれも大切なことではあります。
ただ、とりわけ今週の「ロクいち」でも、
◇周囲が急速に浸水する中で、逃げられなくなってしまったケース。
◇特別警報の出る2日前に避難をすでに始め、地域全体が助かった話などを
お伝えするなかで、「早めの避難」が、本当に大切だということを、
改めて、私自身も思い知らされました。
雨のシーズンは、まだ続きます。
そして、夏から秋にかけては台風・・・。
今回の教訓を次にどう生かすのか、考えていきたいと思います。
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:13時37分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
山笠のない夏。でも...
松崎洋子です。
明け方にかけての雨、
みなさんの周りは大丈夫でしたか?
いまは雨の上がっている所が多いですが、
県内には、正午時点で、
大雨や洪水警報などが発表されています。
土砂災害の危険性もありますし、
山や川など危険な場所には
引き続き近づかないようにして下さい。
7月も半分が過ぎようとしています。
博多の7月といえば、山笠ですね。


残念ながらことしの山笠は
新型コロナの影響で延期になりましたが、
少しでも山笠の空気を感じたい!と
櫛田神社の飾り山笠を見に行きました。
表が加藤清正公の虎退治。
見送りが桃太郎の鬼退治。
どちらも
コロナに立ち向かう!乗り越えるぞ!という
意志と力強さが伝わってきました。

上川端商店街には、こうした懸垂幕も。
全部で4種類ありましたよ。
来年の7月は、
山笠一色の博多に戻っていますように。
投稿者:松崎洋子 | 投稿時間:12時48分 | カテゴリ:松崎洋子 | 固定リンク
1週間での気持ち
庭木櫻子です。
福岡県に大雨の特別警報が出されてから
きょうで1週間です。
九州では、今回の記録的な大雨で
熊本県や福岡県、大分県などで
苦しい状況が続いています。
みなさんのお住まいの地域では
大丈夫でしょうか?
個人的には、熊本県出身で
今は福岡局に勤務しているので、
ふるさとや身近な場所の変わり果てた姿が
こうしたニュースの中でたびたび登場するのは、
放送の現場で働いていても
ショックを受けてしまうこともあります。
近年は、日本中どこにいても
災害の危険がつきまとうものですが、
なぜこんなにいろいろなことと重なり合って…
と、悲しく思ってしまうときがあります。
でも、このままずっと同じ気持ち・状況のまま
ということはないと思います。
私たち、
また心をひとつにできると信じています。
早く、穏やかな空が戻るといいですね。

くまモンのクッキー。いつも勇気をもらっています。
投稿者:庭木櫻子 | 投稿時間:15時54分 | カテゴリ:庭木櫻子 | 固定リンク
引き続き、大雨警戒を!
松崎洋子です。
県内はきょうも各地で雨。
午後になって雨脚が強まってきました。
福岡市内では雷の音も聞こえます。

いつ雨は止むのか。
特に避難されている方は、
不安と疲れが溜まっていると思います。
コロナ対策も必要で、
積極的なコミュニケーションは
難しい状況かもしれませんが、
可能な範囲で声を掛け合いながら
過ごしていただきたいと思います。
私たちも、これ以上被害が出ないよう
必要な情報をしっかり伝えていきます。

午後2時30分時点の雨雲の様子です。
九州北部に活発な雨雲がかかっています。
あす(11日)にかけて
非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの大雨で
地盤が大量の水を含んでいて、
いつ土砂災害が起こっても
おかしくない状況です。
山など危険な場所には
絶対に近づかないでください。
川の様子を見に行くなども非常に危険です。
どうか安全な場所で過ごして下さい。
投稿者:松崎洋子 | 投稿時間:14時55分 | カテゴリ:松崎洋子 | 固定リンク
大雨警戒!防災アプリも活用を!
松崎洋子です。
きのう、
福岡県・佐賀県・長崎県に出された
大雨特別警報は、
きょう昼前に警報に切り替えられました。
ただ!切り替わったからといって
安全というわけではありません。
雨は降り続く見込みですので、油断せずに、
安全な場所で過ごすようにしてください。
大雨に関する最新の情報は
テレビやラジオでも入手できますが、
NHKのニュース防災アプリも
ぜひ活用してください。

アプリを起動すると、
このような画面になり
ニュースなどを見ることができます。

中央下の「マップ」を選択すると。

雨雲の状況を確認できます。
左下の「表示切替」を押すと。

河川の状況や土砂災害の危険度など、
さまざま情報を得ることができます。
状況は刻々と変化します。
最新情報を確認して、
安全に過ごしてください。
投稿者:松崎洋子 | 投稿時間:15時05分 | カテゴリ:松崎洋子 | 固定リンク
大雨に関する情報と警戒レベルについて
気象予報士の吉竹です。
九州北部は6月11日に梅雨入りして、梅雨が三分の二ほど経過、
いよいよこれから梅雨末期の大雨シーズンを迎えます。
2017年7月5日には朝倉市や東峰村を中心に九州北部豪雨が発生、
甚大な被害が出ました。
2018年には7月6日を中心に西日本豪雨が発生し福岡県でも大雨が降るなど、
7月上旬から中旬にかけては過去、大きな大雨災害がたびたび発生しています。
大雨災害から身を守るためには、
気象台から発表される情報などに十分気を付け、
早め早めの避難をするなど、積極的な防災行動が大切です。

これは気象庁から発表される気象に関する情報と5段階の警戒レベルです。
テレビなどで報じる場合は、それぞれ色分けしてわかりやすくしています。
例えば、
レベル5の「大雨特別警報」は黒
レベル4の「土砂災害警戒情報」は紫
レベル3の「大雨・洪水警報」は赤
といった具合です。
去年までは特別警報は濃い紫で表示していましたが、
土砂災害警戒情報の薄い紫と似た色で分かりにくかったので、
今シーズンからレベル5の大雨特別警報は黒に変更になりました。

そして、このような情報が発表されたら、
私たちはどのように行動したらよいのでしょうか。
まず、レベル3の「大雨・洪水警報」が発表されたら、
自治体からは「避難準備・高齢者等避難開始」を呼びかけます。
災害弱者といわれるお年寄りや体の不自由な方はこの段階で
安全を確保していただく必要があります。
次に、大雨警報が発表されているときに、
土砂災害の危険性がさらに高まった市町村には
レベル4の「土砂災害警戒情報」が発表されます。
崖の近くなど危険な場所に住んでいる方は、
速やかに全員避難が基本行動となります。
さらに、各自治体からは「避難勧告」や「避難指示」が
発表されることがありますが、
テレビでスーパーが流される「土砂災害警戒情報」の段階で
避難の行動をとることが大切です。
そして、レベル5の「大雨特別警報」が発表されたら、
この時点ですでに重大な災害が発生していることがあります。
「命を守る行動」をとる必要があります。
つまり、避難はレベル4の段階で完了しておくべきで、
特別警報のレベル5ではすでに手遅れというケースもあることになります。
毎年、全国で大雨による災害が発生しています。
大雨災害はいつ、どこで発生するかわかりません。
梅雨末期の時季、気象台、自治体から発表される情報には
十分注意してお過ごしください。
投稿者:吉竹顕彰 | 投稿時間:10時05分 | カテゴリ:吉竹顕彰 | 固定リンク
食べる芸術
松崎洋子です。
先週の食いち!で
「博多水無月」をご紹介しました。
それから無性に和菓子が食べたくなり、
お店に行ってきました。

水無月、ありました。
こちらのお店では、
笹の葉は使われていなかったので
京都で親しまれている水無月でしょうか。
もっちり感と、小豆のごろっとした食感が
とても美味しかったです。

こちらは
アジサイをイメージした和菓子です。
淡い色合いが可愛らしくて
食べるのがもったいない!と思うほど。
(しっかり頂きましたが…)
季節感があって、
いろいろな角度から
じっくり見たくなる美しさ。
まさに食べる芸術です。
投稿者:松崎洋子 | 投稿時間:14時09分 | カテゴリ:松崎洋子 | 固定リンク
季節は進む
中山庸介です。
梅雨の中休みのきょう、
鮮やかな黄色に、思わず目を奪われました。

満開のひまわりが、夏の訪れを呼びかけているようです。
子どものころから、ヒマワリを眺めると
「いよいよ夏休みだ!」と気持ちが高まったものでした。
どこに咲いていたかというと…。

NHK福岡のある六本松の路地。
街の皆さんが手塩にかけて世話をした
花壇で咲き誇っていました。

ヒマワリ越しのアジサイも風情がありますね。
今年は子どもたちの夏休みも短縮、
そもそもコロナがどうなるのか
みんなが手探りの状況です。
季節の変化を教えてくれる植物は
ほっと一息、心をなごませてくれますね。
投稿者:中山庸介 | 投稿時間:14時37分 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク
ひんやりツルン!博多水無月 ~福岡~
5月中旬から7月末まで、初夏の福岡を彩る和菓子があります。「博多水無月」。わらび粉と小豆で作る一口サイズの冷やして食べる菓子で、食感はひんやりツルン、夏にぴったり!福岡の和菓子店、約20軒で作られています。21年前、京都で修業した和菓子職人仲間が、京都伝統の暑気払いの和菓子「みな月」を福岡でも、と始めたのがきっかけでした。が、米粉で作る京風みな月のもっちり食感は不人気でほとんど全部廃棄。試行錯誤の末、米粉をわらび粉に変えツルンと仕上げたところ、人気が出ました。当初7軒で始めた輪は今では20軒に、種類も八女茶を使ったもの、マンゴー入りなど、40種以上に広がりました。
例年5月の売り初めの日、和菓子店の人々は住吉神社に新作「水無月」を奉納しその年の願いを菓子に込めます。今年は5月18日。奉納した「水無月」に込めたのは、新型コロナウイルスの感染が終息しますようにという「厄除招福」の願いでした。福岡の和菓子職人たちの夢と願いが込められた「博多水無月」の魅力をお伝えします。


■博多水無月について
福岡市和菓子組合のFacebookに店舗の情報などが記載されています。
■番組で紹介した「博多水無月」を販売している和菓子店
▽お茶々万十本舗 富貴
住所:〒816-0825 福岡県春日市伯玄町2-55-3
電話:092-581-9095
営業時間:月曜~土曜 8:30~19:00
日曜 9:00~18:00(定休日:元日のみ・夏期休暇あり)
▽高島屋
住所:〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉1-2-1
電話:092-761-3462
営業時間:9:00~18:00(日・祝日休み)
■放送で紹介した水無月が販売されているデパ地下について
福岡市内のデパートの地下食品売り場で販売されていましたが、販売期間は終了しています。

これから本格的な夏が始まります!
今回は、ひんやりとしてツルンとしたのどごしの「博多水無月」ご紹介しました。
「博多水無月」皆さんは知っていますか??
私は取材するまで知りませんでした。
しかしこの和菓子、福岡の夏の風物詩となりつつある和菓子なんです!
21年前に始めた和菓子職人の松本弘樹さん。京都で和菓子の修行をしていたとき、米粉が原料の「京都水無月」の存在を知り、京都の夏と言えばこれ!という欠かせない存在に感銘を受け、修行を終えた後福岡で作りました。
しかし、売れた数は50個中2個。それでも諦めない松本さんは有志を集めて研究会を結成。「博多水無月」が福岡の人に愛される和菓子になるよう、原料をわらび粉に変えたり、小豆を使ったり、笹の葉で包んだ形にしたり。。。試行錯誤をした結果今の形があるんだそうです。

私はオーソドックスな小豆味と抹茶味を食べました!
どちらもとてもおいしかったです!小豆の甘さが口いっぱいに広がるのですが、甘すぎず、ついつい「もう一個!!」と言いたくなる美味しさでした!
そして、ひんやりと冷たいんです!ツルンとしていてのどごしも最高でした!
まさに、夏に食べたくなる美味しさでした(^o^)

「水無月」という名前だけに6月を中心におよそ2か月あまり、夏限定で販売される「博多水無月」は、今は各お店のアイデアやこだわりでいろいろな味に変化しています!

いろいろな味を楽しんで比べてみるのもいいですね!
ぜひ、みなさんも食べて、夏を感じてみてください!
投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク
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