2020年4月 2日

放送のお仕事について


就職活動も本格化してくる時期ですが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
説明会などが相次いで中止になるなど
困っている就活生も多いと聞きます。

私たちアナウンサーは、
放送を見て応援してくださる視聴者の方から
お手紙をいただくことがあります。
残念ながらひとつひとつに
お応えすることはできないのですが、
先日、兵庫県に住む中学2年生の女の子から
放送の仕事についての質問をもらいました。

あくまで私の個人的な経験談なのですが、
春休み中のみなさんが、働くことについて
考えるきっかけになれればと思い
このブログに質問への答えを書いてみます。

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Q 庭木さんは、どうしてアナウンサーになりたいと思いましたか?

私はラジオが好きで、大学3年生のときに地元のコミュニティラジオ局で学生スタッフをしていました。生放送の途中で、火災が起きたという情報が入ってきたことがありました。そのとき、「〇〇で火災が起きました。救急車両が通る可能性があります。近くを車で走っている人は気をつけてください」と呼びかけているプロのアナウンサーの姿を見て、「放送は、人を楽しませたり感動させたりするだけでなく、困っているときの助けになることもできるんだ!」と思い、放送局で働いてみたいと思いました。


Q いつもどんな気持ちで仕事をしていますか?

NHKでは、アナウンサーも取材をしたり番組の内容を考えたりすることがたくさんあります。私が入局してはじめて担当した中継は、「地域で昔行われていた絹糸づくりを復活させる」活動についてでした。さっそく取材しに行きます。NHKから、車で1時間。繭玉や糸車などを見せてもらいながら話を聞いて、放送でどう紹介するかをまとめました。はじめてだった私は、「機械で紡いだ糸は、太さ21デニール」というコメントを書いていましたが、先輩のアナウンサーがひとこと。「人の髪の毛よりも細いんです」の方がわかりやすくない…!?専門用語や単位を用いて表現するより、身近な例えの方がピン!とくることもありますよね。こうした考え方は今も同じです。どう話して、どう表現すると見ている人に伝わるのか。テレビの前の人の姿や表情を想像して、話すことばひとつひとつも心を込めて選んでいます。


Q お気に入りのプリキュアは?

去年9月に担当した「全プリキュア大投票」を見て、私がプリキュアというアニメシリーズが好きだと知ってこの質問をしてくれたのだと思います。私は、「ハートキャッチプリキュア!」のキュアブロッサムと、「プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」のキュアエコーが好きです。就職活動をしていたときや、アナウンサーとして働いている今でも彼女たちから勇気をもらっています。

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みなさんにとって
自分らしい働き方が見つかるとうれしいです。


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投稿者:庭木櫻子 | 投稿時間:11時59分 | カテゴリ:庭木櫻子 | 固定リンク

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