2019年6月26日

水で育む 五ヶ瀬町ヤマメ ~宮崎・五ヶ瀬町~


熊本県との県境、自然豊かな山間の町“宮崎県五ヶ瀬町”。清流として知られる五ヶ瀬川の源流域にあるこの町で育てられているのが“渓流の女王”とも呼ばれる「ヤマメ」だ。
秋本治さん(76)は、昭和38年から、当時はまだ珍しかったヤマメの養殖に取り組んでいるこの道のエキスパートだ。「魚のおいしさ=健康」という秋本さん。健康に育てる秘訣は「水」にあるという。清流・五ケ瀬川の水と、年間を通じて水温が一定の地下水を混ぜ合わせて使うことで、ヤマメにとって過ごしやすい環境を作り、元気なヤマメを育てている。水は、24時間掛け流され続け、常に新鮮な水がヤマメのいる養魚場に注がれている。その量は、毎秒400リットル。豊富な水資源がある五ヶ瀬町ならではの育て方だ。
秋本さんはヤマメの養殖に加え、新たな養殖事業にも取り組んでいる。それは「サクラマス」の養殖だ。サクラマスとは、ヤマメが海に下って成長したもので、この魚から取れるいくらは黄金色に輝き、希少性などから最近注目を集めている。7年前から始めたサクラマスの養殖事業。順調にいくと思えたとき、秋本さんを襲ったのが熊本地震だった。自慢の水が濁り、大量の魚が死んでしまった。経営状態も悪化し、一時はサクラマス事業からの撤退も考えた。
秋本さんの苦境を救ったのが、宮崎大学の大学院生・上野賢さん(23)だ。大学でサクラマスの研究をしている上野さん。所属する研究室が、秋本さんと共同でサクラマスの養殖に取り組んでおり、2人は出会った。上野さんは秋本さんと触れ合い、魚の養殖について学ぶうち、秋本さんの魚への思いに共感していくようになった。そして、秋本さんの養殖技術や思いを引き継ぎたいと思うようになった。一方、サクラマスの事業がうまくビジネスになっていない現状に歯がゆさを感じていた。そこで上野さんは、自身の研究に励むかたわら、多くの人にサクラマスを食してもらおうとこの春、ベンチャー企業を立ち上げた。いまは、商品開発を行っている。
清流の町・五ヶ瀬町で、世代を超えて受け継がれる魚への思いを紹介した。

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秋本さんが育てた「ヤマメ」

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ヤマメ養殖の達人 秋本治さん(76)
 
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宮崎大学の大学院生 上野賢さん(23)と秋本さん
 
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サクラマスの卵「黄金のいくら」
 
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清流 五ヶ瀬川

■「ヤマメの塩焼き」が食べられる場所
▽「えのはの家」
住所:〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡4615
電話:0982-83-2326
営業時間:昼11:00~16:00、18:00~20:00(夜は予約のみ)
価格:塩焼きは1尾350円

■ヤマメ釣りができる釣り堀
▽「えのはの家」
住所:〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡4615
電話:0982-83-2326
営業時間:9:00~17:00
価格:釣りは1竿1500円、釣果500gまで無料、500g超過分は100gあたり250円

■サクラマスのいくらが購入できる場所
▽「えのはの家」もしくは「やまめの里」ホームページにて販売
価格:1パック3000円
※現在は在庫切れ。次回は、今年の11月より販売予定

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ヤマメの塩焼き ※囲炉裏は寒い時期限定


nakata.pngのサムネイル画像

五ヶ瀬町は、自然豊かな町で、五ヶ瀬川も水が透き通っていて、とても綺麗なところでした。
そして、そんな綺麗な場所で養殖され、育ったヤマメを、自分で釣りをして、塩焼きにして食べるという、貴重な体験をさせていただきました!

ヤマメは、全く臭みもなく、淡泊で、いくらでも食べられました。
それに、身が厚くて、ふわふわだったんです…!!!
自分で釣った魚だということもあり、格別に美味しかったです。

ヤマメ養殖に長年携わってきた秋本治さんは、
“夢のある仕事をしたい”と、やまめ養殖について熱く語ってくださいました。
ヤマメに合った餌や水を見つけることなど、養殖を成功させるまでには、様々な試行錯誤があったそうです。長年にわたる秋本さんの試行錯誤があったからこそ、あんなに美味しいヤマメやいくらができるのだなと思いました。
今の時期は、脂がのった美味しいヤマメを食べることができるそうです。
皆様も、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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人生初の釣りに挑戦

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無事に釣れました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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