2019年6月

水で育む 五ヶ瀬町ヤマメ ~宮崎・五ヶ瀬町~


熊本県との県境、自然豊かな山間の町“宮崎県五ヶ瀬町”。清流として知られる五ヶ瀬川の源流域にあるこの町で育てられているのが“渓流の女王”とも呼ばれる「ヤマメ」だ。
秋本治さん(76)は、昭和38年から、当時はまだ珍しかったヤマメの養殖に取り組んでいるこの道のエキスパートだ。「魚のおいしさ=健康」という秋本さん。健康に育てる秘訣は「水」にあるという。清流・五ケ瀬川の水と、年間を通じて水温が一定の地下水を混ぜ合わせて使うことで、ヤマメにとって過ごしやすい環境を作り、元気なヤマメを育てている。水は、24時間掛け流され続け、常に新鮮な水がヤマメのいる養魚場に注がれている。その量は、毎秒400リットル。豊富な水資源がある五ヶ瀬町ならではの育て方だ。
秋本さんはヤマメの養殖に加え、新たな養殖事業にも取り組んでいる。それは「サクラマス」の養殖だ。サクラマスとは、ヤマメが海に下って成長したもので、この魚から取れるいくらは黄金色に輝き、希少性などから最近注目を集めている。7年前から始めたサクラマスの養殖事業。順調にいくと思えたとき、秋本さんを襲ったのが熊本地震だった。自慢の水が濁り、大量の魚が死んでしまった。経営状態も悪化し、一時はサクラマス事業からの撤退も考えた。
秋本さんの苦境を救ったのが、宮崎大学の大学院生・上野賢さん(23)だ。大学でサクラマスの研究をしている上野さん。所属する研究室が、秋本さんと共同でサクラマスの養殖に取り組んでおり、2人は出会った。上野さんは秋本さんと触れ合い、魚の養殖について学ぶうち、秋本さんの魚への思いに共感していくようになった。そして、秋本さんの養殖技術や思いを引き継ぎたいと思うようになった。一方、サクラマスの事業がうまくビジネスになっていない現状に歯がゆさを感じていた。そこで上野さんは、自身の研究に励むかたわら、多くの人にサクラマスを食してもらおうとこの春、ベンチャー企業を立ち上げた。いまは、商品開発を行っている。
清流の町・五ヶ瀬町で、世代を超えて受け継がれる魚への思いを紹介した。

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秋本さんが育てた「ヤマメ」

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ヤマメ養殖の達人 秋本治さん(76)
 
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宮崎大学の大学院生 上野賢さん(23)と秋本さん
 
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サクラマスの卵「黄金のいくら」
 
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清流 五ヶ瀬川

■「ヤマメの塩焼き」が食べられる場所
▽「えのはの家」
住所:〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡4615
電話:0982-83-2326
営業時間:昼11:00~16:00、18:00~20:00(夜は予約のみ)
価格:塩焼きは1尾350円

■ヤマメ釣りができる釣り堀
▽「えのはの家」
住所:〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡4615
電話:0982-83-2326
営業時間:9:00~17:00
価格:釣りは1竿1500円、釣果500gまで無料、500g超過分は100gあたり250円

■サクラマスのいくらが購入できる場所
▽「えのはの家」もしくは「やまめの里」ホームページにて販売
価格:1パック3000円
※現在は在庫切れ。次回は、今年の11月より販売予定

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ヤマメの塩焼き ※囲炉裏は寒い時期限定


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五ヶ瀬町は、自然豊かな町で、五ヶ瀬川も水が透き通っていて、とても綺麗なところでした。
そして、そんな綺麗な場所で養殖され、育ったヤマメを、自分で釣りをして、塩焼きにして食べるという、貴重な体験をさせていただきました!

ヤマメは、全く臭みもなく、淡泊で、いくらでも食べられました。
それに、身が厚くて、ふわふわだったんです…!!!
自分で釣った魚だということもあり、格別に美味しかったです。

ヤマメ養殖に長年携わってきた秋本治さんは、
“夢のある仕事をしたい”と、やまめ養殖について熱く語ってくださいました。
ヤマメに合った餌や水を見つけることなど、養殖を成功させるまでには、様々な試行錯誤があったそうです。長年にわたる秋本さんの試行錯誤があったからこそ、あんなに美味しいヤマメやいくらができるのだなと思いました。
今の時期は、脂がのった美味しいヤマメを食べることができるそうです。
皆様も、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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人生初の釣りに挑戦

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無事に釣れました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

大豆ほっこり!万能食材「テンペ」


「テンペ」とは、インドネシア発祥の大豆の発酵食品。大豆の発酵食品といえば、「納豆」のようなものを想像するが、テンペは、粘りけも癖もなく、大豆本来の甘みが特徴。さらに食物繊維やビタミンも豊富で、生活習慣病予防にも期待されているという。
佐賀県・白石町では、30年ほど前、町の特産物としてこの「テンペ」の生産を開始。作っているのは、平均年齢71歳のお母さんたち7人だ。大豆を何度も煮たり、丁寧に皮を除去、さらに22時間の発酵と、プロセスも長く、手間と時間がかかるテンペ作り。女性たちは、あうんの呼吸で、次々と作業をすすめる。
テンペの最大の魅力は、「何の料理にも合う」こと。コロッケからマーボー豆腐、パスタまで。さらには、このテンペをさらに広めようと、地元の佐賀農業高校の生徒たちも、テンペのケーキやキッシュなどの開発も始めた。万能食材「テンペ」の魅力を取材した。

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大豆の発酵食品 テンペ

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地元の保育園では、子どもたちも大好き

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テンペ作りは大忙し

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洗濯機を使って脱水!?主婦ならではの工夫もありました


■テンペが購入できるお店
▽「しろいし特産物直売所」
住所:佐賀県杵島郡白石町東郷1218?7
電話:0952-84-7050
営業時間:9:00~17:00

▽「道の駅 しろいし」
住所:佐賀県杵島郡白石町大字福富下分306番地4
電話:0952-87-2116
営業時間:1階 産品直売所 9時~18時

■高校生のシフォンケーキ
▽7月13日(土)12:30~15:00のみ、下記イベントで販売します。
高校生カフェ「サノ・ボヌール」
住所:佐賀県杵島郡江北町上小田 小田商店街
※その他クッキーなどは販売しておりません。


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今回も前回に引き続き私の地元佐賀県で取材をしました!
ご紹介したのは・・・大豆の発酵食品「テンペ」です。
私は大豆を発酵させたものといえば納豆のイメージがあり、テンペは知りませんでした。
個人的にはサクッとしていてお菓子のような甘い味がするのかなと思っていました。

テンペを作っている工場に行ってみると、平均年齢71歳の女性5人が作業をしていました。テンペを作るにはたくさんの工程があるのですが、その工程を素早く行っているのにもかかわらず、楽しそうに作業されているのが印象的でした。
皆さん、「作業は大変だけどとても楽しい」とおっしゃっていました。

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今回の取材は保育園へ行ったり、高校へ行ったり、工場へ行ったりと様々な場所へ行き、たくさんの方のお話を聞いたのですが、皆さんが「テンペ」をよく知り、おいしいと食べていました。
特に高校では、テンペを使った料理をたくさん研究して、作った料理を生徒に食べてもらってアンケートを取って分析したり、テンペをテーマに論文を作っていたり、海外でテンペをテーマにプレゼンしたりと、とても分厚いファイルでテンペをたくさん調べていました。

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テンペは、柔らかく、しっとりとした歯触りです。ほんのりと甘さがあり、味は節分の豆まきを思い出すような、しっかりとした大豆の味がします。
タンパク質や食物繊維、ビタミンBなども豊富と言われており、クセがないのでいろいろな料理に入れることができます。
皆さんもぜひ、食べてみてください!!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

コシが命!"島原手延べそうめん" ~長崎県南島原市~


長崎県南島原市は江戸時代からそうめん作りが盛んで、今も約250軒もの製めん工場がある。島原“手延べそうめん”は、小麦粉を練った生地を少しずつ引き延ばして細くする“手延べ”製法で作られる。平らに延ばした生地を切って細くするそうめんと比べ、コシが強いのが特徴だ。
創業69年の製麺工場の三代目・本村幸雄さんのそうめん作りは朝4時に始まる。コシの秘密は小麦粉に含まれる「グルテン」というたんぱく質。生地にねじりを入れながら細く引き延ばすことで、グルテンが緻密になる。生地を何度も延ばしては寝かせ、最後は直径約1.2mmにまで細くする。乾燥させ、二日がかりで究極のコシを持ったそうめんの出来上がりだ。      
さらに本村さんが力を入れているのは、全て島原半島産の材料で作った「“純”島原手延べそうめん」。畑を耕し自ら小麦を育てている。「元々は地元の材料で作られていたのが本来の島原そうめんの姿。昔ながらの島原そうめんを次世代に残していきたい」と意気込む。
島原で400年近く続く伝統のそうめん作りに迫る!

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南島原市役所の商工観光課に去年10月に誕生した「そうめん振興班」の皆さん。
島原手延べそうめんの知名度アップを目指し、今年の夏は大忙し!

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祖父の代からそうめんを作る本村幸雄さん。
そうめん作りの傍ら、材料となる小麦の栽培にも挑戦中!
目指すは全て地元の材料で作った“純”島原手延べそうめん。

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そうめん作りは、生地のこね具合を見極めることから。
その日の湿度や気温によって、微妙に加える塩水の量を調整。
長年の経験が必要な難しい工程。

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生地を細く延ばしながら回転させ、ねじります。ねじることで生地のグルテンがより緻密になり、強いコシが生まれます。

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生地を長く細く引き延ばしていきます。

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最終的には、細さ1.2mm、長さ2m以上にまで延ばされました。
はじめは大きな小麦粉の塊だった生地が、まるで白いカーテンのよう!
乾燥させて切断すれば、コシが強い“島原手延べそうめん”の出来上がりです。

■本村さんのそうめんに関するお問い合わせ
▽本村製麺工場 
電話:0957-82-2145

■南島原市のそうめんに関する問い合わせ
▽南島原市役所 そうめん振興班 
電話:0957-73-6633


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今回の食いちは、“島原手延べそうめん”をご紹介しました!
だんだん暑くなってきたこの時期に、まさにぴったりでしたね。

しかし実は、そうめんは、年中食べるものなんだそうです。
夏の暑さで食欲がないときでもそうめんなら食べられる、ということで、夏場によく食べられますが、今回取材させていただいたそうめん振興班の方々は、「1年を通してたくさんの人に食べてほしい」とおっしゃっていました。

また、今回そうめん作りを見せてくださった本村幸雄さんは、取材中、島原そうめんへの思いを熱く語ってくださりました。
「生地の状態に、人間が合わせてやらないといけない」
そう言いながら、その日の生地の状態を見て、加える塩水の量や寝かせる時間を調整していました。
そんな本村さんの姿を見ていると、本村さんのそうめん作りへのこだわり、そしてプライドを強く感じました。

島原そうめんは、のどごしがよく、コシが強いことが特徴です。
私も食べましたが、本当にコシが強くて、つるっと食べられました。そして、小麦の味がしっかりとしていて、とても美味しかったです。

たくさんの手間と時間をかけて少しずつ延ばして作る“島原手延べそうめん”。
ぜひ、食べてみてはいかがでしょうか。

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

落合陽一さん インタビュー


皆さん、お元気ですか?アナウンサーの浅野達朗です。先日、5月31日(金)の「ロクいち!福岡」で、落合陽一(おちあい・よういち)さんへのインタビューを放送しました。ご好評におこたえし、このブログで、あらためてその内容をお伝えしたいと思います。

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シャボンの膜に投影されているのは「ちょう(蝶)」。超音波で振動を与え、光を乱反射させた、世界で初めての作品です。

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宙に浮いたハートマークは触ることができます。

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こうした作品は、超音波などの波動を、コンピューターで計算して生み出したものです。

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作ったのは「現代の魔術師」とも言われる落合陽一さん。
2015年には、最先端テクノロジーの研究者として世界的な賞を受賞するなど、今、世界が注目する研究者です。

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落合さんが最近特に力を入れて開発しているのが、テクノロジーを使って人間の体をサポートする機器です。この球体は、音と連動して光や振動が変化します。聴覚に障害のある人でも、音楽を楽しむことができるのです。
落合さん「僕らってテクノロジーによって問題を解決する。今社会にあふれる問題や、もしくは新しい価値、それに対してつながるようなアウトプットにやっていければいいなと思っています。」

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浅野「落合さんは『テクノロジーをどう社会に役立てるか』をテーマに研究していて、『未来』についても、その著作で数多く提言しています。落合さんが見つめる未来の姿とはどのようなものなのか、伺いました。」

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5月16日、G20の開催を前に、世界中の起業家が集まったイベントです。落合さんは、気鋭の研究者として登壇。高齢化社会に突入する日本の未来について語り、注目を集めました。

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落合さん「人間の体が動かないとか、例えば目が見えないみたいな問題を、どうやって扱って、ということをテクノロジーを入れながら解決していきたいと考えてやっています。」

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この日の滞在は5時間ほどでしたが、帰る間際、空港で話を聞くことができました。
講演を終えたばかりの落合さんにまず伺ったのは、日本で今後必要なテクノロジーについてです。

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落合さん「日本の課題は人口減少と高齢化だから、高齢化だからって、まあほかの課題がいっぱいありますけど、だからメインは僕、そこだと思ってて、そこはね、意外とテクノロジーとの親和性がいいから」

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こちらは落合さんが作った車いすです。従来の車いすに、自動運転機能を付けました。障害物を感知すると、自動的に止まります。
また、遠隔操作もできるようになっています。利用者はもちろん、介護する人の負担も軽減することができます。落合さんは、社会の高齢化も、テクノロジーによって乗り越えられるといいます。

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落合さん「機械でサポートするというのは、あたりまえの発想で、紀元前から我々はやってきているわけですから。人類はね。それをやっていくのが大切だと思いますけどね」

浅野「紀元前から!?」

落合さん「だってテコの原理使ったりとか、時計を発明したりとか。全部テクノロジーですから。」
「目が見えなくなる、耳が聞こえなくなる、体が動かなくなる、まあ色んな課題があって、でも多分目が見えなくなってくる課題っていうのは、ひょっとしたらメガネじゃなくて、もっと電子メガネみたいなもので解決できるかも知れないし、耳が聞こえなくなる課題はもっといい補聴器とか文字起こしのツールとか、あと例えば触覚で情報を伝えるとか色んな方法があるかも知れないじゃないですか。」

浅野「じゃあ少子高齢化などを解決するためには、テクノロジーが大切。」

落合さん「めっちゃ大切!めっちゃ大切!!もうどのくらい大切かと言うと、ほんとう大切。植物に対する水ぐらい。」

一方、高齢化社会で課題になると思われるのが、テクノロジーを使える人と、使いこなせない人との格差です。落合さんは、社会全体で格差を縮める努力をすることが必要だと考えています。

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落合さん「つまりデジタルデバイドの人っていうのをどうやって減らしていくかってことは大切で。」

浅野「デジタル格差。」

落合さん「そうデジタル格差。」
「周囲が助け合いながらやっていくっていうのが大切なことだし、なんか、僕は自己責任って言葉はすごく嫌いなんですよ。なんでかって言うと、自己責任って、だって別に生まれてくる社会を選べないじゃないですか。」
「自己責任って言われない社会を、どうやってデジタルと親和しながら作っていくかってことは、別にそれは政治家だけの仕事じゃないですよ。一人一人のエンジニアやプログラマーが考えないといけないし。」

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日本が直面する高齢化社会。私たちがその課題と向き合い、解決していくことは、世界の課題解決にもつながると言います。
落合さん講演(英語)「私たちのテクノロジーは、自分たちの地域の問題を解決するために使うことができるでしょう。そうすれば将来、多くのアジア地域の問題解決にも使えるでしょう。テクノロジーは、さまざまな地域の問題解決に役立つのです。」

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落合さん「中国だって2040年以降、高齢化の社会に入っていきますし、アジアとかヨーロッパの諸地域は、これと同様の困難にぶつかるはずですから。それに対して我々がどうやって安全安心もしくはソフトウエアを届けられるかというのは、大きな課題ですね。それをね、解決していくことが、グローバルに我々がまた成長や輝きを取り戻す1つの原動力になると思いますよ。


浅野の取材後記
元々落合さんのファンで、「いつかお会いしたい!」と思っていた私。今回落合さんが福岡に来られるとの情報を聞きつけ、まさに寸隙(すんげき)を縫って独占インタビューさせて頂きました。
放送をご覧になった方はお分かりだと思いますが、とにかく頭の回転が速い!追いつくのが精一杯でした…。

お話の中で特に印象に残ったのは「『自己責任』という言葉が嫌い」という言葉。それに続けて落合さんは「今の社会には『父性』が足りない」とおっしゃっていました。父親のように、立場や力の弱い人を、包容力をもってみんなで支えていかなければいけない。それをテクノロジーを使ってどうやって解決するのか、これからも研究していきたいとおっしゃっていました。

日本を代表する最先端の研究者が社会の課題を解決したいという目線で研究をしているというのが、非常に頼もしく感じました。

アナウンサー 浅野達朗

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:13時10分 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク

海のエイリアン?名人のワラスボ漁 ~有明海~


うろこや目は退化。口からは歯が飛び出し、まるでエイリアンのような格好が「キモかわいい」と、近年再注目を集めるワラスボ。日本では有明海にしか生息しないハゼ科の珍種だ。
干潟で「素板」と呼ばれる板を滑らしながら行う「スボカキ」(ワラスボ漁)の光景は、有明海の夏の風物詩として親しまれ、その干物や煮付けなどは、郷土の料理として愛されてきた。
佐賀県・白石町の漁師・久野官一さん(82)は、全国漁港漁場協会が選ぶ「海の名人」に佐賀県でただひとり選出された、干潟漁の達人。小さいときから干潟で遊びその道70年、ムツゴロウや貝など、様々な生物が生息する潟で、小さい穴の形状をみただけで、それが何の生息孔か一目瞭然だという。
有明海は、地元の人たちにとっては、漁師でなくとも元来おかずを捕る場所だったが、その姿は平成に入ったころから、変化してしまったという。リポートでは、いま数える程になってしまった干潟漁に密着。移りゆく有明海の姿を、久野さんを通して見つめた。

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ワラスボ漁の名人 久野官一さん

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ハゼの仲間「ワラスボ」
 
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干潟でのワラスボ漁

■ワラスボが購入できるお店
▽「有明特産物直売所 菜海ありあけ」
住所:〒849-1207 佐賀県杵島郡白石町大字深浦782-7
電話:0954-65-5089

※3月ごろから10月ごろまで販売しています。
天候などの条件により、入荷のない日もあります。

■ワラスボを使った料理が食べられるお店
▽「だるま寿し」
住所:〒873-0031 佐賀県杵島郡白石町福富1475-1
電話:0952-87-2147

※季節限定(春~秋)で、入荷次第の提供となります。


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今回は、私の生まれ育った佐賀県のワラスボをご紹介しました!
私は生きているワラスボを見たことも、食べたこともありませんでした。

ワクワクしながら直売所へ向かうと、早速生きたワラスボが・・・!!
正直、最初の印象は気持ち悪かったです(笑)
そんなワラスボをいろいろな食べ方で食べました。
ワラスボの生き造り、ワラスボのお酒、肝、唐揚げ、煮物など、ワラスボがこんなにもいろいろな料理になることに驚きました。

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ご飯のお供にも、お酒のお供にもなります!!

そして、ワラスボ漁にも挑戦!!
板に乗って足で漕ぐのです!!
ワラスボとりの名人である久野さんにしっかりと教えていただきました!

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久野さんは、スイスイとまるでスケートボードのように進むのですが、これがなかなか進まず、ワラスボをとるのも難しくて・・・何度もチャレンジしましたが結局1匹もとることができませんでした・・・
しかし!!ワラスボとりはとても楽しかったです!!

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ワラスボはグロテスクに見えますが、今回の取材で何度もワラスボと触れ合い、地元の方々からのお話を聞いていくと、だんだん、いとおしく感じました!
そして、とてもおいしいのです!
みなさんもぜひ食べてみてください!!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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