2019年5月 8日

島の恵み育む"幻"の和牛~長崎県壱岐市~


ブランド牛の仔牛の多くが実は長崎県壱岐市産。先月島で行われた仔牛の競りには全国から畜産農家が集結。落札価格は、平均80万円と全国価格より高く取り引きされた。歴史的にもその評価は高く、鎌倉時代の絵巻「国牛十図」でも壱岐の牛が日本屈指の牛と紹介されている。   
島ではただ仔牛を売るだけでなく、肥育した肉を特産にしようと畜産農家が立ち上がった。島で最大の牧場をもつ野元勝博さん(59)は仲間に呼びかけ、5年前「壱岐牛」を商標登録。ブランド化にあたり、農家によって味のばらつきを無くす為、島で生産される全ての牛の餌を数年かけて開発した独自ブレンドで統一した。さらに野元さんは潮風を受けたミネラルたっぷりの牧草を育て、牛に与えている。肉質は柔らかく、うまみにあふれ、“牛肉のオリンピック”全国和牛能力共進会では特別賞を受賞した。壱岐牛は今では農産物で最大の生産額を誇り、その金額は年間70億円。需要に供給がなかなか追いつかず、その人気から“幻の牛”とも称される。そんな壱岐牛には島をあげ、世代を超えて、島を盛り上げたいという人々の思いがあった。壱岐牛生産の現場を通じ、その心意気を見つめる。

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最高級!壱岐牛盛り合わせ

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島の恵みが育んだ黒毛和牛・壱岐牛

★紹介した生産者さん
壱岐牛の生産しているのは、JA壱岐市畜産部に加盟する15名。番組で紹介したのは株式会社・野元牧場の野元勝博さん(59)。
長男の拓哉さんは島で獣医として働き、次男の久志さんは父とは別に牧場を経営している。

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壱岐牛ブランド作りの第一人者・野元勝博さん

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二人の息子(左:次男の久志さん/牧場経営 右:長男の拓哉さん/獣医)も
島で畜産関係の仕事に携わる


★壱岐牛とは・・・。
壱岐牛の定義は、
(1)壱岐生まれ壱岐育ちの黒毛和牛で、
(2)15人の肥育部会が生産し、
(3)統一された餌である“一支國飼料”を与えて肥育された
(4)3等級以上の格付けの肉を指す。
肉牛は出荷までに大体2年半程度(30か月)かかると言われている。

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サシ(脂質)が乗りすぎず、女性でも食べやすい壱岐牛の「ヒレ肉」

★競りについて
JA壱岐市の家畜市場でおよそ月に一度行われている子牛などの競売。
日本全国のJAや生産者が買い求めにやってくる。
番組で松坂牛(まつさかうし)などの和牛のもとになると伝えたが、和牛ブランドの定義はそれぞれの生産地のブランドを管理する生産団体が決めている。

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家畜市場の競りの様子。4月は子牛約300頭が競りに出されていた。

■番組に登場した焼き肉店
▽味処うめしま 
電話:0920-45-3729
住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎中山触2604-86(芦辺港向かい)

※金額等は各自HPなどで調べてください。
※レストランのほか、肉の販売も行っている。

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港の目の前にある「味処うめしま」

■野元さんが経営する牧場
▽農業生産法人 株式会社 野元牧場
電話:0920-47-2860

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熟練の経験で牛の健康状態を見極める野元さん

■その他壱岐牛に関するお問い合わせ
▽JA壱岐市畜産部 
住所:長崎県壱岐市芦辺町国分東触706
電話:0920-45-2513


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こんにちは!中田理奈です。
今回の「食いち!」は、長崎県壱岐市の、“壱岐牛”を紹介させていただきました!

実は私、脂っこいお肉などは苦手だったのですが、、、(笑)
壱岐牛は、脂がしっかりのっているにも関わらず、しつこくなくて、食べやすかったです。
とてもとても、美味でございました、、、。

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おいしいお肉を前にテンション↑↑

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JAの施設では子牛へのミルクやりも体験!

そして、今回、壱岐牛ブランド化の第一人者である、野元さんに取材させていただきました。
壱岐牛を飼育する上での並々ならぬこだわりや、
牛たちを自分の子供のように思っていると言う、野元さんの働く姿を見ていると、
かっこよくて、息子さんたちが島に残り、野元さんと同じように畜産業に携わっている理由がわかりました。

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「いい顔」をした野元さんご家族

そして、今回の取材で特に印象的だったのは、取材が終わって帰るとき、野元さんが
「野元牧場より壱岐牛をPRしてね」とおっしゃったことです。
自分のことよりも、島をあげて盛り上げようとしている壱岐牛を、という、
野元さんの言葉の端から感じた情熱に、心打たれました。

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壱岐牛にかける情熱あふれる野元さん

そんな、生産者が思いを込めて育てた“幻の和牛”、
壱岐では比較的お求めやすくいただけるので、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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