2019年4月17日

漁師町に伝わる母の味「ごまだし」~大分県佐伯市~


豊後水道に面し、古くから漁業が盛んな大分県佐伯市。佐伯の郷土食「ごまだし」は、白身の魚エソを焼いてすりつぶし、ゴマ、しょうゆ、みりんを混ぜペースト状にした調味料。骨が多く捨てられていたエソを、もったいないと漁師の妻たちが利用したのが始まりだ。ごまだしがあれば出汁いらず、忙しい漁師が簡単に食事をとれると、長い間佐伯の家庭の味として親しまれてきた。今も佐伯ではうどんに添えて食べる「ごまだしうどん」が食堂の定番メニューだ。
ごまだし作り名人の桑原政子さん(70)は、魚の消費量を増やしたいと、13年前から近所の女性たちと一緒にごまだしの製造販売を始めた。佐伯で獲れた新鮮なエソをすぐにさばき、オーブンで一気に焼き上げうまみを閉じ込める。骨の多いエソの小骨を一本一本丁寧に手で取り除く。漁師の妻らしく魚の割合を多めにするのが桑原さんのこだわりだ。「ごまだしが各家庭の冷蔵庫に当たり前に並ぶ日が来たら最高!」と意気込む。愛情と手間暇をたっぷり掛けたごまだしは人気を集め、全国から注文が舞い込む。佐伯に伝わる“漁師の母の味”に密着!

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ごまだしを作っているのは、父も夫も息子も漁師だという桑原政子さん

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ごまだしの材料は「エソ」という魚

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ごまだしには、魚のうまみと母の愛情がたっぷり


■番組に登場した「ごまだしうどん」が食べられるお店
▽つね三 
電話:0972-23-7645
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■桑原さんのごまだしに関する問い合わせ
▽漁村女性グループめばる 
電話:0972-33-0274
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■ごまだし食べ歩きマップに関するお問い合わせ
▽佐伯市観光案内所 
電話:0972-23-3400


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こんにちは!中田理奈です。

今回の「食いち!」は、大分県佐伯市でソウルフードとして親しまれている「ごまだし」を紹介させていただきました!

このごまだし、私ははじめて聞く名前でした。
はじめは、お味噌のような味のものなのかな、と見た目から勝手に想像していたのですが、、、食べてみると、お味噌とは全くの別物で(笑)
初めにごまの香りがふわっとして、その後魚のうまみが口の中いっぱいに広がりました。
とても美味しかったです。

何より私にとって、大きな魅力だったのが、その手軽さです。
放送でも紹介したごまだしうどんも、茹でたうどんにお湯をかけてごまだしをのせるだけです。しかも、それだけで、最後の一滴まですべて飲み干してしまうようなおいしさがあるんですから、恐るべし、、、。
そして、私が魅力的に感じたのは、ごまだし文化そのものでした。
ごまだし作りをしている桑原さんへの取材中、漁師町、佐伯で、昔から母から子へと受け継がれてきたその文化を、これからも伝え続けたいという想いが伝わってきました。

そんなごまだし文化がたくさんの家庭で当たり前になり、
桑原さんの目指す“一家に一ごまだし”が実現した時、きっと温かい家庭がいっぱいの温かい世界になるなあ、なんて思ってしまいました。
そんな日が来るといいなあと、心から思います。
皆様も、ごまだし、是非召し上がってみてください!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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