2018年12月12日

皮は緑だけど実は甘い!「スイートスプリング」~熊本・津奈木町~


熊本県に「温州みかん」と「ハッサク」をかけ合わせた、珍しい品種のみかんがあります。その名は「スイートスプリング」。熊本県の生産量が、全国1位です。しかし、デコポンがおよそ2万トンの生産量に対し、「スイートスプリング」は173トン。一番の特徴は「見た目」。その果皮は、みかんなのに「緑色」。「スイートスプリング」の皮はまだ緑色でも中の実から熟します。熊本県津奈木町で20年ほど生産を続けている吉野芳美さん(61)は、ゆずやカボスのような、酸っぱいイメージを持たれ、敬遠されがちだと言います。それでも作り続けるのは、味の良さ。見た目は緑色で熟していないように見えますが、実は酸味が少なく甘くてジューシー。果実が熟したタイミングで収穫するため、実際に食べて収穫を決めるそうです。生産量が少なく、生産者も少ない品種のため、吉野さんのスイートスプリング作りは、試行錯誤の日々でした。そこで、吉野さんたちをはじめ、津奈木町の生産者たち20人で「スイートスプリング部会」を結成。町も協力し、スイートスプリングを名産品にするため、全国の物産展などをまわり、そのおいしさを伝える活動も行っています。その努力が実り、今では全国から注文が殺到するほどの特産品になりました。

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皮は緑色だが、実は熟しているスイートスプリング

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糖度は10パーセント以上、酸度は0.1パーセントと酸度が低いため、甘みを強く感じる

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20年ほどスイートスプリングを生産する吉野芳美さん(61)
 
■スイートスプリングを販売している物産館
▽つなぎ百貨堂
住所:〒869-5603 熊本県葦北郡津奈木町大字岩城1601
電話:0966-78-2000

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みなさんはご存じでしたか
皮が緑色の「スイートスプリング」。
私は昔からよく食べていたのですが、
津奈木町で見たほど濃い緑色のものは初めてでした!
やはり、あそこまで濃い緑色だと、本当に甘いのか不思議に思ってしまいますが…!
食べてみると、甘くてさわやか、果汁たっぷりでおいしいんですよ~♪
生産者の吉野さんがこだわる“糖度の高さと酸度の低さ“。
様々な栽培方法を試しては、変えてみて…
そうした試行錯誤の繰り返しで生まれるおいしさなんだと感じました。
自然の中で育てるからこそ、おいしくするための工夫は一筋縄ではいきません。
「長い時間かけても、少しでもおいしく」と強い信念で取り組む吉野さんの姿は
とても素敵でした。
”緑と甘さのギャップ“を、ぜひみなさんも楽しんでみてください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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